ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

やりたいほ~だい

2005年12月20日 | ハリスホーク
 「この冬一番の寒波」というのが、この冬何回あるかはわかりませんが、少なくとも第一号は今日でしょう。今朝の外の気温、なんと-8℃ 
 去年私はハリスホークを迎える下準備として、1月~3月まで、毎朝庭の温度を測っていたのですが、この温度は去年の2月の最低気温です。今年は暖冬じゃなかったんですか、気象庁!!
 据え回しには出たものの、グローブをしている手はあっという間に感覚がなくなります。寒さに弱い照羽はいわずもがな。途中から、羽毛の無い脚が寒さに耐えがたくなったのか、脚を交互に腹にいれてしまいました。移動中の不安定なグローブの上で、必死に片脚でバランスをとろうとしている照羽が不憫で…。据え回し中断。
 「ま、入って入って。ぬくとまっていきんさい。」家の中に入れてやりました。
 「ドコ?ここ!?」と初めて見る家の中にびっくり顔していたのもつかの間。そこはインプリハリスの図々しさ。私の後をついてトコトコ床を歩き回ったり、ファンヒーターの前でまったりしたりなんてのは可愛い方で、テーブルに飛び乗って物を落としたり、魔法瓶の上でビャービャー餌鳴きしたりとやりたい放題。
 一息ついてから、庭で渡りをしました。正直この体重でフリーにするのは怖かったのですが、自宅の庭でなら何かあっても大丈夫、と挑戦してみました。
 実際飛ばしてみると反応◎!!なんで?ほとんどフルウェイトなんじゃないのか?やはり寒いと餌への執着が強くなるのでしょうか。なんにしろ、この寒さでは以前のように570~580g台には怖くて出来ませんが。

 体重660g
 餌  50g


やられた…

2005年12月19日 | ハリスホーク
 昨日我が家で盗難事件が発生しました。
 事件発覚は朝。いつものように照羽の訓練の準備をしていた時の事です。まずは餌専用冷蔵庫から、一晩かけて解凍したウズラを取り出します。調理バサミでジョキジョキとウズラを切り刻み、一口大にします。それにサプリメントを振りかけ、餌箱と餌格子に投入。コートの上からベルトを巻き、それに餌箱と餌格子を装着します。股引とスキー用の分厚い靴下に足を通し、長靴履いていざ出発!というところで、「あれ、グローブは?」
 鷹の訓練で絶対必要な、肝心要のグローブが無い!!どこだどこだ?と探している内に、「あ、そういえば昨日物干しに差しといたんだった。」
 ホッとして物干しを見るも無い。ここでようやく、「やられた…」
 実はこれが始めてでは無いんです。今まで、訓練用のリードやら、暇つぶし用のおもちゃやら、照羽用の訓練道具の数々が盗難に遭っています。しかし、今回のグローブは被害金額の桁が違うだけに、「あ”~むかつく!!」
 庭にほったらかしていた私も悪いんですが、ここまでやられると頭に来ます。何とかして犯人とっつかまえてやりたいんですが、問題は相手が人間ではないということ…。ウズラの残り香に惹かれたんでしょうね。

          

 今朝はしょうがないので、代用の革手袋を使ってジャンプアップのみ。週末に行った、「ある物」を使った訓練の結果、体重激増です。

 体重675g
 餌  45g

風邪引いてねんね

2005年12月16日 | Weblog
 昨日の昼頃から腹の具合が悪くなり、さらに夜になって極度の寒気が…。
 今日病院に行ったら、腹から来ている熱だと言われました。吸血鬼なら即死しそうなニンニク注射を打ってもらい、仕事を休んで一日ねんね。なんか悪い物食べたかなぁ。
 先ほど、照羽の訓練に使う「ある物」が届きました。明日は外に出れるくらいには回復してるといいんですが。

打倒 キング・コング

2005年12月15日 | 両生・爬虫類
 最近飼い主のダメっぷりが目立っていましたので、気分を変えて。

          

 グールドモニター
 性別不明
 飼育歴2年4ヶ月

 我が家の恐竜王です。おととしのジャパンレプタイルズショーで購入しました。本当はもっと「起立!!」という感じで直立するのですが、写真でもわかるくらいにのどを膨らませ、前屈みになって威嚇しています。
 こいつはカメラが大嫌いでして、写真を撮らせてくれるのは一定の距離までです。これ以上近寄ろうものなら、「なに撮ってんじゃゴラぁあ!!!」と、ガラスに体当たりして飛びかかってきます。おかげで家族からの評判は最悪です。
 でも気にしない。爬虫類だから。

照羽、うしろ!後ろ!

2005年12月14日 | ハリスホーク
          

 またもダメ写真です。両手でカメラを構えて撮ったため、この直後頭に乗られました。一撃で眠気が吹っ飛ぶ痛さです。
 キジコースを封印したため、新しい据え回しルートを開拓しに行きました。初めて行った場所で飛ばしましたが、結果は散々…。
 渡りを始めた直後、山からカラスがやって来て騒ぎ出しました。それも続々と数が増えていきます。中には照羽めがけて急降下してくるカラスまで。早々に退散しました。
 しばらくは斥候がついて来ましたが、ようやくいなくなったところで渡り再開。田んぼの中をまっすぐ突っ切っている道を歩きながら、木や電柱に沿ってついて来させました。ようやくのんびりできるかな?と思い始めた頃、後ろからエンジン音が。
 「あ、車だ。」と振り返ったのですが、ここでグローブを動かしてしまったのがマズかった。インプリントの性か、これだけで反応して飛んできてしまいました。しかも道の上を一直線に。後ろからはワゴン車が!!一瞬心臓が跳ね上がる思いがしましたが、幸い車に追突されることも無く、グローブに着地しました。このコースも封印です。
 運転手さんも何事かと思ったのでしょう。こっちをじーッと見ながら走り去って行きました。
 運転手さん、まえ!前!

