ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

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更新停止中…

2019-10-10 03:25:55 | どーでもいい日常
11月から更新再開予定(たぶん)。

ご心配をお掛けしております。
もう少々お待ち下さいませ…m(_ _)m
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兵庫、岡山、広島珍スポットラリー その13

2019-07-30 01:24:41 | 旅行(道外)2018~
2日目 午後3時。

岡山限定「きびだんごクレープ」でひと休み。
美味しそうだったので、自然のふしぎ館となりの津山観光センターで購入。
…そういや岡山はももたろうの町ですもんね。バニラアイスと共に丸いきびだんごが入っていてうまし。

屋外のベンチでゆっくりした後、すぐ裏の小山にある津山城跡へ行ってみることにしました。




津山城は1616(元和2年)年に、本能寺の変で討死した森蘭丸の弟である森忠政が築城。
近世の典型的な平山城で、往時には五層の天守閣がそびえていましたが、1873(明治6)年の廃城令によってすべて解体。しかし城内には高さ10メートル超の立派な石垣が今も残ります。
明治33(1900)年に鶴山(かくざん)公園として整備、昭和38年に国指定史跡となりました。
日本の名城100選」に選ばれたほか、「さくら名所百選」として県内有数の桜の名所となっているようです。

受付のおばちゃん曰く、つい昨日まで桜まつりが行われていたらしく「後片付け中ですがご了承くださいね~」とのこと。

石段を登り天守閣を目指します。

祭りの後の静けさ…といいますか、確かにあちこちに片付け中のテントが置かれていて閑散としていますね~。
桜は一応まだ咲いていますが、だいぶ散っていてピークは過ぎてしまった感じですね…。北海道ではまだ咲いてすらいないのに(^_^;)

小山のてっぺんに建つ備中櫓



2005年(平成17年)に津山城の築城400年記念行事の一環として復元された建物です。
津山城の本丸御殿とは廊下でつながっていたといい、城主もしくはごく近い間柄の女性の生活空間であったと考えられています。
内部へ入ってみると外観は通常の櫓でありながら、1、2階ともに畳敷きで居間のようになっています。このような櫓は全国的にもかなり珍しいのだとか。
城内の櫓の中でも最大の大きさで、天守に次いで重要な設備だったと推測されています。

天守台にいよいよ到着。



登ってみると、津山の街並みが一望できてとても気持ちがいいです(*^_^*)。
天守閣は地上5階建てで、石垣を除いた高さは約22メートル。一般的な五層の天守としては最大規模のものであったといいます。
1875(明治8年ごろ)には既に取り壊されたそうですが、その後、1936(昭和11)年の「産業振興博覧会」で3分の2のサイズで復元。しかし空襲の目標になることを懸念され、こちらも昭和20年に解体。

涼しい風を感じながら、ここでしばらく風景を楽しみながらくつろぎました(^_^)。

津山の町中から眺めた津山城跡


津山城跡の観光後、少し歩いたところに町並保存地区があるというので行ってみることにしました。
城下町らしい古い町並みが残っているということで期待が高まります(*^_^*)。

城下町の出入口であったという「大橋」を渡ります。


・城東町並保存地区



旧出雲街道に面するこちらの津山の東側一帯は、茶屋、豆腐屋などの商人や大工などの職人の家が並ぶ町人街だったそうです。
1.2キロに及ぶ街道沿いには、近世以降に建てられた多くの伝統的建造物が現存しています。
平成25年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

このあたりは映画『男はつらいよ』のロケ地になった事もあるそうです。丸型のポストはもちろん現役でした。
味わい深い町並みをのんびり歩いてみると、何年か前に友人らと散歩した京都の町屋街を思い出しました。




午後4時半。

本日の宿泊予定地である岡山市中心部へ向かうため、津山駅へと戻ってきました。
列車の時刻を調べてみると、発車までちょうど1分前!階段を駆け上がりホームへ急ぎます(^_^;)。


駆け込んだ列車は、思わぬことに北海道でもよく見慣れたキハ40系車両でした。
扉が両開きであることなど、北海道型と多少は異なりますが、まさか岡山まで来てこの車両に乗るとは…(^_^;)。

地元の専門学生と思しき素朴な女子たちに混じって乗車。
ディーゼルエンジンを響かせ、列車は夕暮れの山間いをくねくね曲がりながら進みます。

なんと味わい深い列車旅だこと…」な~んて感動していると、何やら聞き覚えのある駅名アナウンスが。
もしやと思い、停車時に窓の外を見てみると…やはり!

