シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

テオ・アンゲロプロス監督「旅芸人の記録」(ギリシャ、1975年、232分)☆☆☆★

2020-10-03 23:43:02 | ギリシャ


舞台はギリシャ南部のペロポネソス半島の北端の町エギオン。時代は1952年。

1939年から1952年の政治を中心としたギリシャの歴史が(動乱の時代;第二次世界大戦、内戦、独裁政権の誕生までの13年間)、巡回しながら19世紀の牧歌劇を上演する旅芸人の視点から描かれます。

テーマは「現代ギリシャ史と風景を横断する旅」です。

ギリシア神話と親和性をもたせながら、叙情詩的、叙事詩的に構成された作品です。
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