おもしろ遊便館(札幌市南区常盤2条1丁目5-3)
PCの容量が限界になったので取り込んだ写真を整理していたら、こんなネタが出てきました。最近は車ネタばっかりでしたので、久々のこのコーナーです。
今回紹介するのは「おもしろ遊便館」という、公民館みたいな建物の2階に個人で展開されている私設の博物館です。取材は2008年となっているので、当時中学3年生(!!)ですね。確か「滝野霊園」に行く途中で偶然発見し、館長の奥さんにお話を聞きながらの取材、記事もきちんと書いたのですが結局ホームページで公開しないままお蔵入りのネタとなってしまいました。今回、せっかくなので当時の取材記事と共に載せようと思ったんですが、残念ながらメモ用紙は紛失していました・・・。という事でネット検索と当時を思い出しながらのうろ覚えの解説です。
青い建物に掲げられた「日本初の展示館」の巨大文字が誇らしげなこの施設。館長の渡辺さんが趣味で収集した「おもしろ遊便」がギッチリ展示されています。なんでも、縦・横・高さの合計が90センチ以内の物であれば切手を貼って郵便物として送ることが出来るのだそうだ(生き物や危険物などは除く)。館長がこういった珍郵便を集めているのを知った知り合いの皆さんが、実際に館長宛てに送った実物が展示されているというわけ。写真を見てもらえれば分かると思いますが、館内を回ると実に様々なジャンルの物があって驚いてしまいます。思わず「こんなモノまで!!」と笑ってしまう郵便も数多く、非常に楽しい。
「おもしろ遊便は、普通の手紙には無いユーモアを送り主に届ける事が出来る。そこが魅力です♪」と語る館長の奥さんの言葉が印象に残っています。
あいにく館長には会う事が出来ませんでしたが、後日、ポストに僕宛ての手紙が入っていました。見たことも無い雪の結晶の形をしたハガキ(札幌市章をかたどったもの)で、すぐに館長・渡辺さんからのおもしろ遊便だと分かりました。丁寧な字で、来館のお礼を綴ってくれています。『またどうぞいらして下さい!』。人との関わりを大事にする館長だからこそ、これほどの量のおもしろ遊便を集める事が出来たんだなぁ、としみじみ思いました。館長からのハガキは、もちろん現在も引き出しの中に大事に保存しています。
手書きの郵便の温かさを再認識することが出来る素敵な施設、みなさん、ぜひ訪問してみて下さい。
↑ ここだけ見ると何のコレクションなのか分からない・・・。洗剤の容器、化粧品の瓶、うちわ、長靴、缶詰、帽子、冷凍ピザの袋(!!)、貯金箱、お菓子の空き箱、トレイ、絵馬、スポンジ、段ボール、発泡スチロール製のマネキンの頭(ポストに入ってたら心臓に悪い!)・・・どんなものでもある。
もちろん手作りの絵ハガキや、心のこもった達筆の手紙など素敵な物もそろっている。
(左)・・・圧巻の展示物。人柄の良さそうな館長だからこそ、これだけの量を集める事が出来たのだろう。
(右)・・・鉄道マニアには垂涎の品?「するめーる」や「かにめーる」等の珍ハガキもあった。
(左)・・・驚きの生菓子!!賞味期限は大丈夫?(右)・・・サンゴ?文字を書くのはさぞ大変だったであろう(笑)。
ごく平凡な建物の2階に、こんな素敵なコレクションが展開されている。確か「ナニコレ珍百景」でも紹介され、杉村太蔵氏が訪問していた。
↓
個人的に最も魅かれたのはこのトイレ用スリッパ(笑)。裏側にきちんと用件が書かれている。巨大なプラスチック製トレイや、歌舞伎の記念切手が貼られたトイレットペーパーもいい味。
↓
こんなのがポストに入ってたらギョッとしてしまうだろう。最後に「追伸・このプレートは事故車の物ではありません」と添えられているのには笑った。
