ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

ウォーターパイソンのいちばん長い日

2007年05月06日 | 両生・爬虫類
連休最終日は朝から雨。
今日はようやくゆっくり過ごせるし、いよいよ例の計画を実行に移す時
「ウォーターパイソン身長測定」です。
今までは目視でなんとな~く全長を推定していましたが、そろそろきちんと測定しておく必要があるんじゃないか?と。
しかし相手はヘビ。全身をぴーんと伸ばして停止するコトなんてまずないし、ケージの外へ出したって蛇行しっぱなし。しかも私の放任飼育のおかげでハンドリング大嫌いな強敵です。
そこで以前から考えていた方法が、
①ビニールヒモを用意。
②ヒモの先端にセロハンテープを付け、それごとヘビの頭に装着。
③ヘビとヒモを同じ手で握り、這いずっていく体に沿ってヒモを伸ばしていく。
④しっぽの先まで達したところでヒモをちょん切り、メジャーで測定。
おぉ、我ながらナイスアイデアと期待して実行に移しましたが…

結果、失敗
まず、思いの外ウォーターが暴れまくり。急所である頭に異物をくっつけるんですから、相当なストレスを与えてしまうことは承知していますので、なるべく短時間で済ませたかったのですが…。テープ貼りなんてちっとやそっとじゃ出来ません。
しかもきちんと背骨に沿ってヒモを伸ばさなければ意味がないのに、やってみるとビニールヒモなんて簡単に滑って逸れてしまいます。イメージトレーニングじゃスルスル~っと上手いこといったんだけどなぁ。
仕方なくしばらく好き勝手に部屋の中を這い回らせておき、その間適度にハンドリングしていると、徐々に動きが落ち着いてきました。そして大きなお~きなS字カーブを描いたところでようやく一時停止。
すかさず、刺激しないようにそ~っと背骨に沿ってヒモを這わせていき、ようやく採寸に成功しました。
結局ヘビの全長を測る方法としては、きわめて一般的なモノに…。
そして結果は206cm

あれ、思ったより小さいんですけど。誤差を入れてもせいぜい210cmか?
予想では220~230cmくらいいってるんじゃないかな~と期待していただけに、ちょっとガックリ。
それでも我が家の個体はまだ6歳。犬猫じゃないんだから、まだ成長の余地はあるでしょう。♀だし、いつか250cmは突破して欲しいところです。
ついでだからと一緒に記念撮影。もうちょっと小綺麗な格好するんだった…

ちなみにこの写真、「ヘビの持ち方」としては悪い例です