おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

春季高校野球岡山県大会 各地区大会結果(4/16,4/17)

2023年04月17日 23時05分41秒 | 高校野球

各地区大会の代表決定戦が行われる予定だった15日(土)でしたが、雨のために全試合が中止され16日(日)と17日(月)に順延されました。ここで、県大会に出場する24校が出揃うことになります。

県大会は、4月22日(土)に開幕します。昨秋の県大会8強はシードされますので残る16校を決める地区大会になります。

issanの母校、西大寺は代表決定戦で岡山南と対戦します。直接甲子園に結びつかない春の大会とは言え、夏の県大会のシード8校を決める大会であり、一冬越してのチーム状況を把握する為にも、公式戦を1試合でも多くできることは大事なことです。まず、代表決定戦に勝って県大会に出場したいところです。

出典:https://www.okayama-hbf.com/uploads/202303/20230326_602960786641fcd767d38f.pdf

試合結果を地区ごとに確認します。

【東部】

◇4月16日(日)

就 実 340 010 001│9

興 陽 400 001 000│5

(就)頓宮・岡田・加藤-山根

(興)高橋・石原-藤原

 

明誠学院 000 000 0│0

岡山東商 411 010 X│7

                 (7回コールド)

(明)岸本・近藤・岸淵-小野

(東)片山拓・竹内-柴田

 

岡山南 101 003 000│5

西大寺 106 001 10X│9

(南)袖岡・山崎・弓元-山本嵐

(西)小椋・田中-谷全

 

東岡山工 110 100 005│8

岡山一宮 000 050 020│7

(東)行司・中田・水島・中田-今田

(一)福岡-坂口

 

御津・鷲羽・緑陽 003 003 0│ 6

岡 山 朝 日 046 004 X│14

                      (7回コールド)

(合)小野田・原・和泉屋-赤木

(朝)寺田-谷野

 

岡山城東 101 142 0│9

岡山操山 000 000 0│0

                 (7回コールド)

(城)那須・高原・國定-在本

(操)斉藤・清水・北條・平岡-田邉

 

和気閑谷  000 000 000│0

岡山商大附 103 000 00X│4

(和)藤田-定國

(商)角田-小野

 

【西部】

◇4月16日(日)

笠岡商 200 000 01 │ 3

興譲館 002 000 09x│11

                  (8回コールド)

(笠)兼高-村上

(興)山本空-村本

 

倉敷青陵 004 000 000│4

玉島商  101 104 00X│6

(青)松枝・宮田-西江

(玉)坂本・野上-宮野

 

◇4月17日(月)

倉敷翠松 000 000 000│0

倉  敷 000 200 01X│3

(翠)東島・家島-上田

(倉)坂本-大迫

 

高   梁 001 000 000│1

倉敷古城池 001 010 00X│2

(高)畑木-吉尾

(古)細井-佐竹

 

【北部】

◇4月16日(日)

津山商 000 100 050 │6

勝 山 000 000 043x│7

(津)坂部・澤谷-小坂田

(勝)山本俊・大倉-梶原

 

美 作 000 201 001│4

津山工 000 000 000│0

(美)片山-里見

(津)宍戸・岩村-芦田

西大寺は点の取り合いになった試合に打ち勝って県大会に進みました。かつて、昭和56年から7年連続で春か夏の甲子園に出場した岡山南ですが、近年は不振にあえいでいます。西大寺と岡山南の対戦で言えば、この黄金時代を作るきっかけになった試合があります。昭和56年夏の県大会準々決勝、西大寺は9回表まで「1-0」でリードしていました。しかし、9回裏に追いつかれ、延長10回にサヨナラ負け。9回表の攻撃時に投手がバントした際にボールとバットに挟まれて指を骨折したことが西大寺にとっての不運でした。この試合、岡山南の2年生エースだったのが川相昌弘で、後に中国地区No.1の右腕と呼ばれます。翌年の選抜では早実の荒木大輔と投手戦を演じました。

過去にも何度か述べたことですが、もし投手にバント時の骨折がなくあの試合に西大寺が逃げ切っていたら、川相昌弘氏のプロでの犠打世界記録もなかったかも知れません。その試合のイニングスコアです。

*1981年夏の県大会 準々決勝 第3試合

西大寺 000 000 100 0│1

岡山南 000 000 001 1│2

                     (延長10回)

勿論、当時は延長タイブレークなど全くなく、延長は18回まで行い決着がつかなければ引き分け再試合が行われていた頃です。この日は第1試合が延長13回まで行われており、長い1日だったことでしょう。

そんな今昔物語を思い出すほど、近年は低迷していた両チームですが、萱監督が就任して以降、少しずつ復活の気配を見せている我が母校と比べても、岡山南の凋落ぶりには寂しさを通り越して悲しさを感じます。

