女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

同期達のその後・・・

2010-10-22 | インポート

 先日、新卒で入社した会社(大阪本社のアパレルの会社)の同期だった女性からJAZZ LIVEの誘いが届いた。                                                                                                                                                                

彼女の名前は「Mariちゃん」。私には東西合わせて(専門職も含む)30名ほどの同期がいたが、その中でも彼女は関西の総合職として採用された女子3人のうちの1人。

今では3名ともその会社を退職し別々の道を歩んでいる。

「Mariちゃん」は、身長が170センチほどありモデルばりの抜群のプロポーション。大阪市立大学で「布」に関する研究をし被服に興味関心があって業界に飛び込んできた。当時のお笑いのアイドル「山田邦子」にちょっと似た雰囲気(Mariちゃんごめん)のしっかり者。自他共に「同期の中では結婚は遅いほう。しないかもしれない」と言われていた。

Mariちゃんは、結婚して子供をもうけ、仕事をしながら子育てをしている。以前から趣味だったジャズライブを復活するという誘いだった。彼女のライブに行くのは今回で3回目。最初は入社して間もない頃、神戸のジャズバーに同期の女子たちと行った。2回目高槻でのライブは同期だった元旦那と行った。3回目の今回は久しぶりに連絡をとった同じく同期で今は専業主婦をエンジョイしている「Aokiちゃん」と行く予定。ライブの案内と一緒に「Mariちゃん」からの手紙が入っていた。

近況報告兼ねてライブやります!聴きに来て!よろしくぅ~ てなノリ。

もう1人の総合職女子の同期、名前は「Iwaちゃん」。(当時の)大阪外国語大学出身の彼女は、「洋服大~好き」で業界に飛び込んできたちょっとミーハーで甲高い声が特徴的。入社当時彼とラブラブ状態で、自他共に「同期の中で一番早く結婚して退職する」と言われていた。

その彼女は・・・

彼とは別れ、大~好きな洋服の道を極め、フリーのスタイリストとして有名人を顧客にするまでに・・・。「自分がこの人!」と思うカリスマスタイリストに弟子入り志願のため押しかけ、「弟子は採らない主義」の事務所に見事はいりこんだり、駆け出しでなんのつてもないテレビ局に「自分のスタイリングを写真にとったファイル」だけを持って飛び込み営業をかけて仕事をとったことなどを聞いて、パッと身た感じは昔のアイドル「朝丘めぐみ」によく似たかわいらしい雰囲気の彼女のどこにそんなパワーが潜んでいたのか!!とびっくり

会う度に、

「(本当は結婚したいのに)男運はよくないけど、仕事運はあるみたいやねん

と複雑な表情で話していたのが印象的。

私は?

入社2年で最初の会社を、その後1年で次の会社へ・・・。と転職を繰り返し人材業界へ。目の前のご縁と仕事を追いかけてきた結果今に至る。プライベートでは新卒で入社した年の冬から付き合い始めた同期と6年後に結婚。同期からは「同期唯一のカップル」と大いに祝福してもらった

あれから17年・・・。今年の春、その結婚生活にピリオドをうって同期に戻ることにした。そのことを決め、マンションで「シャンパン飲みながら最後の晩餐」のあと同期会幹事の「Nishiやん」に連名でメールを入れた。「田中と中村は同期に戻ることにしました。ついてはみんなに報告したいので同期会の企画よろしく!」

すぐにNishiやんから返信メールがきた。

「唐突やな。そんなこと気軽に言われても困る

あれから半年、同期に戻った田中と中村は、今でも時々メールで近況報告をしている。

総合職として同じ会社に入社した3名の女子。23年後の仕事、プライベートは3人三様。これからどうなっていくのか楽しみでもあり、人生の後半をどのように充実しさせるか?真価が問われる年代に差し掛かってきたことを実感する。

とは言え、まずは久しぶりの「Mariちゃん」のライブと、ライブをきっかけに久しぶりに会うことになった「Aokiちゃん」とのガールズトークならぬ「レディトーク(おばちゃんと~く!?)」を楽しみにしている