IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

また一つ前進した?

2024-08-05 15:04:57 | この頃思う事

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相変わらず、この花の名前を覚えることが出来ない・・・というか覚える気が無いのかも知れない。
でも、気温35度を超す猛暑の中でも、しっかり存在感を示していて、まるで夏の申し子のように凛と立つ姿が好きである。

そう言えば、ずっと昔の事だが、我が家に「メキシコヒマワリ」というこれに似た花を植えていたことがあったが・・・
花色は濃い橙色(朱色より黄色ぽくて)をしていて、その花も夏にふさわしい風情だったが、いつの間にか絶えてしまったのが残念!、そう、かなり好みの花だったからねぇ。

 


 

 

    7月19日に植え替えた「九条ネギ」8月1日現在の姿

ネギを植え替えたのが7月19日で、今日(8月5日)まで、当地に雨が降ったのは1日のみで(それも数時間)、今日まで、雨は降って来ない。
見るからに干からびて来ているネギを眺めながら、それでも、結構、考えたのですよ・・・今、水撒きをすべきか、それとも雨降り迄待つべきか・・・ってね。
水撒きが大変だから嫌という訳ではない、ただ、一度水撒きをすると、毎日、水を与えないと却って乾燥してしまうし、その上せっかく耕運機を入れて解した土が、固くなってしまうから(自然降雨では土が固まらないのが不思議)、出来れば水撒きは避けたいと思っていたのだ。

でも、自分自身が耐えきれなく、植え替えより1週間後に水撒きをした、その後、一日だけ軽~く雨降りの日があったが「焼け石に水」程度で・・・8月に入ってから、もう一回、水撒きをした。
天気予報では、今週末辺りから雨降りの日があるようだから、それに期待しようと思っている。



ところで、近隣の町でアパート一人住まいしていた友人が、8月2日に実家近く(県西部)の老人施設に引っ越しした。
友人は、私より少し年上だが、たまたま住んでいたアパートの改修だか建て替えだかで転居の要請があり、初めは別のアパートか一軒家へ転居も考えたが、老齢者の一人住まいでは家が借りにくい(貸して貰えないとも聞く)ので、この転居要請をいいチャンスと捉えて(どちらにしても最終的には施設を利用する積りだったようだ)思い切って老人施設に入居する方を選択したのだと言う。
この話が持ち上がってから2か月?3か月?定かな記憶は無いが、ともかく、バタバタと話は進んで行って、8月2日に施設入居が決定となった。

直接には、友人のご親戚の方が交渉していたので、私にはその進捗も内容も漏れ窺うだけなので、勝手に動くことが出来ない状況だったから、引越しに関わる友人宅の片づけ等、計画的に手伝うことが出来なくて、最終的には、ともかく、日常の必需品(着替え・化粧品等)だけを持ち出すように手配しただけだった。
肝心要の友人は、まだ、転居の覚悟も出来ていなくて、唯々、辺りの物をバッグや紙袋に詰め込むのみで、まったく、仕分けが出来ていないのだから、私には、猶更、手を出せなかった(つまり要不要を分けられない)ので、かなりの荷物量になってしまっていた。
ご親戚の方によれば、施設からはあまり多くは持ち込まないでと言われていると言うし、ならば、必要な物、足りない物が出てきたら新しい物を買う方がいいのでは(他人事なので、結構、無責任に)と進言した。
本当は、本人が納得した上で破棄して欲しかったが、本人自体が捨てられないで性格のようで、全く片付かないのだから、最終的には、ご親戚の方がこの後に、家具・家財を含めて検分してから一気に破棄をすると言う・・・友人の立場を考えると、少し問題が残るかな?と思うが、この際、それも仕方ない事だと思うし・・・

友人とは、付かず離れずで(私の東京在住には、帰省の折にちょい顔を見る程度だったが)50年位の付き合いだが、今回、ドタバタした落ち着いて話も出来ない別れだったと言いながらも、数十年、多分、お世話になったであろうこの町の友達らにも、自ら説明もせずに(別れの挨拶はしたのだろうか?)私が簡単に電話連絡をしたのみで・・・唯々、不安だと訴え、この期に及んでも逃げ道を探している。
そんな友人を見て、私自身、寂しさと虚しさを含む複雑な思いがするのは何故なのだろうか・・・人はそれぞれと分かっているが、この歳、この場に至るまでの友人の計画性の無さ、自立心の無さ(決断力も?)を目の当たりにして来て、人間にとって50年間という歳月はいったい何なのだろうか・・・という思いが過ぎっていた、
まぁ、かく言う我が身の終末場面だって、偉そうに言ってはいるが実際にその場にならなければ分からないというのが実態だろうし、覚悟は持っているよと言ってはいても、どう対処するか(出来るか)も分からないのも本音だから・・・
だから、私にだって友人をあれこれ言う資格はない・・・という自覚はある、でも、しっかりしてよ、何時まで甘えているつもり?と言いたい気持ちも確かにあって・・・ま、結局のところ、私は同情する心無く優しい言葉も掛けられない人間だという事なのかも・・・ね。


友人には、施設入居を決めた行動は「人間として一つ前進した」と捉えて欲しい、転居した不満・不備を探さずに、せっかくの見守られた安全な環境で、時間は前向きに楽しめることに使って欲しいと望んでいるから、その報告を待っているよと話した。
でも、ご親戚の方からの電話では、入居したのその日に「家に帰るから送ってくれ」とせがまれたと言う。

しばらく様子をみてから電話をしてみようと考えている。

コメント
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