ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

未誕のママ

2006年08月17日 | その他生物
 朝、いつものようにウロコ類のケージが入っている室内温室をチェックしていると、「あれ、巻いてない。」
 8月1日からず~っと丸まって抱卵していた大百足が伸びていました。たくさんあった卵は跡形もなく…。あ~無理だったか
 無精卵だったのか、カビでも生えてしまったか、どうやら全てママのお腹に逆戻りしてしまったようです。
 2週間以上丸まりっぱなしだったうっぷんを晴らすかのように、ママはシャカシャカと元気に動き回っています。念のため、ケージと温室内を隈無くチェックしましたが、ベビー達の集団脱走の気配はありませんでした。万が一そんなことになってたら、容赦なくバルサンしますけど。
 まあ元々想定外の産卵だったし、あれが全部孵っていたらと思うと、残念なようなホッとしたような…。
       
       

ビバ!!UV!!

2006年08月15日 | Weblog
 四月に職場異動して以来、屋外での勤務がかなり減りました。この時期になっても腕時計型に日焼けしないほど。書斎派?を自任する私にとって、とてもとても嬉しい日々が続いていたのですが…
 今日は我が職場にとって、一年で5本の指に入るほどのビッグイベントデー。私もイヤイヤ引きずり出されてお手伝いに行きましたが、”暑い
 なんだコレ。人間って、太陽光を浴びるだけでダメージを受ける生き物だったっけ
 うっかり雨上がりのアスファルトに這い出てきてしまったドバミミズ。もしくは時差を考えずに海外旅行に出かけてしまった吸血鬼の気分を味わいながら、この炎天下でも元気いっぱいのおにいさん・おねいさん達のおもてなし。
 っていうか、「入っちゃダメ!!」と言ってる場所に突っ込んで来るんじゃない みんなもう大人なんだから
 係長…来年は誘導灯じゃなくて釘打ちバットを支給して下さい。

       

 あ~腕の色が時計型に変色してる…これはおそらく未知の病です。しかも両手首負傷。なんか捻挫っぽいし

照羽、イジメる

2006年08月14日 | ハリスホーク
 お盆に入り、我が家には大勢お客さんがやって来ました。おもてなし中にも、照羽のことがけっこう話題に上ります。今まで対面した人達からはほとんど高評価を受けている照羽ですが、今日は初のマイナスイメージを与えてしまいました。
 相手は親戚のヨチヨチ歩きの男の子。照羽は終始無言・無表情だったのですが、お子さんはそのプレッシャーに負けたのか、途中でお母さんにしがみついて「イヤ~
 ゴメンね…これでも我が家で一番平和な生き物なんだけど。

       

 そんなんで、お盆休みながらも終日家から出られません。お客さんが途切れた頃合いを見計らって、照羽の隣に椅子を置き一服。この場所、風通しが良くてかなり涼しいんです。お前、いいトコに居るな

 ここ数日、朝晩かなり涼しい日が続いています。窓全開にタオルケットなんて寝方をしていると、朝に寒くて目が覚めるほど。コオロギの鳴き声も夜ごとに増えているし、じき秋になりそうです。

天然シャワー

2006年08月12日 | ハリスホーク
 照羽の給餌を終えて一休みしていると、突然土砂降りの雨が降り出しました。急いで布団は取り込みましたが、照羽は庭に出したまま。たまには雨に打たれるのも良いでしょう。「ヒン、ヒン…」と情けない声出していますが、無視ムシ。
 止んでから見に行くと、びしょ濡れのヤジロベエみたいな格好になってました

       

 降っている最中ずっと、羽を広げて雨を受けていたので、お腹はあまり濡れてません。普段の水浴びだと逆なのでちょうどいいか?
 それと今朝、初めてペリット吐くところを見ました。何度か「オエッ、オエッ」とした後突然コロッ。照羽は毎日出してるクセに、「なんだコレ?」って顔でしげしげと眺めていました。手に取ってみるとホッカホカ

断食ママ

2006年08月11日 | その他生物
 ひゃくあしママが産卵して10日が経ちました。相変わらずがっちりと卵を守りつつ、こまめに掃除などの世話をしています。水すら飲んでいる様子が無いけど大丈夫か?
 今のところ卵がカビたりする様子もなく、経過は順調そうです。実際孵ったらそれはそれで大変なんでしょうが、あまりにも熱心に守っているので、早く孵化して楽になってもらいたいです。

