ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

夕餉のおかず

2007年12月19日 | ハリスホーク
休日出勤の振休で、鴨狙いに行きました。
まずは贔屓の用水路へ。

照羽を据え、足元のボサを叩きながら進みますが、今日はイマイチ。
コガモがポツポツ出る程度です。う~ん、スレたかな?
それでも照羽は、コガモが飛び立つたびに夢中で追っかけます。
前回で味をしめたんでしょうか。これで大きな鴨に行ってくれれば…。

そろそろ用水路も終わりの辺りで、一つ群れが飛び立ちました。
追いかけ、ぶっちぎられた照羽をグローブに戻すと、
今群れが出たボサをロックオンします。うん、まだいるね。
見込んでスタートした照羽ですが、コガモが飛ばないので
手前で急上昇します。そしてショベルカーのアームの上から、
見込む…見込む…尾羽が上を向いていく程見込んでから急降下!
バシャンと水音がして静かになりました。
全く期待しないで迎えに行くと、水中を何度も踏みつけるようにしています。
おおっ!?と脚元を覗いたら、獲ってました~


相手はコガモ、しかも頭取りもしていたので、余裕で据え上げます。
ところが照羽があまりにガッチリ頭を掴んでいて、取り上げられません。
しかたなく、ある程度囓らせておいてから口餌をポンッと地面に落とすと、
カモを放り出して飛びつきました。
こんなんでいいんでしょうか…いいわけないですよね

そういえば、照羽の急降下爆撃が実戦で成功したのは初めてです。
「ボク、や(殺)ったよ。」

エライえらい。でもキミ、この後大きなカモには全っ然やる気なかったね。

コガモはさっそく夕食にカモすきで食べました。
ところがここで大失態を。

カモの皮、剥いじゃったんです。

理由は、羽が上手く毟れなかったので
実は前回もおんなじコトしてました
コガモの羽って、毟るの難しくないですか?キジの方が楽だった気が…

まあ剥いちゃったもんは仕方ないので、ネギと一緒に鉄板でじゅうじゅう。

皮の脂が無い分は鶏でごまかします。
食べると…ンま~い!!でも少な~い…
これが皮付きのマガモだったら最高だろうなぁ
でも愛鷹の獲ってくれたごちそう。照羽に感謝感謝です。

グローブから投げて獲ること。
食べ応えのある大きなカモを獲ること。
そして上手に羽を毟ること。
何とか年内には達成したいです