 体重615g
 餌  45g

ニアミス2

2005年12月13日 | ハリスホーク
 照羽の嫌いな物の一つに自転車があります。今朝の据え回し中、ボーっとして歩いていたら、後ろから自転車に乗った中学生に「おはようございます!!」と元気に挨拶されて、照羽共々飛び上がりそうになりました。ホンとは鷹より先に飼い主が気づいて、鷹が驚かないように注意してなければいけないんですが。しかし、以前よりパニックを起こさないようになってくれました。
 その後、以前雄のキジとニアミスした場所から渡りをスタートしました。数回目の渡りで、照羽が木の上から飛び立った直後、後ろから「ドドドッ!!」という大きな音が。おもわず、「ぅわお!!」と声を上げて振り返ってみると、私の真後ろ2~3mの田んぼから、キジが3羽飛び立ちました。しかし、みんな尾羽が短い。メス(非狩猟鳥獣)だ!! まずい、照羽は!?と振り返って見ると、まっしぐらに…グローブに飛んできました…。
 やはりペット飼育されている鷹は、こんな絶好の機会にも生きた動物は襲わないんですね。ホットする反面情けなさも…。この場所でキジに遭遇するのは連続2回目になりました。ど~せ捕れる見込みもないんだから、このルートはしばらく封印します。
 もうすぐ10時。今朝新聞を見ていたら、今夜の「リンカーン」でタカ狩りやるらしいです。ハリスは出るかな?

手はメインじゃない

2005年12月12日 | ハリスホーク
             

 まだまだ日の出は遅くなり続けています。今年ほど冬至が待ち遠しい年はありません。土曜日の披露会の為に30分早く起きていたのですが、結局未だにその時間に起床しています。据え回しは、やればやるほど鷹が良くなるといいますので。実際、居住まいはかなり良くなりましたし。
 自宅を出た直後は、グローブ上でうるさく餌鳴きしますが、たいてい5分ほどで黙ります。パーチに繋いでいる時ならまだしも、グローブで鳴き続けられるときついものがありますので、これはかなりありがたいです。
 写真は今日も失敗。自分の手にピント合わせてもしょーがない。

 体重620g
 餌  45g

枯れススキ

2005年12月11日 | ハリスホーク
          

 相も変わらず、いつもの訓練パターンです。
 今日はそれでも、いくらかメニューを変えようと思い、山の木立の中で飛ばしました。わざと細かい枝や茂みの反対側から呼びましたが、結構巧く飛んできます。狭い枝の間を飛ぶときなど、瞬間的に翼をすぼめてすり抜けてきたりと、なかなか大したもんです。野生のハリスホークは、元々どういう環境で生活しているのでしょう?
 山の中で飛ばした後は裾野に出て、以前キジが降り立った藪が見渡せる木から渡りをしました。木に上げたままにしておくと、しばらくはピャアピャアと餌鳴きしてますが、そのうち茂みが動いたり、物音がしたりすると、そこをジイ~っと見つめるようになります。鷹狩り用に鍛えられたハリスならば、このように高い場所から落下するスピードを利用して、茂みの中にいる獲物に襲いかかるようですが、我が家の照羽ではとてもとても…。そもそも木の上で鳴いてたら、獲物に自分がいることをわざわざ教えてやってるようなもんだし。

 体重610g
 餌  50g
 

披露

2005年12月10日 | ハリスホーク
 今日は友人を呼んで、照羽のフライト披露の日。
 しかし、ウェイト調整失敗…。昨日より15gも落ちてしまい、居住まいは悪いし餌鳴きも凄い。昨日餌を減らしたのがいけませんでした。こういうのは妙に構えず、自然体でやらなければダメですね。
 肝心の飛びの方は、ウェイトが低い分反応も良好でした。友人達のグローブにも抵抗無く飛んで来ます。今日は風が強く、途中で煽られる事が何回かありました。中でも一回、上空10~20m程の高さに上がり、そのままトンビのように旋回を始めました。こういう飛び方を見たのは今日が初めてです。しばらく見物してたかったのですが、そこへカラスが一羽やって来て照羽をマークし始めたので、早々に呼び戻しました。
 初めての大役を無事にこなしてくれたので、今日は多めに餌をやりました。
 
 体重600g
 餌  60g

 飛んできた瞬間の写真を撮ってもらったのですが、画素数設定が大きすぎ、掲載出来ません…。

ニアミス!!

2005年12月09日 | ハリスホーク
 今朝もいつもより多めに据え回し。いっとき据え回し不足からか、照羽はグローブ上での居住まいが非常に悪くなり困っていたのですが、日曜日に2時間据え回しして以来、かなり落ち着きが出てきました。さらに餌鳴きも軽減されています。やっぱり基本訓練は大事だという事を再確認しています。
 30分ほど歩いてから、山裾の木に投げました。そこで今日最初の渡りを行ったのですが、照羽がグローブに着地した直後、「ゴトゴトッ」という例の羽音が!!照羽が今まで止まっていた木の真下から、雄キジが飛び立ちました。キジは木立の中を、羽を枝にぶつけながら逃げて行きました。これって、いわゆる「タカ落とし猟」のシチュエーションだったんじゃないのか!?
 私も照羽も、キジの存在には全く気づいていませんでしたし、逃げていくキジを見ても照羽は無反応でしたから、惜しいという段階にすらなっていませんが、フリーで飛ばしている間近でキジに遭遇したのには興奮しました。
 箱入り息子のデビュー戦はいつになるのかな?

 体重615g
 餌  40g