・亀甲駅(岡山県久米郡美咲町原田)

…ご覧のとおり、なんと駅舎がカメの形をしています(目が時計の形になっているのがナイス)
その外観から珍駅として有名で、書籍やテレビで何度も見たことがあったのです。
まさか通り道だとは思わなかったので見られて嬉しい!!

「亀甲(かめのこう)」の駅名は、近くにカメの甲羅のような形をした「亀甲岩」から由来。
駅構内は他にも銅像や看板などカメだらけだといいます(笑)。
いつかこの町も散策してみたいところです。


午後6時、岡山駅へ到着!

列車に揺られ続けてようやく到着です。それにしてもすごい人だこと。
駅ナカの定食屋さんで夕食を食べ、本日のお宿を探しに夜の街へ。


遠く離れた北海道民からしてみると、岡山市ってイマイチ何があるのかイメージしづらい…(市民のみなさんスミマセン)
観光ガイドを見て初めて知ったのですが、岡山は点字ブロックとマスキングテープ発祥の地だそうです(笑)。

ホテルですが、ちゃんとした個室のホテルに泊まろうと思っていたものの、なんと中心街で一泊1800円のカプセルホテルを見つけたのでそちらにしました。
ボロかったですが特に問題はありませんでした。大浴場と朝食付きだったし。

2日目、完。


次回!3日目!
広島編スタート!まずは念願の自動車博物館へ!

続く。
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兵庫、岡山、広島珍スポットラリー その12

2019-07-11 00:09:14 | 旅行(道外)2018~
2日目 午後1時半。

第10室「両生類・爬虫類」。
なぜかこの1室だけガラス戸で仕切りされており、ガラガラと開けて中へ入ってみると…。

うわぁ…。
鼻につく強烈なホルマリン臭が…(^_^;)。

どうやら奥にある巨大ガラス水槽から発している模様。
ズラリと並ぶウミガメにまずは圧倒されます。


独特な臭いに包まれながら室内をぐるり…。説明するまでもなく、この一室の顔ぶれも相当なもの。
アルダブラゾウガメ、ガラパゴスゾウガメ共に危急種(VU)。剥製なんてそう見られませんよ。
そして隣のガラスケースにはトカゲがズラリ…。この部屋、色々な意味で苦手な人が多そう…(^_^;)。

部屋のド真ん中にいるナイルワニ(全長5メートル)

ワニの剥製なんて初めて見ました。体重は220キロもあるそうです!
残念ながら触ることは出来ませんが、目の前でじっくり見ることができるのはこの博物館ならでは。

そして…この部屋のイチバンの見もの。

体長1.28mの巨大オオサンショウウオ!(右)



スゲェ顔!!! 目はドコ???(笑)
ホルマリンがなみなみと入った水槽に浸かっています。強烈な臭いはココの仕業でした(^_^;)。
世界最大の両生類で、一般的なサイズは70~80センチとのこと。国の天然記念物に指定されています。

ここに入っているのは種の中でもかなり大きい方で、推定年齢は116歳らしいです…。
なお、その他にも同種のオオサンショウウオが何匹か浸かっていますが、なんと魚をくわえたまま窒息死した標本もあります(^_^;)。

…水槽に近づいてじっくり観察してたら、刺激臭で頭が痛くなってきたので移動します(笑)。

オーストラリア周辺の動物

ヒクイドリ、オオフウチョウ、コクチョウ、カンガルー(これもスゴイ顔)など。
ずいぶんと発色の良いカモノハシだな~と思ったら、どうやらコレだけ館内で唯一の人口で製作されたレプリカなのだそうです。