(おもしろ遊便館・・・2008年6月訪問)
PCの容量が限界になったので取り込んだ写真を整理していたら、こんなネタが出てきました。最近は車ネタばっかりでしたので、久々のこのコーナーです。
今回紹介するのは「おもしろ遊便館」という、公民館みたいな建物の2階に個人で展開されている私設の博物館です。取材は2008年となっているので、当時中学3年生(!!)ですね。確か「滝野霊園」に行く途中で偶然発見し、館長の奥さんにお話を聞きながらの取材、記事もきちんと書いたのですが結局ホームページで公開しないままお蔵入りのネタとなってしまいました。今回、せっかくなので当時の取材記事と共に載せようと思ったんですが、残念ながらメモ用紙は紛失していました・・・。という事でネット検索と当時を思い出しながらのうろ覚えの解説です。
青い建物に掲げられた「日本初の展示館」の巨大文字が誇らしげなこの施設。館長の渡辺さんが趣味で収集した「おもしろ遊便」がギッチリ展示されています。なんでも、縦・横・高さの合計が90センチ以内の物であれば切手を貼って郵便物として送ることが出来るのだそうだ(生き物や危険物などは除く)。館長がこういった珍郵便を集めているのを知った知り合いの皆さんが、実際に館長宛てに送った実物が展示されているというわけ。写真を見てもらえれば分かると思いますが、館内を回ると実に様々なジャンルの物があって驚いてしまいます。思わず「こんなモノまで!!」と笑ってしまう郵便も数多く、非常に楽しい。
「おもしろ遊便は、普通の手紙には無いユーモアを送り主に届ける事が出来る。そこが魅力です♪」と語る館長の奥さんの言葉が印象に残っています。
あいにく館長には会う事が出来ませんでしたが、後日、ポストに僕宛ての手紙が入っていました。見たことも無い雪の結晶の形をしたハガキ(札幌市章をかたどったもの)で、すぐに館長・渡辺さんからのおもしろ遊便だと分かりました。丁寧な字で、来館のお礼を綴ってくれています。『またどうぞいらして下さい!』。人との関わりを大事にする館長だからこそ、これほどの量のおもしろ遊便を集める事が出来たんだなぁ、としみじみ思いました。館長からのハガキは、もちろん現在も引き出しの中に大事に保存しています。
手書きの郵便の温かさを再認識することが出来る素敵な施設、みなさん、ぜひ訪問してみて下さい。
↑ ここだけ見ると何のコレクションなのか分からない・・・。洗剤の容器、化粧品の瓶、うちわ、長靴、缶詰、帽子、冷凍ピザの袋(!!)、貯金箱、お菓子の空き箱、トレイ、絵馬、スポンジ、段ボール、発泡スチロール製のマネキンの頭(ポストに入ってたら心臓に悪い!)・・・どんなものでもある。
もちろん手作りの絵ハガキや、心のこもった達筆の手紙など素敵な物もそろっている。
(左)・・・圧巻の展示物。人柄の良さそうな館長だからこそ、これだけの量を集める事が出来たのだろう。
(右)・・・鉄道マニアには垂涎の品?「するめーる」や「かにめーる」等の珍ハガキもあった。
(左)・・・驚きの生菓子!!賞味期限は大丈夫?(右)・・・サンゴ?文字を書くのはさぞ大変だったであろう(笑)。
ごく平凡な建物の2階に、こんな素敵なコレクションが展開されている。確か「ナニコレ珍百景」でも紹介され、杉村太蔵氏が訪問していた。
↓
個人的に最も魅かれたのはこのトイレ用スリッパ(笑)。裏側にきちんと用件が書かれている。巨大なプラスチック製トレイや、歌舞伎の記念切手が貼られたトイレットペーパーもいい味。
↓
こんなのがポストに入ってたらギョッとしてしまうだろう。最後に「追伸・このプレートは事故車の物ではありません」と添えられているのには笑った。
(おもしろ遊便館・・・2008年6月訪問)