おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

高校野球春季岡山県大会 組合せ

2023年04月19日 21時36分08秒 | 高校野球

本日、倉敷マスカットスタジアム会議室で高校野球春季岡山県大会の組合せ抽選会が行われ、対戦カードが決まりました。

夏の選手権大会のシード校(Aシード4校、Bシード4校)を決める大会です。甲子園に直接関係しないことから重要視されない傾向にありますが、夏に向けての貴重な公式戦ですから1試合でも多く戦いたいものです。

出典:https://www.okayama-hbf.com/uploads/202304/20230419_450102195643fc21ce95c4.pdf

4月22日(土)から5月4日(木)まで倉敷マスカットスタジアム、倉敷市営球場、エイコンスタジアムの県内3球場で開催されます。

今大会は1回戦より一般の観戦が可能であり、マスク着用は任意、声出し応援も可能です。酒類の販売はなく、ゴミは各自持ち帰りとなります。

入場料は大人700円、高校生100円、中学生以下無料です。

検温、健康観察は各自実施で観戦の最終判断は各自に委ねられます。現状の主にプロスポーツ競技の観戦スタイルに比較するとまだまだ堅苦しく感じますが、そこは要領の悪い高野連のすることと笑っておきましょう。目くじら立てるほどのことではありますまい。

昨秋の県大会8強がシード枠に入る為、1回戦は地区大会を勝ち抜いた16チーム同士で行われます。

シード校の分布ですが、

S1:関 西-S2:倉 敷 工

S3:玉野光南-S4:倉 敷 商

S5:岡山学芸館-S6:岡山理大附

S7:おかやま山陽-S8:創志学園

となっており、上手く分かれたように思います。若干、おかやま山陽と創志学園が同じ枠に入ったことが勿体ないとは思いますが、本気で甲子園を目指すなら乗り越えないといけない壁です。公立3校、私学5校のシード状況はこんなものでしょう。そもそも、今回シードに入った公立勢は玉野光南と倉敷工、倉敷商です。ここ10年余り公立勢ではこの3校しか甲子園に行っておらず、21世紀に入って以降でもこの3校以外に甲子園に出場できた公立校は岡山城東と岡山東商の2校しかいないのです。

地区大会突破組の中では公立校は

2:岡山朝日

3:玉 島 商

4:西 大 寺

6:東岡山工

7:笠 岡 工

10:岡山城東

12:岡山東商

15:倉敷古城池

16:勝 山

の9校です。

24校の中に甲子園出場経験を持つ学校は13校(厳密には甲子園での大会に出ていない岡山一中時代の岡山朝日を含みます)です。この中に入れなかった甲子園出場経験校は岡山南と水島工の2校で、トータル15校というのは昭和30年代から50年代前半の岡山東商と倉敷工による2校独占時代を含めても広がりは小さいと感じます。初出場校で最も最近なのがおかやま山陽で、その前を見ると創志学園まで遡ります。約20年間公立校しか甲子園に出ていなかった時代があり、昭和55年に岡山理大附、57年に関西が私学勢として甲子園に出場しますが、当時はあくまで異端扱いでした。直近10年余り続いている私学勢の躍進を思えば隔世の感がありますね。

考えてみれば、49年間甲子園から離れている玉島商、46年空いている水島工、26年の岡山南、岡山城東も19年間出場がなく、岡山東商が17年、興譲館が15年、玉野光南も10年遠ざかっています。21世紀枠大好きな高野連と毎日新聞社が飛びつきそうな公立校は少なくないのですが、地区推薦校にすら一度も選ばれていない岡山県なので、この伝統だけは頑なに堅持してほしいと思います。何しろ神奈川県と岡山県の2県のみとなった絶滅危惧種なのですから(笑)

そして、母校の西大寺ですが1回戦は玉島商と当たりました。過去の対戦を見ても勝った記憶がない苦手な相手の一つですが、今の高校生にはそんな意識はないと思います。臆することなく戦って勝ってほしいと思います。同じ枠のシード校は倉敷工ですが、さてどうなんでしょう。この2回戦の壁を破れば夏の県大会のシード権を得られます。

頑張りを期待しましょう。

コメント (2)
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