第9室「極地周辺(北極・南極)の動物」



これまた大迫力!!
生々しい傷が波乱万丈の過去を感じされるミナミゾウアザラシのオスの剥製。体長5メートルもあり相当デカいです。
こんなのどうやって剥製にしたんだろ…と思ったり(笑)。横のアホウドリも相当レア。

そして向かいに対決するように配置されているのは体長3.5メートルのホッキョクグマ
リアルなジオラマのおかげで実際にありそうな光景ですが、ミナミゾウアザラシは南極なので生息地は真逆
ここでしか見られない対決!」とふしぎ館も謳う、いわばオリジナルの対決場面なのでした。
…周囲のトドやオオカミなども威嚇姿勢になっていて物語性を感じます(笑)。

第9室「中南米の動物」



本物の熱帯雨林さながらに樹木が生い茂っており、そのあちこちに珍しい動物たちが。
ジャガーピューマなどが目を引きますが、ナマケモノやレア(ダチョウの仲間)、コンドルの剥製はそう見られませんね。

アリクイとアルマジロ



第12室「西アジア・アフリカの動物」



…階段を上り、最後に現れる3階の一室がここになります。
ジオラマの大きさ、中にいる動物の量ともに館内でも最大級で言葉を失うほど。その雰囲気は欧州やアメリカ郊外の自然博物館を彷彿とさせます(決して大げさではない)。


極めて珍しいインドゾウの子どもの剥製。
その前にいるのはライオンキ●グでおなじみのイボイノシシ。


ライオンなんてもはや驚かない…とスル―しがちですが、アフリカライオンとレアなインドライオンが仲良く並んでいます。
隣にはヌーやエランド、アンテロープなどの草食動物たちがズラリ。


草食動物たちはひときわ数が多いですが、首だけの剥製が壁に並ぶのも欧州チック。
この一室のコレクションは大半が英国人のコレクターから入手したものだと聞いて、妙に納得します(*^_^*)。
なお、いずれの剥製も既に50年以上前に製作されたものだといいますが、その割にほとんど傷んでいないのに驚きです。

最後に…。館内に上皇さま訪問時の写真が。

昭和40年との事なので、まだ皇太子時代ですね~。
私費を投じた個人の自然史博物館というのは当時としては画期的で、その物珍しい展示物の噂を聞きつけご訪問されたのでしょうね。
まさか平成の最後(※注)に上皇さまの足跡が見られるとは思いませんでした(*^_^*)。
※訪問日は2019年4月15日。ギリ平成。


…ずっと来てみたかった城下町の摩訶不思議なワンダーランド。
平日という事もあってか滞在時にお客さんは殆どおらず、その楽しくも少し怖い雰囲気にずいぶんと長い時間浸っていた気がします(笑)。
館内で唯一見かけた年配のご夫婦が帰り際、スタッフに「大変すばらしかったです」と興奮気味に語っていたのが印象的でした。

私が今まで訪れた珍スポットの中でも1、2を争うぐらいに感動した場所でした。
是非また来たいです。





つやま自然のふしぎ館、見学終了。


おまけ・津山基督教図書館(現・森本慶三記念館)

森本慶三氏が町への貢献のため設立した施設のひとつ。ふしぎ館の向かいにあり、現在は慶三氏の生い立ちや江戸の暮らしに関する資料が展示されています。
大正15年建築で、1998年に国の登録有形文化財に指定。国内唯一の基督教図書館という事で、正面には聖書にちなんだ羊と山羊のレリーフが彫り込まれています。
時間の都合上、今回は内部は見学できませんでした…。


次回!
津山城跡&古の城下町探索!
続く。
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兵庫、岡山、広島珍スポットラリー その11

2019-05-29 21:01:31 | 旅行(道外)2018~
2日目 午後1時

序盤からかなり衝撃的な「つやま自然のふしぎ館」。人体コーナーを抜け、館内のさらに奥へと足を進めます。
さすが元小学校だけあって、館内は広大。廊下も長い(^_^;)。

