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女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

いとうあさこ

2020-07-03 | 日記

中村です。


いとうあさこが50歳になったという記事を目にした。
私自身『いとうあさこ』のファンではないし、彼女
のネタや芸を特別面白いとも思っていない。ただ、
どちらかと言うと好き。いやっ、好きと言うより好
感を持っていると表現したほうがぴったりくる。
そもそも、そうでなければ「いとうあさこ50歳にな
りましたの記事に目を通そうとは思わなか
ったはず


その記事は、いとうあさこが幅広い年齢層に好かれて
いること。彼女の庶民に近い金銭感覚や言動にシンパ
シーを感じているのではないかという分析。自虐ネタ
も下品にならない育ちの良さなどについて言及し、彼
女の仕事に対する姿勢として、


嘘をつかないこと


を紹介していた。
演出上のうけ狙いで事実と異なる発言を求められても


NO


なぜなら「その場しのぎの発言をして別の現場で発言
が一致
しなかったら疑問に思われるし、そもそも嘘
つくと自分自身が落ち着かないから(本人談)

記事は、
そんな誠実さがあるからこそ、多少の毒舌や
自虐ネタも視聴者は不快に思わないのだろうと結んで
いる。


そうっか私が彼女に好感を持つのは


嘘をつかない姿勢


世間にこびず自分をごまかさない正直なスタンス
そこに清々しさを感じている


ふと自分の仕事に考えが及んだ


仕事柄毎年多くの内定者、新入社員と接する。要領の
いい子悪い子、理解力のある子乏しい子、素直な子そ
うでない子・・・

どんな子も受講者として受け入れた以上、わけへだて
なく接して、受講前より良い状態に導くのが私の役割


とは言え、私も生身の人間。どうしても好感持てるタ
イプとそうでないタイプができてしまう。


講師や職場の上司や社長にどう思われるかを気にしす
ぎるあまり無難な受け答え、評価者に良く思われよう
と共感してるふりをする本音が見えない子より、少々
要領悪くて洗練されていなくても、本音でまっすぐな
気持ちをぶつけてくる子に好感を持ってしまう・・・。



とは言え、本音を出せるかどうかは環境次第。


誰だってできれば嘘などつかず、本音でありのままで
いたいはず。


だからこそ、「自信がない」「不安感が強くて本音を出
せない」
から周りに合わせることばかりを意識してきた
子達が、安心して本音を出せる。「自分の意見を出して
いいんだ」と思えるきっかけをつくる。そして、新卒者
が自分の意見を素直に口に出せる組織作りをサポートす
るのが私の役割。

いとうあさこの記事を読んで改めて思う