見切れた…

　土曜日の照羽お披露目会への対応の為、今日から起床時間を３０分早めました。この時間を据え回しに充てます。
　今朝は山道を抜けて、フリー前の照羽お気に入りポイントのお宮へと行きました。途中犬のいる家の前で、そこのご主人と少々立ち話。このおうちの犬はたいへん大人しく、照羽の犬慣らしにはピッタリかと思ったのですが、一目見た瞬間「ヒュイーンヒュイーン」と世にも情けない声を出したので即中止。離れた場所で、ご主人にフリーフライトをお見せしました。
　照羽を見た人が必ず聞くのが、「狩りってするんですか？」やっぱり鷹を腕に乗せて歩いてたら、「鷹狩り！」って思うんでしょうね。猟期が始まってそろそろ一ヶ月。我が家ののんびり訓練もいい加減ステップアップしなければ！？

　　　　　　　　　　　　　

　なんとか飛んでくるところを撮りたかったのですが…。照羽は写真奥上の生け垣から飛んできています。何の障害物もなく、距離も空いてるのにど～して見切れるかなぁ。
　体重６２０ｇ
　餌４５ｇ

不時着

　　　　　　　　　　　　

　夜明けが日増しに遅くなっていくのをひしひしと感じます。据え回し中に、小学生の集団とすれ違い。みんな興味津々でこっちを見ていました。
　途中から木に上げて付いてこさせました。ある程度距離が離れると、スーッと飛んで先回りします。普段は正面から向かって来る姿ばかり見てますから、自分を追い抜く際の、横から見る飛ぶ姿は新鮮で格好良いです。
　今日はかなり長い距離を何度も飛んだので、こっちも良い眺めを堪能できました。
　と、楽しんでいたところで、細い杉の枝に止まってしまいました。当然枝は支えきれず、照羽はバタバタ暴れながら木立の中に墜落していってしまいました…。せっかく見とれていたのに。
　
　体重６１７ｇ
　餌　　４３ｇ
　

ご～は～ん～

　　　　　　　　　　　

　まだ薄暗い内から据え回しスタート。起きたときはビュービューと音をたてて風が吹いてましたが、家を出る時には殆ど止んでいました。３０分ほど歩いてから、以前よく飛ばしていたグラウンドでフリーに。まだ体重が高めのせいか、口餌での反応は鈍いものの、餌格子を見せると即反応で飛んできました。う～ん、餌格子でないと飛んでこない癖がついてしまわないかちょっと心配。
　その後いつもの畑で飛ばしましたが、グラウンドでは一直線に木に上がっていたくせに、なじみの場所だとやっぱり地面に下りてしまいます。明日は違った場所に行こうかな。

　体重６１０ｇ
　餌　　４５ｇ

雪 鷹 松

　　　　　　　

　昨日降った雪も、夜の間にみぞれに変わったことで、今朝は溶けかけていました。それでも寒さはこの冬一番！！温度計は一日中０℃のまま。
　とりあえず据え回しには出たものの、粉雪混じりの強風がビュービュー吹き付けてきます。ヘタレな飼い主が震えながらトボトボ歩いている横を、通学途中の小学生達が、坂道でスケートごっこをしながら追い抜いていきます。…君たち、そんな事が出来るのは今だけだからね。せいぜい思いっきり楽しみなさい。
　冬を楽しむ方法は人それぞれ。こっちは寒さを楽しむのではなく、忘れるための楽しさを見いだしていきます！と言うことで、夜は「名無し鍋」。
　豚バラ肉・白菜・えのきをさっと水炊きし、ショウガを混ぜた生醤油で食べます。ポイントはショウガを多めに入れること。これであっさりたくさん食べれる上に、体もポッカポカ。
　いつかは照羽の捕った鴨で鍋でもやりたいなぁ。

　

アウェーの洗礼

　今日は照羽を車に乗せて、いつもと違う場所で訓練を行いました。
　輸送箱の中でも相変わらず餌鳴きしていましたが、音楽をかけるとピタリと黙りました。ちょっとストレスになったかな？
　以前から、鴨でもいそうだなあと思っていた川に到着。輸送箱を開けると、よほど中が嫌だったのか、あたふたしながら出てきました。
　初めての場所で飛ばすのは少し不安な体重だったので、無理せず据え回し。しかし歩き始めてすぐに、ここらを縄張りにしているのか、トンビがやって来てグルグルと頭上を旋回し始めました。カラスからのモビングをものともせず、ずっと我々の上空に陣取っているので、照羽も不安そう。こちらが立ち止まると、トンビも電柱の上に止まって監視しています。そのうちどこかへと行ってしまいましたが、２０～３０分ほどつきまとわれていました。
　その後はトラブルも無く、２時間弱ほど据え回ししました。初めて川を間近に見た照羽ですが、最後には慣れっこになっていました。
　それにしても今日は寒かった。据え回しをしていた午前中は曇天でしたが、午後になって初雪が降りました。夕方には田んぼや山は一面真っ白です。
　あ、ちなみに鴨は一羽たりともいませんでした。

　　　　

　体重　６２０ｇ
　餌　　　４０ｇ

火を噴く竜

　先日タイガーサラマンダーの写真を載せた時に書こうと思って忘れてましたが、「サラマンダー」という映画がありました。
　ロンドンの地下で眠りについていた巨大な竜が地下工事で目を覚まし、地上に出現。あっというまに大繁殖して、人類は絶滅寸前に追い込まれる…。という内容ですが、主人公が暮らす砦で、竜の見張り役に飼われている鷹が、確かハリスホークだったと思います。映画では肝心の時に役に立ってませんでしたが。と、ど～でもいい話でした。
　近頃風邪気味。職場でもマスクマンがあちこちに出没中です。明日の照羽の訓練、寒さがより身にしみます。この辺が動物飼育のつらい所です。夜は飲み会の幹事だし。こっちの方が大変ですが。