第3室「世界の貝類」コーナー。



元・教室のような部屋へ入ると、貝類がズラリと展示されたガラス棚がたくさん。
なんと日本近海および海外の貝殻が2000種もあるとの事。
そしてその1つ1つに手書きの丁寧な名称版つき。

生息地で分けられているだけでなく「色鮮やかな貝」な~んてコーナーもあり、素人でも十分に楽しめます(*^_^*)。

第4室「世界の昆虫」コーナー。

隣の教室へ入ると、お次は昆虫標本が所狭しと。狭い通路の両側にケースが高くそびえ迷路のよう。展示棚は比較的新しめか。
過去の写真を見ると、かつては館内のあらゆる場所(他の展示室の壁や廊下など)に一緒くたに展示されていたようですが、どうやら整理されて専用の部屋が作られたようですね~。

カブト、クワガタ、コガネムシ、チョウ等の定番ものから、クモ等の昆虫外も。
世界最大のガ「ヨナクニサン」や色鮮やかなモルフォ蝶、そしてそのモルフォ蝶から作られたブローチなんてのも飾られていました。




ここから年季の入った階段をギシギシ上り、2階へ。
なんとこのふしぎ館、展示室が3階まであるのです。
そしてここから、ふしぎ館ご自慢の剥製コーナーが始まります。

第5室「アジアの動物」


案内表示に従って部屋に入ると、ガラス越しに大規模なジオラマ風の展示が展開されていました。
何匹ものトラやヒョウが牙をむいてこちらを睨みつけており、渋いタッチの背景画と相まってすごい迫力
なお、真ん中あたりに見えるオランウータンの剥製は明治時代に輸入されたという動物剥製の第1号で、ものすごい骨董的価値があるそうです(^_^;)。

これらの動物たち、私が思っている以上に歴史があるみたいです……。


どの動物も活き活きしていて、普通の博物館では味わえない楽しさがありますね~(^O^)。すご~い!
手前にひっそりいらっしゃるセンザンコウも、現在ではかなり貴重な剥製。つい最近、不正に輸入しようとして逮捕された人がいたような。


思えば1階のゴリラ同様、オランウータンの剥製もそうそう見られるものではありませんよね。なんとここには2頭もいます。奥にいるクロザルもレア。
そして展示室には「本館の展示資料は世界各地の人々から特別の好意で集められたものが多く、再び入手することは全く不可能、館内では絶対禁煙を順守」と手書きの注意書きがあるのですが、特別天然記念物のアマミノクロウサギの横に置かれているのが説得力あります(笑)。

第6室「世界の野鳥類」



こちらは日本、世界問わず、各国の鳥類が一室に勢ぞろい。とてつもない量です。
カナリヤやセキセイインコ、オウム等の飼い鳥がいるかと思えば、ツメバケイ、サイチョウ、ケツァール等の珍種も見られます。
なおシロフクロウはココのイチオシらしく、ガイドブックや外の看板などに頻繁に登場します(笑)。


ずらりと並ぶ各国のワシ、タカ類はどれも大きく羽を広げており、その巨大さが際立ちます。
本当にココの剥製たちは躍動感がありますね。まるで動物園にいるかのような迫力です。


展示室の隅にはこれまた味のある解説板が……、と思えばヒグマに襲われた人の腕といったショッキングな白黒写真も(ホルマリン漬け標本?)。


第7室「北米大陸の動物」



先ほどのアジアコーナー同様、ここもガラス越しにジオラマが展開されているのですが、さすが北米、1体1体のサイズが大きい。体長3メートル越え、ヘラジカアメリカバイソンの存在感が抜群。
後ろの岩に立っているのはシロイワヤギです。

大変珍しいジャコウウシ親子の剥製

グリーンランドの極地に生息するウシの仲間。オスは発情期になると、体から「じゃ香」の香りを放ちます。現在、日本の動物園では見ることが出来ない動物です。

まるで海外の博物館のような雰囲気。

…そういえば、つやま自然のふしぎ館を「ヴンターカンマー(ヨーロッパの珍品奇品を集めた博物館)」に例えている珍スポットのサイトがありました。
館内で時折漂う、どこか日本離れした空気……、その例えもうなずけます。

