ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

原子力PRセンター とまりん館(後編)

2024-05-02 23:17:33 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
※2016年訪問、2024年再訪。前編はこちら




さて「外部遮へい壁」と「アニュラス」の中へ入り、いよいよ原発の核の部分、原子炉である。
原子炉容器が実物大の大きさで再現されており、黄色く光るのは「ペレット」から成る「燃料棒」を束ねた燃料集合体の数々である。
この燃料集合体が、原子炉容器の中には157体入っているという。


原子炉の中で燃料集合体のウランが中性子を吸収し、核分裂の連続反応を起こすことで大量の熱が発生する。冷却水が温められ320度の熱水となり、これが蒸気を発生させて発電機のタービンを回すのが原子力発電の仕組み。
原子炉の中では「核分裂を体験しよう!」ということで、足でウランを踏むと弾けて次々と核分裂が起こるバーチャル体験があった。すごい展示だ。


原子炉容器の隣には、こちらも実物大で再現された蒸気発生器の模型。
この中にある配管に熱水が流れ、二次冷却水を蒸気にする仕組みだ。
発生器からタービンに繋がる蒸気管(放射性物質が漏れないように多重構造になっている)もあった。




順路に従って進み、ここからは作業員の放射線管理について紹介するコーナー。
被ばくを防ぐため、管理区域を汚染可能性レベルで細かく分けたり、入退域を細かくチェックしていたりなど作業ルールを学べる。



管理区域内に入る際の作業員の装備である。
専用の作業着に着替え、立ち入り許可カード、表面汚染検査の測定器や時間管理できるポケット線量計などが必需品だ。



お次は原発の安全運転を担う中央制御室である。
3交代制の24時間体制で各設備の監視を常時行い、核分裂から発電までの全てをコントロールしている。
とまりん館内のここはタッチパネル型のゲームに参加できるミニシアターになっており、10分程の上映で原子力発電の流れを楽しく学ぶことができる。
「ウラン」「プルトニウム」などの表記が次々と流れてくるシアター上映はなかなか非日常的だ。


中央制御室の隣で怪しく光っていたのは使用済み燃料ピット。水深12メートルある専用プールで燃料集合体を冷却、貯蔵している様子が再現されている。
保管の取り扱いはすべて水中で行うので、放射線はプールの外へは漏れず作業員の人体に影響はない。


使用済み燃料に加え、取り扱いに特に注意せねばならないのが放射性汚染物質。展示の最後には低レベル/高レベル汚染物質の廃棄方法を解説している。
放射能レベルの低い「低レベル放射性廃棄物質」は圧縮しドラム缶に詰め、発電所内に一時保管したあと青森県の廃棄物埋設センターに運ばれ埋設処分される。アスファルトで固めた液体や、布、紙など可燃物を焼却した灰、裁断したビニール・ゴムなどの不燃物が含まれる。
使用済み核燃料から発生した廃液は「高レベル放射性廃棄物」であり、こちらはガラス原料と融かし合わせステンレス製の容器の中でガラス固形体に。30~50年ほど地上で貯蔵し冷却した後、300メートル以上深くの地中(岩盤)で「地層処分」されるという。

この他、3号機の再稼働後に予定されているプルサーマル発電(使用済み燃料からプルトニウムを取り出しリサイクル)についてもパネルで紹介されていた。



施設の最上階4階はガラス張りの展望ラウンジとなっており、積丹半島の青く輝く日本海などを望める。
双眼鏡が常設されているが、残念ながら山の陰に隠れ、泊原発本体はここからは見えなかった(寿都町あたりまで南下すれば割とよく見えたはず)。
2階には小さな図書コーナーがあり、原子力エネルギー関連の書籍がかなり充実していた。
またプール棟も併設しているようだが、2024年現在、休止中であった。

完。
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原子力PRセンター とまりん館(前編)

2024-05-01 21:06:39 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
※2016年訪問、2024年再訪


原子力エネルギーの信頼回復なるか?
(古宇郡泊村大字堀株村古川45)



後志管内泊村の泊原発が稼働停止してから、すでに12年が経過している。
北海道唯一の原子力発電所である同原発は1989年に1号機、1991年に2号機、2009年に3号機が運転開始。2010年度には道内で使用される電力の約4割を担っていたが、2012年5月以降「定期検査中」として一切の発電をストップしているのは、言うまでもなく2011年・東日本大震災による福島第一原発の事故を受けたものである。
原子力エネルギーの安全性を疑念する声はいっそう強くなり、泊原発は再稼働へ向けた審査を原子力規制委へと申請しているものの、審査は長期化している状況。
22年には反対派の道民ら約1200人の訴訟を受け、札幌地裁が「運転差し止め」の判決を下す(廃炉は認めず)。北電側は控訴している。



