ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

大好物が止まらない

2010年06月25日 | 
世間ではそろそろ「土用の丑」の文字が見られるようになりましたが、
コイツが食べ頃になるのにはもう何年かかかるようです。


オオウナギって他の肉食魚と比べるとわりと成長が遅いようです。
食べる量はけっこう多いんですが、グ~ンと大きくなるのではなく、ジワリジワリと
じみ~に成長しています。

先日、近くの沼でスジエビを大量に捕ってきました。

このスジエビ、水棲の肉食動物にはけっこう好き嫌いが分かれるらしく、
ザリガニ大好きのカミツキガメに与えたら「ゲホウッ!」と吐き出してしまいました。
どうやら細かいヒゲや脚がイガイガして嫌なようです。

そんなら、現地では「カニクイ」とも呼ばれているほどの甲殻類好きなオオウナギ
ならどうだろう。と、与えてみたら…

エビが胴体に触れた途端、飛び上がるように方向転換して「ガブリ
それから後は狂ったように水槽内を泳ぎ回り、あっという間に完食。
ちょっと大きめのエビでも、ウナギ類の必殺技「デスロール」で真っ二つにして
呑み込んでしまいます。

これまで金魚などにはたいして興味を示さなかったのに、この貪欲さにはびっくり。
以来、今までやっていた冷凍赤虫や練り餌も織り交ぜつつ与えていますが、
エビの日は食い付きっぷりが全く違います。
やっぱり甲殻類好きは本当だったんですね。

ところで、オオウナギの頭って意外に平らなようで、
頭に乗った砂がいつまでも残ってます







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