第11室「日本の鉱石・岩石類」

…すみません、館内が入り組んでいるので展示室の順序が前後しています(^_^;)。
こちらは全国の鉱山、炭鉱から採れた鉱石類を細長い部屋に展示。息抜きがてら軽く見物~。

ヒゲクジラの全身骨格化石

1964年に、中学生が吉井川で発見したもので津山市からの寄託品だとか。
こちらももれなくジオラマ風展示。発見時の様子を臨場感満点で再現しています。

第8室 日本の野生動物と鳥類



ようやくお馴染みの動物たちが出てきましたね~!(*^_^*)
さすがにヒグマやエゾシカはこの館内では地味めか…(笑)。

ここら辺は全国の博物館でも見られるメンツですが、やはり動物、鳥類の数の多さがひと味違います。
ジオラマの枝一本一本に小さな解説が付けられているような感じで、とても全部は読んでいられません(笑)。
ここの一室だけでも小さな展示館一棟くらいの見ごたえがありますよ。




次回!つやま自然のふしぎ館ラストです。
迫力のゾウアザラシ&ホルマリン臭ムンムン!

続く。

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兵庫、岡山、広島珍スポットラリー その10

2019-05-23 02:40:16 | 旅行(道外)2018~
2日目 正午。

姫路から列車に揺られること2時間ちょい。岡山県の津山駅にようやく到着しました。
この駅もICカード非対応のため、改札で駅員さんに精算してもらい駅前広場へ。

津山城の城下町として、古い街並みも多く残るという津山市。
こぢんまりとした山奥の小さな町を勝手にイメージしていましたが、駅前は意外と開けており活気がある印象です。

さっそく街中へ。



周囲を山に囲まれた津山市は、吉井川を通じて瀬戸内、大阪、江戸と交易を行っており、このような高瀬舟が重要な役割を持っていたといいます。
そして吉井川が津山市内で湾曲する縁には河童伝説があり、川へ入った人を深みへ引きずり込むと言い伝えられていました。この辺りでは「ごんご」と呼ばれていたようですね。
故に、商店街には「ごんご」のオブジェがあちこちに。風情がありますね(*^_^*)。

そして、そんな津山の街中に、目指す建物がひっそりとありました。


・つやま自然のふしぎ館(岡山県津山市山下98-1)

津山城跡の入り口近くにあるこちらの施設、1963(昭和38)年に御用商人「錦屋」の末裔である森山慶三という人物が、私財を投じて開設したという自然史博物館です。
木造の旧・高等学校校舎を改築した複雑な館内には、慶三氏が世界各国から集めた動物の剥製を中心として、昆虫、貝類、化石、鉱石類などが所狭しと展示されているそう。ワシントン条約で規制される以前に収集されたものなので、ここでしか見られない希少な動物もいるとか。
入り口前の巨大看板には「世界の珍獣!迫力の22000点!」と誇らしげに掲げられており期待が高まります(*^_^*)。

実はここ、私が憧れる全国の珍スポットの中でもトップレベルで来てみたい場所でした(笑)。
入館料700円を払い、さっそく中へと入ります!


数多くの剥製がいる博物館という事で、入った途端からこんな感じです(*^_^*)。
そして剥製では中々見られないであろうセントバーナードが出迎えてくれるのですが、なんと太っ腹なことにおさわり自由!そして館内は自由に撮影OK。

この先、剥製やホルマリン標本の関係で臭いが独特なのか、入り口では苦手な人用へマスクが置かれていました(^_^;)。

まずは「化石の世界」コーナー。



いきなりガラスケースに約12000点もの化石がズラリと並び圧倒されます。アンモナイトやサンゴ、シダ類、魚類や貝類など。
そして時代を感じる説明版と、太古の時代をイメージした迫力ある絵が味わい深い。

向かいには「世界の貴重野生動物」

館内が誇る特に珍しい動物たちを選りすぐって展示しているようです。
クロヒョウ、ユキヒョウ、ガウル、プロングホーン等々、こちらも迫力ある太古の書き割りをバックに並びます。