そんな泊原発から直線距離で2キロほどの場所に、今回紹介する原子力PRセンター「とまりん館」がある。原子力発電の仕組みや、泊原発の安全への取り組みなどを子どもでも分かりやすく学べる施設となっている。
原発停止以降どうなっているんだろうと思ったら、今日まで律儀にかつひっそりと開館を続けていた。
実は2016年に訪問しているのだが、中々デリケートで込み入った話題であるため更新を後回しにしていた。8年越しの記事編集に当たり施設を再訪してきたので、2016年、2024年の写真が混在していることをご了承いただきたい。

清潔感溢れる4階建ての施設は入館料無料とは思えぬ立派さ。
エントランスでは原子炉格納容器をモデルにしたと思われるマスコットキャラ「とまりん」がお出迎え。



2024年は、ちょうど3月末に新たな防潮堤の設置工事に着工したばかり。
これまで海抜16.5メートルあったものを19.5メートルに上げる計画で、工期は3年程度を予定しているという。
高い吹き抜けのホールでは、親切に防潮堤の高さ(敷地高さ10メートルを抜いた数値)が実寸で示されているのだが、すでに新たな高さの9メートルに書き替えられている(2016年訪問時は6.5メートルであった)。



なお施設の入り口には、敷地内での無許可取材やデモ行為などを禁止する注意書きが立っており、少し物々しい雰囲気。入館しカウンターの職員と対面するときは何やら緊張してしまった。
なお、私は原発反対派でも推進派でも無い。


展示室に入ると、まずはハンドルを回して電気を発生させたり、装置を動かしたりする、よくある科学展示コーナーが展開されていた。
写真には写っていないが、2024年訪問時はゴールデンウィーク真っ只中であったためか、家族連れや旅行者がチラホラと。




そんな中に、放射線の飛跡を観察できる「霧箱」や、体内の放射能を測定できる装置など原子力PRセンターらしい設備があったが、昨今の状況のせいなのかいずれも「調整中」であった(※2016年)。
※2024年訪問時には撤去されていました。



さて、ここからがメインの原子力展示コーナー。
とまりんが指し示す「原子力展示はこちらです」の看板に従い、卵形のゲートを進んでゆく(冒頭の写真)。
展示室内は原発3号機内を模しており、我々見学者は順路に従い原子炉や蒸気発生器の中に入って構造を学ぶ仕組みだ。



まず現れたのは原子炉格納容器内の蒸気発生器からつながる巨大なタービン。
原子炉内で冷却水を熱水にし、蒸気を送ることで回転し発電する。


向かいにはタービンとつながっている原子炉建屋がある。
原子炉の中の放射性物質は外部へ漏れないよう「5重の壁」で閉じ込められており、最も外側である建屋の「外部遮へい壁」が再現されている。
厚さ約1メートルの鉄筋コンクリート製で、内部には最大直径38ミリの極太鉄筋が使われており地震にも耐えうる設計。
外部遮へい壁と原子炉格納容器の間には、さらに幅約1.5メートルの密閉された空間「アニュラス」があり、圧力を低く保つことにより格納容器から万が一放射性物質が漏れても外部流出を防ぐ構造となっている。



原子炉建屋の前には、これでもかというほどの泊原発の安全対策アピール(※2016年)。
さて、いよいよ原子炉の中へ。まさに「核心」か。

続く。
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旭川 三番館(後編)

2023-11-13 00:39:28 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
(2023年訪問)前編はこちら




売り場は1階が紳士服や靴、肌着、2階が婦人服、3階が着物中心。カフェやそば屋さん、アイリッシュサロンなども入っています。
創業時は呉服屋だった事も関係しているのか、着物、帯の品ぞろえがこれまた圧巻。3階のほぼフロア全体を占めていたことに驚きました。
そして1階の一角には阪神タイガースのグッズを集めたコーナー(社長一族のコレクション?)。


1階金券ショップのカウンター横には、リアルタイムで更新されているであろうセ・リーグの順位表エレベーターのドアにも虎マーク(^_^;)。
あらゆる場所が虎柄……。


こちらは何とも楽しい、2階の階段踊り場付近の虎グッズコーナー


ぬいぐるみから張り子の虎、置き物、絵馬など、とにかく虎がモチーフのものがずらり。
お客さんが寄贈したものが多いのだそうです。


虎グッズたちのすぐ隣にある素敵な休憩スペース(こっちもあちこちに虎)。そしてほのぼの川柳のコーナーがここにも。
なお、お客さんから集まった川柳作品はエスカレーター付近の壁など、店舗内のあちこちにベタベタ貼られていて賑やかな雰囲気(^_^)。


地下1階から3階まで、2周ほどしてくまなく探索を楽しみました。
エスカレーターや階段の踊り場には川柳だけではなく、やはり世界遺産や観光名所のパネル。かと思いきや隣に風景画も飾られているのでカオスという言葉がぴったり。
寂しくなりがちなフロア間のスペースを少しでも明るくしようという工夫でしょうか。でも楽しいですよね。


