笠岡市六番町にある「笠岡市立竹喬美術館」へ。
笠岡市出身の日本画家、小野竹喬の業績をたたえ、その功績を後世に伝えるために、1982年に開館された美術館です。
「芸術の都パリに集った巨匠たち」というイベントをしていると聞き、立ち寄ってみました。
ルオー、ピカソ、シャガール、ユトリロら20世紀を代表する画家から、戦後のパリ画壇の名品までを網羅しているという、
山形美術館の服部コレクションが集まっています。
やっぱ、いちばんの目玉は、ピカソ、
「剣を持つ男」
パリの街並みを描いた写実的な絵から、抽象画まで。
芸術の都市パリが育んだ、様々な種類の絵画を目にすることができます。
アンドレ・ミノーの「パレットのあるアトリエ」
もちろん、小野竹喬さんの絵も多く展示されていました。
これはヨーロッパに渡航した際に、描いた絵。
読書。原田マハ / 「美しき愚かものたちのタブロー」
日本に西洋絵画を中心とした美術館を作りたいという夢を持った松方幸次郎と、それを実現させようと奔走した男たちの物語。上野にある有名な国立西洋美術館の誕生秘話。
ちょうどこの本を読んでいる最中だったので、小野竹喬がパリで仲間と一緒に撮った写真が展示されているのを見て、若干重なるところがあって心が震えた。
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