我が庭の「ど根性すみれ」は今年も元気に可憐な花を咲かせてくれました。
今朝のTVで、ジャズシンガーの綾戸智恵さんが倒れた事を知った。彼女の生き方に共感していたし、ある種、尊敬もしている。
張り切り屋さんの彼女だから、無理はしないと思いながらも頑張り過ぎていたのだろう。報道によれば回復されたようで良かった。
で、私の知人のことを思い浮べたのだ。
昨年の事、会社の同僚であり飲み仲間だった知人が病気で倒れたことを他から知らされた。幸いに命に別状は無かったものの、現在、休職中という。元気だという話は聞いているが、様子を知りたかったし、実際に会って安心もしたかったので、彼の奥さん(彼女も同僚)に連絡を入れ、待つこと3ヶ月。今月になって、彼は勿論、彼女の都合も付かないから・・・と断りのメールが入った。
都合が悪いと断られた事は何とも思わないし、私が見舞いに行ったからって、現状が変わる訳でもない。ただ、彼女(奥さん)に迷いを感じる・・・会う事への躊躇が・・・。彼女の頑張りが心配だった。私の在職中、彼女の頑張る姿は、十分、見聞きしていた。病気治療中で休職中という、この現状で、頑張るなというのは、きっと、無理な事だと思う。でも、だからこそ、心は解放して欲しいと願う。それが為のお手伝いは、私にも出来ると思っているが・・・彼女にうまく伝わらないのが切ない。
「頑張らない勇気」とは、私が勝手に主治医としている梅原純子さんが、さんざんTVで言われた言葉であるから、多分、多くの人達が耳にしたと思うが、私は、これをモットーとしている。
押しつぶされそうな時、「頑張らない勇気・・・頑張らない勇気・・・」と心で呟くと、胸の塞ぎにちょっと穴が開くような気がする。
綾戸さんはブログで「頑張らないように頑張る」と言っているとか・・・私も知人(彼も彼女も)から、「ねえ、こっちに出てこない?」と言ってくるのを待っている。
親しいが故に、合いたくない、今より改善された時、きっと、「あの時は失礼しました。!主人もやっと元気になってネ!」と 便りがあるかもしれません。
今日は紫色で、さわやかな!落ち着いた色です。