「戦艦ポチョムキン」で著名なエイゼンシュテイン監督の最初の作品です。サイレント(無声)映画です。日本公開はずっと遅れて1970年です。
全体は6部構成です(「工場すべて異状なし」「ストライキの理由」「工場の稼働停止」「ストライキ発生」「挑発と失敗」「駆除」)。
舞台は1900年代初め、帝政ロシア治下のある大きな鉄工場。
苛酷な労働条件と低賃金に不満を持つ労働者は、ロシア社会民主労働党の組織を中心にストライキを計画。不穏な動きを察知した経営者側は、警察と軍隊と協力して対策を練ります。
変装したスパイの労働者グループへの潜入、労働者達による「ストライキ」の決行、資本家の反撃と挑発が劇的に描かれます。