半日村の「梅」の花も、チラホラと咲きだしました
TVのニュースを見るのが、「シンドイなぁ・・・」と感じる事が多くて、殆ど、見ていません。
新聞も、一日遅れを、ざっと、斜め読みして、気になる所があると、ちょいと見直すだけ・・・という、全く、社会性の無い生活を過ごしています。
それでも、何となく、世間の動きは伝わってきて、憂鬱な気分になったりするのですね。
2月1日付 毎日新聞「風知草(山田孝男氏著)」欄を眺めていた時、花形閣僚とその秘書たちの醜聞(というより、日常茶飯事だろう・・・伊豆の花見解)を批判し、憂いている記事の見出しに「無私の日本人」とあったのです。
「へぇ~、この節、無私な人もいるんだ」と、よくよく記事を読んでみると、その「無私な日本人」は、江戸時代中期、仙台藩云々・・・とあり、なんだ、現代の人では無いのかと、その先を読む気力も衰えてしまったが、歴史学者の磯田道史氏が、古文書から読み解き、現代によみがえらせた記録が、その「無私な日本人」なのだそうです。
山田氏が磯田氏に「無私な日本人」執筆の伏線を聞いた折り、「学生時代に読んだアインシュタインの文章に・・・人の価値は、その人が得たものではなく、与えたもので測るべきである・・・とあり、本質の問題から説き起こすような史伝文学が必要と思っていた」のだそうですね。
また磯田氏曰く、「政治に係わる人間、つまり、多数者の運命に責任を持つ人間に求められているものは、目先の評価ではなく、後ろ姿を拝まれるような人になる、ということだと思う」(以上、「風知草」から)。
また、2月6日付 毎日新聞「メディア時評(平沢克美氏著)」に、「お国自慢と記憶の捏造」という見出しで、
「安倍首相は「日本を取り戻す」をスローガンに掲げているが、どの時代のどんな日本を取り戻したいのか判然としない。
・・・司馬遼太郎は、著書「昭和と言う国家」の中でこんなことを言っている「愛国心はナショナリズムとも違います。ナショナリズムはお国自慢であり、村自慢であり、家自慢であり、親戚自慢であり、自分自慢です。これらは、人間の感情としてはあまり上等な感情ではありません」。自分を客観的に見ることができて、人も国も大人になるのです」(以上、「メディア時評」から)。
意識して選んで読んだ記事ではないのですが、私が、一番、気になっている所を吐いてくれたように思います。
政治家に清廉潔白・高潔さなど、私は要求しませんが、私利私欲は適当にして、せめて、交換できない地球にとっては害の無い、我が国にとっては有益であり、国民にとっては安全な生活を維持できる・・・そんな政策の選択力、決断力、遂行力は欲しいと思うのです。
だからといって、遂行力のある独裁国家でも困るし、そこは中庸にというのも、やはり、難しい事かも知れませんね。
真剣に・・・と大げさに述べながら、実は、かなり「イイ加減で勝手な」考え方でした・・・大人になりたいですよね。
この梅は「小梅」で、今年は、花の付きも良いようなので、実の収穫も期待できるかも・・・私欲はダメ?
当地、ネットで調べたら、今日の最低気温は-17度だったらしいです。
と言うのは、火の気の無い寝室が余りに寒いので(寝る30分程前に点けたストーブは、危ないので消して寝るので)、今朝は寝坊して7時半に起きたものですから、早朝の気温は測定できませんでした。
札幌は何処が観測点なのかは知りませんが、-7度とか。建物が密集していて炭酸ガスに包まれ、おまけに夜中暖房を焚いている建物も多いからでしょうか。
そんな訳で、こちらの路地植えの梅の時期は、4月末になってしまいますから、早くも開花し出した伊豆の花さんの地域の梅に春を感じさせられました。
当地では、寒い寒いと言っても、多分、マイナスを記録する日は少ないと思います。
「-17度」の気温は想像も出来ませんし、果たして、私にも住める気温かなとさえ思ってしまいます。
大自然によって人間性も育成される・・・とすれば、何と、我が地方では気の抜けた人間ばかりではないかと、心配になりますね。
我家の「梅の花」も、この小梅の木より、もっと早く咲いたものもあります・・・多少、種類に寄るのかも知れません。
近所の「伊豆の国桜」が、大分、蕾が色付き膨らんで来ました。
近いうちに、「小さな春」をお届けできると思いますよ。
こんばんは、
梅も咲きましたし草や花も、
どんどん元気になって来はじめています、
また草刈草引きの季節が、
すぐに来ます、
アホノミクスなどケセラセラです、
北欧の住宅ローンは、
借りると金利がもらえます、
もちろん手数料とかは要りますので、
僅かな額です、
それにしてもすごいです、
これで金利マイナス10パーセントくらいにしたら、
日本の借金も減ってしまいます、
これぞアホノミクス。
でナニナニ?無私の人・・・・
そんな人がこの世にまだ居るのかしら?などとついうがった事を思ってしまった我が邪悪な思いに逆にゾッとします・・・キレイ事だけで鬼の住む世間は渡れないし、かといって、鬼ばかりでもない世間は下手な優しさがうっとうしいし・・・丁度いいようにというのは奇跡に近いのかもしれない・・・なんて思ったりしてしまう自分がカナシイ~(^^ゞ
率直に言うと誰も彼も曲者になりつつの大人社会だし、自分も間違いなくその一員であるという現実・・・どこかで自分を正す必要を感じないでいられない・・・
とエラそうに言っても言葉上のことだから・・・これもきれいごとに聞こえてしまう・・・
だから、
だからこの小梅ちゃんに正されているような自分を感じます・・・ありがたいね・・・自然の生き物は・・
カワイイなぁ・・・
紙面を埋める記事の殆どが、私にとっては、意味不明だというのが現実です。
どう批判をしたら良いのか、称賛すべきことなのかしら・・・判断が付きません。
で、行きつく先は「何を考えても、私の生活は変わらない」という無責任な考えになるのですね。
もう、私の余命はそう長くないですが、これだけは死守したいと思う「戦争は起こさない」を、見守りたいと思います。
ホント、花は不思議ですよね。
如何に伊豆と雖も、まだまだ寒い日々なのに、ほぁっと咲いた小さな梅の花に、暖かさを感じるのですから・・・
我家のどうってことのない花を、約10年、ブログに掲載してきました。
そんな花で、誰かの気持ちがなごんで貰えるとわかったことが、最大の幸せだと知らされました。
こちらこそ、感謝!ですよ。
「賃金の引き上げ要請」「女性役員30%・輝ける女性」等々枝葉末節な?事に総理が・・・残念でたまりません。
大きな幹の表現を忘れています。 と政治の話をウッカリとしました。
現政権に不満を持っているからか?
私も同感です。
総理というのは、(組織としての)理念のブレを見張る事が、主な職であると、私は考えます。
でも、最近の閣僚を見ますと、質の高いブレーンを持つ事の重要さを感じますよね。
ま、これは、政治に該当するばかりでは無いのは、明らかな事なのですが・・・
2/1の毎日新聞の 「風知草」 にあったというお話の、『無私な日本人』 に感銘していました。仙台藩士のその人はだれだったのか、磯田道史という方のそのご本も読みたいと思いました。
貴重なお話、ありがとうございました。
全く、読書から遠ざかっている私が、コスモス様にお役にたつなんて・・・とても嬉しいです。
ふと手にした本(に限らず、目にしたものであっても)に、心が洗われる事も多いですよね。
私は、斜め読みですが、それでも、無知を補って貰っています。