「すき家」も2週間限定で牛丼値下げ、並盛“最安値”250円 大手3社再び激安戦争
7月22日10時6分配信 産経新聞
牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーは22日、期間限定で、牛丼の並盛を通常の280円から業界最安値の250円に値下げすると発表した。今月27日から2週間、「夏の感謝祭」と題した値下げキャンペーンを実施する。
「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスや、「松屋」の松屋フーズの競合2社も、同時期に牛丼の値下げキャンペーンを実施する方針。牛丼最大手「すき家」のゼンショーが対抗手段を取る形で、大手3社による「牛丼」激安戦争が再燃した形だ。
「すき家」が実施する今回の値下げは、27日午前9時から8月10日午前9時までの2週間、牛丼類全品を通常価格の30円引きで販売する。同社の並盛の値下げ価格250円は、「松屋」と同じ業界最安値での販売となる。
このほか、牛丼のミニが230円から200円に、大盛が380円から350円にそれぞれ値下げされる。
対象店舗は「すき家」全1473店。同社は今年4月、6月にそれぞれ牛丼の期間限定値下げを実施したが、150店限定で行っていた。今回の値下げは全店規模で行う予定で、これだけ大規模な値下げキャンペーンは初めてとしている。
一方、吉野家は28日から8月3日の間、「牛丼」など9つのメニューを通常価格から110円引きにする。牛丼の並盛は380円から270円に、大盛は480円から370円にそれぞれ値下げする。
また、松屋も29日から8月5日まで「牛めし」並盛を320円から250円に、大盛420円を350円にそれぞれ値下げする方針。
今年に入り、牛丼大手3社が期間限定の「牛丼」値下げを仕掛け、激安戦争の様相を呈している。値下げ戦略で、「すき家」や「松屋」は売り上げを伸ばしているが、老舗の「吉野家」は苦戦している。
今年に入って、やたらめったらこの価格で売ってる気がするのは気のせいですかねぇ。
いや、うれしいんですよ。安く食べられるのはうれしいですが、本当の価格っていくらなんだろうね?って思っちゃう訳ですよ。
モノには適正価格っていうのがある訳じゃないですか。
材料費、人件費、配送費、必要経費も含めてそこに利益を上乗せして価格って決まりますわな。
以前も書いたけど、これって体力消耗戦みたいなところがあって、健全な値下げ戦争ではないんですよね。
企業努力というよりは相手の企業を叩き潰す、まさに「仁義なき戦い」ですよ。
まあ、夏場に牛丼はさすがにあまり食べたくはないかもしれないので、ここは一気に値下げして集客を狙っているのかもしれませんが・・・・
でもまあ、値下げした松屋、すき家とも売上を伸ばしているのに対し、吉野家だけちょっと売上が悪いんだよねぇ。
戦略も全部裏目に出ちゃったからなぁ(メガ牛丼なんてお得感が全くないし)
うーん・・・
値下げしなくていいから、全員に味噌汁とか玉子とかつけてくれたほうが個人的にはうれしいんだけどなぁ・・・