数日前に観たロバート・ワイズ監督「トロイのヘレン(原題:Helen of Troy)」(アメリカ、1955年、118分)のリメイク。
壮大な一大叙事詩。
今から3200年ほど前。ギリシャとトロイとの戦闘が描かれています。この頃、ミケナイの王アガメムノンはギリシャの諸国々を同盟国とし、残すはテッサリアのみ。
弟のメネラオスは長きにわたった戦い疲れ、エーゲ海の向こうにあるトロイとの和解を目指していました。その矢先、和平協定を結ぶためにスパルタを訪れていたトロイの王子パリスが、あろうことかメネラオスの妃ヘレンと恋におち祖国に連れ帰ったため、これが契機となって戦闘が始まります。
本作品ではギリシャの勇士アキレスの猛者ぶりと彼のブリセイスとの恋にに焦点があてられています。アキレスのスタンスはギリシャ軍の一員でありながら、王のアガメムノンを軽蔑し、異端のポジション。
<ギリシャ側の主な登場人物>
アガメムノン(ブライアン・コックス)、メネラオス(ブレンダ・グリーン)、アキレス(ブラッド・ピット)、ヘレン(ダイアン・クルーガー)
<トロイ側の主な登場人物>
プリアモス(ピーター・オトゥール)、ヘクトル(エリック・バナ)、パリス(オーランド・ブルーム)、ブリセイス(ローズ・バーン)
ギリシャVSトロイの大軍団の壮絶な戦闘シーンとともに、ヘクトルVSパトロクロス、アキレスVSヘクトルの一騎打ちのシーンが見ものです。
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