先日の新潟おもしろ課外授業の続編です。 新潟花街(かがい)の三美妓。
うるしや安 。
彼女について。新潟花かがみ に 二五名が紹介されて 筆頭で紹介
花かがみ評判記
花是がために開くに遅く 月これが為に雲を出ず。楊柳 (やなぎ)なんぞ たをやかならん。
梅香何ぞかおり有らん 。 余りの美しさに自慢の花も恥ずかしくて 彼女の前で 中々
花が開けず。月も雲から出られない。
いずれ劣らぬ美妓の中で最高の賛辞を彼女に。明治初年の創設の新潟学校生徒が
お安 礼賛のはやり歌を 英語に翻訳した。
五泉屋きち。
容顔美しく色白く眼清しく痩形 糸竹の憂節繁き その暇に茶の湯の道
習い得て花柳に名高き 心静かに 深沈(おちつきて)尾花ススキの風情あり。
現代風に言うと ツンとした冷たい感じが美人で無く 『お嫁にしたい女タイプ』
庄内屋しん。
庄内屋現在の古町通り九番町三〇〇坪面積 古町花街有数の大妓楼。
一〇〇〇円もの大金投じ 豪気な 顔みせ デビュー
容顔極めて美しく色は白雪を欺き 梨花一枝春雨を帯びる風姿あり 踊り 長唄
『梨花一枝春雨を帯びる 』 とは楊貴妃を詠んだ白楽天 (長恨歌)の一節
萬代橋(よろずばし)を架けた八木朋直が 橋名揮豪を伯爵柳原前光に 依頼するに当たり
しん の斡旋で。
前光は 大金を投じ しんを落籍 東京麻布の本宅に連れて帰る。
9月23日に 粋に遊ぶ大人の花街
新潟まち遺産の会、 ぶらり歩く夕暮れの古町花街(無料)
古町芸妓とお座敷遊び こんなパンフレットが(11000円) 有りました。
9月18日の当 ブログの写真参照ください。
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