今回から京都編です。
2日目 午後3時。
準急電車に1時間ほど揺られて、「伏見稲荷」駅で下車。
そうです。これから「伏見稲荷大社」へ行きます!(^_^)
駅の構内から良い感じで、気分が高まりますね!
駅のロッカーに旅行カバンを預けて、駅の外へ。
少し歩くと、既にそこはTHE・京都!!
お土産屋さんやお茶屋さんが連なる参道をのんびり歩いていくと、午後の陽ざしに照らされた鮮やかな鳥居が現れました。
・伏見稲荷大社
全国に数多く存在する稲荷神社の総本営。もともとは五穀豊穣にご利益のある農耕神として祀られていたが、商業・工業が盛んになるにつれて、現在のように商売繁盛を願う参拝客が多く訪れるように。
圧巻なのは何と言っても、参道に連なる千本鳥居。人々の信仰心が作りだした幻想的な鳥居のトンネルである。
京都の名所で一番来たかったのが、実はこの伏見稲荷大社でした。実は「稲荷神社」の不思議な雰囲気が大好きなんですよ。
鮮やかな朱塗りの本殿にしっかり参拝し、早速「奥社」へと続く参道へ向かいます。
本殿の横には、既にミニ鳥居の奉納がたくさん。
社務所には大小さまざまなサイズの奉納用ミニ鳥居が売られていました。お土産用に購入していく参拝客も多いらしいです(^_^)
ずいぶん人多いな・・・。やはり海外の観光客がたくさんいらっしゃいます。
巨大な鳥居の連続に圧倒されながら進むと、お次は小さめの鳥居がビッシリ。ほとんど隙間なく並んでいるので、まさに朱色のトンネル。二股に分かれているので迷路のようでもあり、楽しいです。
ずっと見てみたかった光景に感動はしましたが、やはり参拝客が多すぎてイイ写真が撮れない・・・。
しかも落ち着かないし、これじゃあ神聖な雰囲気も何も・・・といった感じです(泣)。
鳥居を抜けた先には奥社がありました。狐の顔の形をした絵馬がたくさん奉納されていて不思議な光景。しかしココも混んでいるのでゆっくり参拝できず。
「おもかる石」という運試しスポットがあったそうなんですが、うっかり見逃してしまいました・・・。
人混みから逃げるようにして、先へと続いている参道へと入ってみます。
多くの観光客は先ほどの「奥社」を参拝したあたりで引き返してしまうそうですが、実はこの先には稲荷山の山中へと続く「お山めぐり」という壮大な参拝路が広がっているのです。
「稲荷山の最深部にこそ、伏見稲荷の真の信仰空間が広がっている…。」というのをかつて聞いた事があります。
それを目の当たりにすることが出来るのは、ひたすら鳥居が連なる参道を進み続けた選ばれた参拝客のみ、というわけ。
せっかくここまで来たんだから、もちろん最深部まで行ってみたいんですが・・・。なんでも「お山巡り」、全てを一周するのに2時間かかるそうです(汗)。案内板に書いてありました。
その案内板のイラストを見る限り結構な標高もあり、登山ともいえそうな行程。
う~ん。だいぶ疲れてきたし、日が暮れるのが心配だし、どうしよう。
とにかく先へと進んでみます。
「何か工事してるのかな?」とよく見てみると、奉納されたばかりのピカピカの鳥居に会社名の墨入れをしているところでした。他にも鳥居の塗装をしていたりなど、参道の数か所でこのような光景が見られました。
こうして今日も鳥居は増え続けています。
ちなみに現在、奉納される鳥居の数があまりにも多いため、新規の奉納は空きを待つほどだといいます。
だんだんと参拝客の姿も減ってきて、深い森の中へひたすら鳥居が続いている感じです。この途切れる事のない果てしない数は圧巻です。こんな山の中までよく運んだよなぁ・・・なんて思ったり。
それぞれの鳥居の根元は、鏡餅のようなコンクリート製の土台で固められているんですが、鳥居どうしの間隔が狭い密集したエリアでは隣の土台にめりこんでいてダンゴ状になっていたりして・・・なにやらここまで来ると怖いです。
膨大な数の信仰心がギッチギチに密集している京のお山。心して歩いていかないとどこかへ引き込まれてしまいそうです。
案内板を見ながら「まだココまでしか来てないのか~!」と嘆く家族を横目に山道を登っていくと、「四つ辻」という開けた場所に出ました。京都の南部が一望できる休憩地点になっています。
もうこんなに登ってきたんだ・・・。
先を見てみると、まだまだ鳥居の参道は深い山の奥へと消えています。ここからが「お山巡り」の本番。この先に、膨大な数の信仰心が渦巻くディープな空間が存在するのです。
ここまで来たからには・・・もう行くしかありませんよね(笑)。
それにしても、難波→通天閣→梅田スカイビルと連続して観光しまくっているのに、よくこんなに元気だなぁ~なんて自分でも思っています(^_^;)
日が暮れるのが心配ですが、先へと進み続けてみます・・・。
次回!