 産卵前の写真。普段はこんな様子で、特に隠れるでもなくビロ~ンとしてます。
 注!!)クリックすると例のごとく捕食シーンになります。苦手な方は深呼吸してからご覧下さい

       

お肉控えめ

2006年08月10日 | 両生・爬虫類
 ジャパンレプタイルズショー2003で購入したグールドモニター。いつのまにやら我が家に来て3年になりました。今の時期の高温多湿が、ふるさとインドネシアの気候に一番近くなるからでしょうか、とにかく元気 いつ見ても泥だらけになってます。

       

 細かいテクニックよりも力業という印象があるオオトカゲ飼育ですが、数年前と比べるとより適切な飼育法が広まっている感じがします。
 グールドモニターも、以前は乾燥したケージで飼うべしという書かれ方をしていましたが、私は最初の冬で懲りました。とにかく湿度が大切。乾燥大敵(特に冬!!)。
 それとあんまり強い紫外線はいらないとか、餌についても、マウスよりもウズラのヒヨコやコオロギ主体の方が健康的とか。グールドは特に筋肉質がウリのモニターですから、私も肥満にだけはさせたくないと思って育ててきましたが…正直、あんまり他のグールドを見ていないので、うちの個体が正常体型かどうかイマイチ自身はありません。
 とりあえず、「太ったように見えたらズク生き館クビ!」とは言い聞かせています。

   

嵐の前に

2006年08月08日 | ハリスホーク
 今朝はヒヨコを与えましたが、呆れるようなダルダル食いでした。悪い意味でいつもの食欲が戻ってきたようです。明日はウズラを口餌にしてやってみます。昨日は尾羽が抜けました。これで残りはいよいよ一枚 次列風切りは毎日一枚ずつ抜けています。
 帰宅すると、パーチの下に不気味な緑色の染みが!!
 「なんだコレ!?こんな糞したらやばいんじゃないか」とビックリしましたが、よく見ると大きな芋虫のなれの果てでした。照羽の仕業でしょうが、こんな物に手(脚)を出して、おそらく後悔したでしょう。
 明日は台風の影響で大雨らしいですが、その割にきれいな夕焼けになりました。照羽もちょっぴり染まってます。

       

大盛りガエル

2006年08月07日 | 両生・爬虫類
 何回目になるか忘れましたが、アフリカウシガエルの体重測定です。

       

 照羽のフライトウエイトに匹敵する重さになってきました。もはや体重計の上に収まりきらなくなってきましたので、今後は容器に入れての計量です。
 写真のプラケ、かつて使っていたコイツの飼育容器です。4ヶ月半前はコレが広く感じるくらいのサイズだったのに…なにコレ?

横顔てるは

2006年08月05日 | ハリスホーク
 そろそろ嘴の切り時かな?

       

 数日ぶりに据えてみました。おとなしく羽繕いなどしている照羽をボケッと見ていると、後頭部がムズムズ。手をやってみると、小さな小さなカマキリでした。

       
       
 男の子なら一度は夢中になる昆虫ですね。私は未だに、オオカマキリの成虫(もちろん雌!!)に出会うと血が騒ぎますが
 外国の生き物はみんな、日本の物より巨大だったり派手だったりでもてはやされますが、このオオカマキリは日本が世界に誇れる巨大昆虫だったりします。熱帯産のカマキリってなんか貧弱なんですよね。   

 照羽に見せると興味津々。「ヒィ~ヒィ~」と、か細く鳴きながら身を乗り出してくわえようとします。カマキリもヤバイと思ったか、指から私の膝へ飛び降りて死んだふり  
 逃がしてやった後も、代わりにアマガエルがやって来たりして照羽がキョロキョロしっぱなしになったので、さっさと丸ごとウズラを食べさせて終了。
 今日はこれから、牛角で暑気払いです  

抜け殻てるは

2006年08月04日 | ハリスホーク
 今まで抜けた羽がけっこうたまってきたので復元してみました。
      
       

 最初は初列と尾羽は全部取っておこうと思っていましたが、回収が遅れて照羽の餌食になってしまった羽もいくつかあります。一枚残らず綺麗なまま回収して、「鳥拓」を作ったら面白そうです。そろそろ訓練に入り始めた方もおられるようで、羨ましい…
 今朝もウズラを完食していました。この勢いで一日10cm位伸びてくれればいいのに。
 始動予定は…来月下旬くらいかな?