最後に。帰り際に見つけた店舗南側の外壁。
世界のパワースポット」と称し、ピラミッドやグランドキャニオンなど、世界中の有名な場所が素朴な絵と手書き文字で紹介されています(*^_^*)。誰が描いたんだろう……。


日光東照宮や京都の社寺など、日本の歴史的建造物もいくつか。
その他、アイヌ文化で有名な平取町二風谷なども。
日光の仁王像は素人感満点(失礼)なタッチが珍スポファンには嬉しい限り(*^_^*)。

なお、この日は偶然にもお笑い芸人の「錦鯉」がテレビ番組で紹介していた翌日。
2人が描かれた新たなイラストが外壁にお目見えしていました。



阪神タイガースが日本シリーズでアレしましたね。
想像通り、三番館では優勝翌日の11月6日から38年ぶりの優勝セールが行われました(~同11日まで)。
店内の商品は最大9割引。店舗前で社長がくす玉を割り、先着順で虎にちなんだどら焼きが配布されるなど大賑わいだったようです。道内の各テレビ局がこぞって紹介していました。

完。
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旭川 三番館(前編)

2023-11-04 01:14:20 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
(2023年訪問)



・三番館(旭川市三条通15丁目右1号)

1932(昭和7)年創業、2022年に90周年を迎えた旭川市の名物的衣料品店です。
老舗ならではの昭和レトロな雰囲気が漂っているのに加え、先代の社長が熱狂的な阪神ファンであるため、店内の装飾など全体的にタイガース色が強くものすごい雰囲気になっている。
案の定、9月のセ・リーグでのアレの際は特別セールを展開するなど大にぎわいだったもよう。
日本シリーズ真っ只中の11月現在も盛り上がっているのは容易に想像できますね。

前々から気になっている場所だったのですが、なんだかんだで今年(2023年)初訪問。
どうして今まで来ていなかったんだろう」と後悔するほどのかなりレベルの高い珍スポットで、久々に大満足の一日となりました(*^_^*)。
では、レポートをどうぞ。


三番館のある銀座商店街自体が、古びた建物が並び素敵な雰囲気なのですが、通りに面した一面には味わい深い手描きの壁画が。過去の写真を見ると描き替えもされているようです。
そして、地元の川柳会会員による「ほのぼの川柳」コーナーも。
どうやら来店客に笑顔になってもらおうと、店舗が随時募集しているもよう。



こちらは店舗東側の駐車場から見た様子です。
壁全体をぜいたくに使った、なんとも味わい深いタッチの壁画。この写真をインターネットで見つけて三番館がずっと気になっていた次第。
創業90年との事で、市内の石狩川に架かる旭橋(北海道遺産)と同年代であることが誇らしげに書かれていますね。


入り口横には某ライオンのデパートよろしく、リアルかつ存在感バツグンなフルカラーのトラの像がお出迎え。前を通るとセンサーで六甲おろしが流れ出すという本気さ(未確認)。


鏡張りの天井からぶら下がる照明が何ともレトロな北側の入り口。
なお狛犬よろしく対になった招き猫(よく見ると黄金のトラ)が出迎えてくれます。


別の入り口には、なんと本物のトラの剥製が2体も。
衣料品店なのに、中々のスペースを割いてこんなのが堂々と置かれているのが最高すぎます。
いかにも昭和の作品らしい出来栄え(表情とか)なこの2体、どちらも客から寄贈されたものらしいです(剥製証明書も誇らしげに展示)。



いよいよ店内へ。1階は紳士服と肌着、靴などが並びます。
フロア面積自体がそれほど大きくないこともあって、商品、陳列棚などギュッと縮められている感があり、期待通りの素晴らしい雰囲気です。
訪問時は某・大手総合小売店勤務の同行者がいたのですが、動線を全く無視した什器の配置に驚いておりました(笑)。また、入店してすぐ下着コーナーが現れるのが「癖が強いw」とも。
現職の人と一緒に回ると視点が違って勉強になりますね(*^_^*)。


さて、三番館ご自慢の地下1階、寝具・インテリアコーナーへ。
ターゲットの客層が比較的高めであろうここ三番館ですが、なぜかじゅうたんの品ぞろえが突出しているのが有名。さっそく拝見しましょう。




こちらも決して広くは無いであろうフロアに、数えきれないほどの立派なじゅうたんが所狭しと。階段の踊り場にまで溢れていて圧倒されてしまいました。
原産国もさまざまな世界中の品が並び、お値段も凄い……。ただ、現地仕入れとのことで他店と比べると破格のようです。


