IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

郷愁の中国紀行(6日目)

2008-07-09 11:04:34 | 旅の足跡

1986年7月15日(火)
-北京から西寧に向かう-

汽車賃 102元(北京~西寧)
宿泊代3泊分 168元(北京清華園賓館)
昼食代 5元
タクシー代 16元(ホテル~北京飯店~北京駅)
珈琲代 2元
夕食代 3元
ミニボトルウィスキー 9元
(レート 1元=約42円) 

さあ、本日より中国自由旅行の開始。
ホテルの支払を済ませてから、まず腹ごしらえにと、手作りうどんの店に行き(北京に手作りでないうどん店があるかどうかは知らないが・・・)、コーヒーともしばしお別れと、北京飯店喫茶ルームに寄り道して、夕刻に北京駅に入った。
駅の待合室は人、人、人・・・・ベンチにも通路にも、人々があふれかえっている。
でも、よく見ると、人の量よりも、荷物の量のほうが多いかも知れない。
だいたい、普通の大人は、自分自身の倍くらいの荷物を抱えているのだから・・・。

構内アナウンスがされてはいるものの、まわりに反響してしまって、私には「ウワン、ワ~ン」としか聞こえない。
すべてを背負っているWさんが、何やら火車の遅れを放送しているらしいと言う。
必死になって人々を掻き分け、ようやく駅係員に確認をとると、我等が乗る予定の火車だった。
2時間程の遅れだと言う。

こんな時こそ臨機応変にと、構内大餐庁で夕食をとることにした。
ここも人だらけ。
食券を購入した後に、広い餐庁の中を、食料求めて歩きまわるというセルフ方式で、それはWさんに任せて、私はテーブルと椅子をしっかり押さえて、食卓確保を図った。
今夜から一般人民メニューで、野菜炒めに茹でギョーザ、それに必需品のビール(これは私が酒好きで・・ではなくて、お腹の消毒用で・・・と言い訳しながら飲んでましたねえ)。

午後11時過ぎ、我等はようやく車中の人となった。
眠られない夜のためにと準備したウィスキーだが、今夜は必要ないようだ。

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