ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

枯れススキ

2005年12月11日 | ハリスホーク
          

 相も変わらず、いつもの訓練パターンです。
 今日はそれでも、いくらかメニューを変えようと思い、山の木立の中で飛ばしました。わざと細かい枝や茂みの反対側から呼びましたが、結構巧く飛んできます。狭い枝の間を飛ぶときなど、瞬間的に翼をすぼめてすり抜けてきたりと、なかなか大したもんです。野生のハリスホークは、元々どういう環境で生活しているのでしょう?
 山の中で飛ばした後は裾野に出て、以前キジが降り立った藪が見渡せる木から渡りをしました。木に上げたままにしておくと、しばらくはピャアピャアと餌鳴きしてますが、そのうち茂みが動いたり、物音がしたりすると、そこをジイ~っと見つめるようになります。鷹狩り用に鍛えられたハリスならば、このように高い場所から落下するスピードを利用して、茂みの中にいる獲物に襲いかかるようですが、我が家の照羽ではとてもとても…。そもそも木の上で鳴いてたら、獲物に自分がいることをわざわざ教えてやってるようなもんだし。

 体重610g
 餌  50g