ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

ありがとうドラゴンズ

2006年04月07日 | ハリスホーク
 お見事でした立浪選手!!
 小学2年生の時、初めて買った野球帽が中日だったのが縁で、今までずっとファンを続けてきました。サヨナラ満塁ホームラン…左手に乗っけていたカイ君が、パニックになってすっ飛んでいくくらいの絶叫を上げてしまいました。ドームで見ていた人達は幸せだっただろうなぁ。
 今日の勝利にちなんで、ドラゴンモーレイ(トラウツボ)にアジをプレゼント。
          
          
 今朝の照羽の据え回し中、ガードレールに止まらせて一服していると、通りかかったおじさんが話しかけてきました。
 「それハヤブサかい?」
 「ノスリの一種です。」
 「飼うのに許可いるんだよね?」
 「いいえ、全然必要ないですよ。」

 照羽を初めて見る人達の結構多くが、猛禽飼育には許可がいると思っているようです。と、ここまでならよくある会話なんですが、今日はここからが想定外。
 「いや~俺もさ~、鷹飼ってスガレ追いさせてみたいんだよ~」
 「!…スガレですか!?」
 我が街には、古代?より連綿と受け継がれてきた、誇りある食虫文化が息づいているのです。スガレとは「蜂の子」のこと。ホッカホカのご飯にかけて食べると美味しいんですよ!

 「スガレ追い」とは、この蜂の子の捕獲方法です。まずは魚などの餌で蜂をおびき寄せます。その蜂に目印を付けた餌を運ばせて、後は巣に戻る蜂を追っかけて全力疾走!!老若男女、美味しい蜂の子をゲットするために、空を見上げて猛ダッシュしまくる光景が、我が街ではあちこちで見られるとか(?)

 このおじさん、鷹を訓練して蜂を追いかけるようにしたいんだそうです。う~む チョウゲンボウとかで、口餌に毎日同じ色の目印を付けて訓練して…あ、目印ごと食べちゃうかも。外国ではトリュフ掘りのブタもいるし、万が一上手くいったとしたら、我らが食虫文化に一大革命が起きるかもしれませんが。

 とりあえず、コイツ(照羽)では無理です!とは言っておきました。