夕暮れ迫る中、さらに山の奥へ。
そして最深部で見たものとは・・・。
続く。
2日目 午後3時。
準急電車に1時間ほど揺られて、「伏見稲荷」駅で下車。
そうです。これから「伏見稲荷大社」へ行きます!(^_^)
駅の構内から良い感じで、気分が高まりますね!
駅のロッカーに旅行カバンを預けて、駅の外へ。
少し歩くと、既にそこはTHE・京都!!
お土産屋さんやお茶屋さんが連なる参道をのんびり歩いていくと、午後の陽ざしに照らされた鮮やかな鳥居が現れました。
・伏見稲荷大社
全国に数多く存在する稲荷神社の総本営。もともとは五穀豊穣にご利益のある農耕神として祀られていたが、商業・工業が盛んになるにつれて、現在のように商売繁盛を願う参拝客が多く訪れるように。
圧巻なのは何と言っても、参道に連なる千本鳥居。人々の信仰心が作りだした幻想的な鳥居のトンネルである。
京都の名所で一番来たかったのが、実はこの伏見稲荷大社でした。実は「稲荷神社」の不思議な雰囲気が大好きなんですよ。
鮮やかな朱塗りの本殿にしっかり参拝し、早速「奥社」へと続く参道へ向かいます。
本殿の横には、既にミニ鳥居の奉納がたくさん。
社務所には大小さまざまなサイズの奉納用ミニ鳥居が売られていました。お土産用に購入していく参拝客も多いらしいです(^_^)
ずいぶん人多いな・・・。やはり海外の観光客がたくさんいらっしゃいます。
巨大な鳥居の連続に圧倒されながら進むと、お次は小さめの鳥居がビッシリ。ほとんど隙間なく並んでいるので、まさに朱色のトンネル。二股に分かれているので迷路のようでもあり、楽しいです。
ずっと見てみたかった光景に感動はしましたが、やはり参拝客が多すぎてイイ写真が撮れない・・・。
しかも落ち着かないし、これじゃあ神聖な雰囲気も何も・・・といった感じです(泣)。
鳥居を抜けた先には奥社がありました。狐の顔の形をした絵馬がたくさん奉納されていて不思議な光景。しかしココも混んでいるのでゆっくり参拝できず。
「おもかる石」という運試しスポットがあったそうなんですが、うっかり見逃してしまいました・・・。
人混みから逃げるようにして、先へと続いている参道へと入ってみます。
多くの観光客は先ほどの「奥社」を参拝したあたりで引き返してしまうそうですが、実はこの先には稲荷山の山中へと続く「お山めぐり」という壮大な参拝路が広がっているのです。
「稲荷山の最深部にこそ、伏見稲荷の真の信仰空間が広がっている…。」というのをかつて聞いた事があります。
それを目の当たりにすることが出来るのは、ひたすら鳥居が連なる参道を進み続けた選ばれた参拝客のみ、というわけ。
せっかくここまで来たんだから、もちろん最深部まで行ってみたいんですが・・・。なんでも「お山巡り」、全てを一周するのに2時間かかるそうです(汗)。案内板に書いてありました。
その案内板のイラストを見る限り結構な標高もあり、登山ともいえそうな行程。
う~ん。だいぶ疲れてきたし、日が暮れるのが心配だし、どうしよう。
とにかく先へと進んでみます。
「何か工事してるのかな?」とよく見てみると、奉納されたばかりのピカピカの鳥居に会社名の墨入れをしているところでした。他にも鳥居の塗装をしていたりなど、参道の数か所でこのような光景が見られました。
こうして今日も鳥居は増え続けています。
ちなみに現在、奉納される鳥居の数があまりにも多いため、新規の奉納は空きを待つほどだといいます。
だんだんと参拝客の姿も減ってきて、深い森の中へひたすら鳥居が続いている感じです。この途切れる事のない果てしない数は圧巻です。こんな山の中までよく運んだよなぁ・・・なんて思ったり。
それぞれの鳥居の根元は、鏡餅のようなコンクリート製の土台で固められているんですが、鳥居どうしの間隔が狭い密集したエリアでは隣の土台にめりこんでいてダンゴ状になっていたりして・・・なにやらここまで来ると怖いです。
膨大な数の信仰心がギッチギチに密集している京のお山。心して歩いていかないとどこかへ引き込まれてしまいそうです。
案内板を見ながら「まだココまでしか来てないのか~!」と嘆く家族を横目に山道を登っていくと、「四つ辻」という開けた場所に出ました。京都の南部が一望できる休憩地点になっています。
もうこんなに登ってきたんだ・・・。
先を見てみると、まだまだ鳥居の参道は深い山の奥へと消えています。ここからが「お山巡り」の本番。この先に、膨大な数の信仰心が渦巻くディープな空間が存在するのです。
ここまで来たからには・・・もう行くしかありませんよね(笑)。
それにしても、難波→通天閣→梅田スカイビルと連続して観光しまくっているのに、よくこんなに元気だなぁ~なんて自分でも思っています(^_^;)
日が暮れるのが心配ですが、先へと進み続けてみます・・・。
次回!
夕暮れ迫る中、さらに山の奥へ。
そして最深部で見たものとは・・・。
続く。