好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

おもしろ課外授業 、

2011-10-10 19:12:04 | 勉強会
新潟おもしろ課外授業。
良寛が敬慕した有願和尚 新潟大学名誉教授 加藤僖一先生の講義。


現在は新潟市の為って居ますが 、現在の三条市代官島生れ 庄屋の長男として生まれ
(1738年~1808年』71歳で示寂、良寛さんより20歳年上です、

白根、新居田の田面庵 近いので何回か訪れています 数年前は地元の方の有願会の
企画で展示された 書 絵も 確か白根市で 開催も有り もちろん私達では読めないが。

燕市の万能寺の住職もされた様で、

良寛さんが中の口川 土手沿い道路から 新居田まで良く出掛けらたようで 新居田近くの 
桃の花の咲く頃 詩や歌が 良く詠まれて居ます。

有願居士を訪ねたとき 留守あった時の詩。

有願居士を訪う、
草庵寂として扉を閉じ、   まさにこれ 遥落(ようらく)の天、   
鳥雀檐頭(ちょうじゃくえんとう)に喧(かまびす)しく

返照荒村(へんようこうそん)に満つ、 子を念(おも)うて山河を渉り、
策を杖いて ここに往還す、 首を回らせば 千古となり、
流水去って潺緩(せんかん)、

桃の花を見ながら田面庵にやって来た時の詩

看花到田面庵、  桃花如霞夾岸発、  春江如藍接天流、
行看桃花随流去、   故人家在水東頭、
     (去るは行く)     ( 故人は親しい人)

有願 さん 示寂後も訪ねている 詩も有ります。
良寛さんには 有願さんの事を詠まれた詩歌が多いが、 有願山が良寛さんの事を書かれた
詩や書はない様で まだ見っかって いないそうです。

次回に自画像と四言詩賛を紹介したい。

読めない漢詩ですが 訳で読んでも 凄いですね、
短時間では無理ですが。
当ブログでも何回か良寛さん、有願さんの事も紹介しています。

 
コメント
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