さて、思い出話はさて置きまして、各地区大会が終わりましたので、春季県大会出場校の26校が決定しました。以下の通りです。

【県大会出場校】

《秋季ベスト8》

・岡山理大附

・岡山学芸館

・関 西

・創志学園

・玉野光南

・おかやま山陽

・倉敷商

・倉敷工

《東部地区7校》

・岡山朝日

・東岡山工

・岡山東商

・岡山城東

・西大寺

・岡山商大附

・就 実

《西部地区7校》

・倉敷古城池

・倉 敷

・興譲館

・玉島商

・作陽学園

・笠岡工

・金光学園

《北部地区2校》

・勝 山

・美 作

組合せ抽選会は、4月19日(水)15:30~ 倉敷マスカットスタジアム会議室で行われます。

出典:https://www.okayama-hbf.com/uploads/202304/20230417_1199621367643d4735b1fdd.pdf

低迷の続く岡山の高校野球ですが、まずは春の県大会を見てみましょう。

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関西学生野球連盟 春季リーグ戦 第3節 第2日

2023年04月17日 05時35分02秒 | 大学野球

甲子園で予定されていた関西学生野球連盟春季リーグ戦第3節の2日目は15日(土)の日程が雨天中止となり、16日(日)に順延されました。これは結構大きな問題があって、甲子園球場は阪神の持ち物である為に借用期間に限りがあるのです。今春のリーグで借りられる期間は14日(金)~16日(日)までの3日間でした。

従って、決着をつけられなかった対戦は後日、南港中央野球場に会場を移して行われることになります。通常の対戦カードならそれでも何ら問題ないのですが、伝統の関関戦が「鳴り物禁止」の南港中央で実施されるのは、何とも悲しい話です。大阪府内の各球場は屋外の場合に鳴り物が禁止されます。唯一、ドームの京セラドームのみが認められており、高校野球にも例外はありません。これらに関しては、かつて大阪球場、日生球場、藤井寺球場など、プロ野球の公式戦を開催していた屋外球場が球団の身売りなどで使用機会を失い、次々に消滅していったことも大きな影を落としているのだと思います。

大学生の頃、時間に余裕があったこともあり、西宮球場を含めた阪神地区の各球場で主にパ・リーグの公式戦を観戦していたのが、今では歴史の1頁になってしまった寂しさがあります。大阪府内の高校硬式野球部には理不尽とも思えるルールがあって、ユニフォームは白以外が認められていません。岡山で言えば、岡山東商の「白桃色」や岡山南の「ライトブルー」なども大阪だと認められないということになります。東海大仰星が選抜に出場した際、甲子園で初めて縦縞を着られたということが大きなニュースになったのも、そういう事情によります。

大阪のアマチュア野球界に残る理不尽な規制が学生野球にも少なからず影響していて、関西学生野球連盟のリーグ戦が兵庫県、京都府、滋賀県で多くの試合を消化する理由にもなっています。吹田市の関大、東大阪市の近大は府内でできる会場が南港だけというのもあって大阪以外の試合会場での多くの試合に向かわないといけません。ところが、交通アクセスを考えたら、吹田から南港に向かうには結構乗り換えが多くて時間がかかる為、西京極や大津、西宮、神戸に行く方が便利で速いというのも事実です。そして、この最も融通が利いて、利用しやすい大阪市南港中央野球場があまり利用されないという残念な現実になっています。

何だか、話がおかしな方向に向かってきたので戻します。

   

第3節、第2日は「近大-京大」2回戦と、関関戦の1回戦が行われました。

▽2回戦(1勝1敗)

近 大 010 011 000│3

同 大 010 000 001│2

(近)北見・寺沢・西本-吉岡・中丸

(同)髙木・清野・財原・阪上・清川・橋本-辻井

⚾近大が接戦を逃げ切って1勝1敗のタイに戻しました。同大は粘りましたが、打線が4安打では中々追い付けませんでした。

両校の3回戦は22日(土)に南港中央野球場にて行われます。

▽1回戦(関大1勝)

関 学 000 100 000│1

関 大 000 110 00X│2

(学)溝口・執行・中西・坂本-石井

(関)金丸・田中湧・河野-有馬

⚾関大が3投手の継投で関学打線を1失点に抑え先勝しました。エース・金丸で初戦を落とすことになるとかなり厳しくなりますから、まずは辛勝であっても勝てて良かったと思います。打線は4番・有馬に打点がつくなど、なかなかホームの遠い試合を中軸の活躍で勝ち切ることができました。

両校の2回戦も22日(土)に南港中央野球場にて行われます。

第3節はこれで一区切りになります。第4節は4月21日(金)に「立命-京大」の2回戦、4月22日(土)に「同大-近大」の3回戦と「関大-関学」の2回戦を大阪市南港中央野球場にて行います。更に試合が重なる場合の予定は今のところ組まれていません。

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