あえて迷路のように、入り組んで配置しているというじゅうたんの壁
狭い通路を歩いてみると、ペルシャじゅうたんの独特な模様も相まって遺跡を探検しているかのような気分になりました(^_^;)。


あちこちにある階段の踊り場にもじゅうたんだらけ。この品ぞろえ、社長の趣味なのでしょうか?
また、なぜか世界中の観光名所や街並みのパネルがあちこちに貼られているのも独特ですね……。

続く。
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高砂温泉(後編)

2023-10-08 02:24:40 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編

(2021年訪問)前編はこちら
※現在、大幅リニューアルされています。



早く大浴場へ行きたい気持ちを抑え、引き続き館内探索を続ける。
フロントから向かって左側の宿泊棟、ゲームコーナー方向へ。


廊下にもかなり高額そうな存在感のある置物がそこかしこに。お国や統一感などは全く考慮していないと思われる。
なおこれらの膨大な調度品、先代が「お客様に楽しんでもらえたら」と考え蒐集したのだそうな。
こんな品々、いったいどこから買い付けてきたのか。




中にはハンドメード風の小物類や鉱石、造花なども。何でもありですな。
コインランドリーと共用の洗面スペースもあるのだが、こちらにもオブジェ類たくさん。


ガラスケースの中には値段の付いた立派な品々がズラリ。1~3万円台と意外とリーズナブル?
ご希望の品がありましたらフロントにお申し出ください。準備してございます」と書かれてある。
……ここは入浴施設じゃないんか。

なお、訪問時はリニューアル直前の一掃セールという事で、このケース内のみならず、全館で置物の引き取り手を募っていた(価格は各々で応談)。私は持ち帰れなかったので断念したが。


チェックアウト後の日中だからか、ゲームコーナーへ続く廊下は消灯されており薄暗かった。
途中には旭川近郊の観光名所や動植物の古びた案内パネルや、ボタンで光る立体地図なども(残念ながら反応せず)。


何となく秘宝館テイストな、剥製や本物のサンゴを贅沢に使った海底のジオラマも。書き割りが良い味。
海の底なのに、なぜか奥にはハブVSマングースの剥製まである。


そして廊下の突き当たりのゲームコーナー。
こちらも薄暗いこともあってどこまで実働なのか分からないが、貴重な生き残りであろう昭和のゲーム筐体や、その名の通りな見た目の「カラオケBOX」などが目を引く。


ここにも、あちらこちらに巨大な木製の置物が。こんな立派な逸品そうそうお目にかかれんですよ。
引き取り手は無事に現れたのだろうか?





さて、探索を切り上げて大浴場へ。
お風呂のデパート」という名に恥じず、ここ高砂温泉は豊富な種類の浴槽が自慢。
純良オゾンで全身美容が出来るパールオゾン風呂、ラジウム低周波電気風呂、漢方生薬をブレンドしたすごい色の中国漢方エキス風呂、ゲルマニウム鉱石風呂などなど。

特筆すべきは、館内の独特な雰囲気というかセンスが大浴場でも健在ということ。
本物の岩があしらわれたダイナミックな洗い場にはミロのヴィーナスがドドンと存在するし、怪しくライトアップされた浴槽のド真ん中には灯台が建ち、赤いライトがグルグル回転している(灯台風呂)。
浴槽の傍には相変わらず謎の置物や鉱石、石灯篭などが配置され贅沢な事この上ない。

そしてすべり台付きのプールまであるのだが、その横にはタイル張りのらせん階段と狭い通路が。
天井が低く、妙に入り組んでいる箇所を中腰になりながら登ると、屋上の露天風呂エリアが現れる。
仙人と天女の壁画や高砂温泉名物・ヘルシーミュージックステレオ付きの浴槽(近くのスピーカーから音楽が流れるだけ、ただし自慢げな看板が良い味)、名湯を再現したという別府海地獄の湯(おそらくバスクリンで着色)などこちらも大満足。高台にあるので、旭川の市街地を望める良い眺めだし。

……ちなみに今更だが、ここ高砂温泉は天然温泉ではございません……。楽しいからいいけど。

・おまけ リニューアル後に訪問(2021年10月)
 →
「高砂仙人」の木彫りは入り口にありましたが、小奇麗になってしまいオブジェだらけのカオスな面影は全く無し……(泣)。
お土産コーナーがあった場所には軽食コーナーが。休憩スペースには彫刻つきの椅子や置物の代わりに、座り心地の良いソファとマンガがずらりと並んでいました……。
現在もレトロを意識しているので、駄菓子コーナーや昭和の日用品コレクション、レストアされたアイスクリーム自販機などが楽しめます。
また、大浴場は若干新しくなっているもののほぼリニューアル前のままなので、以前ほどではありませんが現在でも十分楽しめる場所ですよ。
実際、これを書いている今も高砂温泉にまた行きたくなっているホルマリンなのでした。

完。
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