ローランドゴリラ

レッドデータブックでは絶滅危惧種(EN)に分類。
ゴリラの剥製なんて初めて見ました(^_^;)。


(左):マレーバク。こちらもレッドデータブックでは絶滅危惧種。さすがワシントン条約以前に収集されたコレクションだ。
(右):キンシコウ。孫悟空のモデルと言われています。こちらは絶滅危惧種よりさらにランクの高い危急種(VU)。故に剥製としても数えるほどしか見られないのだそう。更にここではオス、メスつがいで見ることができ、世界的に見ても極めて希少な逸品なのだそうです。

キリンの剥製に思わず声が出る。

体高5メートル、あまりの高さゆえに座らされています(^_^;)。
動物園では何回も見た事ありますが、こういった全身の剥製を見られる機会はそうそうありませんよね。
ガラス越しではありますが、かなり近くで見ることが出来て迫力満点でした。

第2室「人体の神秘」コーナー

化石、希少動物を経て、いきなり人体コーナーなんですね~。
身構えていなかったのでちょっとビックリ(笑)。




こちらも少し時代を感じる、ひとむかし前の人体生理模型が並びます。昔の学校の理科室を思い出しますね~。説明書きも手書きで素敵。

そして…なんと至るところに本物の頭蓋骨が。



2対並ぶ骨格標本も…左には「実物標本(成人男性)」の文字が。片方はホンモノでした(^_^;)。

そして、本物があるのは骨格標本だけではございません。
ここが、そこらの博物館とは一線を画している、つやま自然のふしぎ館の特筆すべき点であります。



人体臓器のホルマリン漬け標本。
しかもこれ、創設者の森本慶三氏の臓器そのもの!!


森本慶三氏の本館展示物にかける情熱は並々ならぬものであったようで、なんと「法の許す範囲に於て内臓諸器官を生理学標本として寄贈したし」という遺言を残す(実際の文面も併せて展示)。
そして1965年の死後(博物館開館から2年)、その遺言に従い、岡山県の承認を経て岡山大学医学部解剖学教室にて解剖。展示に至っている訳なのです。
念のため、現在の法律においても全く問題はありません。


現在は「脳」「肺」「肝臓」「心臓」「腎臓」5点が並んでいます。かつては20点ほどの臓器がズラリとあったそうですが、展示台の破損などで数が減ってしまったそう。
なお、残る臓器も年月の経過で少しずつ形が崩れてしまっている模様……。
それでも、慶三氏の死後50年以上が経過している中、ここまで形が残っているのは大したものです。

肺の断面がずいぶんと真っ黒だったのが印象に残りましたが、慶三氏は喫煙家ではなかったのが意外。
日本の空気は当時からそんなに汚れていたということか。


展示室の片隅に、森本慶三氏の写真が飾られていました。
実は、慶三氏は宗教家・内村鑑三の教えを受けた熱心なクリスチャンでありました。
ここ自然のふしぎ館の他にも、キリスト教伝道を目的とした「津山基督教図書館」、そしてこの建物の前身である「津山基督教図書館高等学校」を立ち上げ、町の教育環境の向上に尽力。1959年には津山市から文化功労賞を受け、市の名誉市民となりました。

自然のふしぎ館についても、構想から開館に至るまで実に30年以上の準備期間を要したとも言われており、慶三氏の教育にかける情熱を改めて感じられます。


…人によってはちょっと刺激の強い展示物ではありますが、ここは慶三氏に敬意を表し、目を背けず展示物ひとつひとつに対峙したいところです。
もっとも、過去の様子を見ると、胎児(4~8か月)のホルマリン標本や奇形に関するパネル展示、一つ目のアナグマの標本や分娩時の白黒写真など、さらに衝撃的な展示だったようですが、昨今では中々展示が厳しいのか、現在では裏へ下げられてしまっているみたいですが(もっと早く来たかった!)

次回!摩訶不思議な自然のふしぎ館。
まだまだ続きます!


続く。
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