女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

一緒に仕事をしたいと思える人

2010-09-08 | インポート

 外出先から事務所に戻ってくる。

「ただいま」

「お帰りなさい

と元気に明るく迎えてくれるメンバーがいる。商談がうまくいかなかったり、難しい宿題を持ち帰ってきたり、暑い中汗をかきかき帰ってきた時、どれだけこの声に助けられるか・・・。

有難い

 事務所に戻って席に着くと、報告や質問など用事があるメンバーが声をかけにくる。

入社3年目の男性社員柏木。

今彼が担当するクライアントのビジョン策定プロジェクトのコーディネーターを務めているが、そのクライアント先から戻ってくると彼は真っ先に声をかけに来る。

「中村さん、○○さん(クライアントの名前)今日はどんな話だったんですか?」

その日のうちにやってくる。必ずやってくる。笑顔でやってくる・・・。

最近では、客先から事務所に戻る地下鉄の中で、戻ったら絶対柏木が聞いてくるから、今日の内容をどのように伝えたらわかりやすいかなぁ・・・などと考えるようになった。また、先方との話し合いの場で妥協しそうになる自分がいたとき、こんなとこで妥協したら柏木にえらっそうなこと言われへんなぁ・・・と思ったりもする。

 アイ・プラスは、「採用・教育という2つの柱でサービスを提供」しているが、柏木は社員の中でも「教育」という分野の仕事に深く関わっていきたい気持ちの強い社員の1人。それだけに、研修やセミナーの仕事を

「やってみるか?」

と声をかけると、

「はい」「やりたいです。任せてください」と即答。

打ち合わせしていても聞く姿が楽しそう。熱心に質問もしてくるのでこちらも説明に熱がこもる。

一言で言うと、一緒に仕事して楽しい。同じ仕事を任せるのなら(その仕事をやり遂げる能力があるというのが大前提ではあるが)「言われたからやりますわ・・・」という姿勢ではなく「やります!やりたいです!」と喜んで仕事を受け楽しんでやってくれるメンバーに任せたい。その方が、一生懸命考えるし、一生懸命考えるからいろんな質問やアイデアがわいてくる。その質問やアイデアをぶつけられることで私自身の脳みそも活性化する・・・。

 社内も社外も同じ。

(こいつと一緒に仕事したら)「楽しいなあ」「元気になるな」「刺激やなぁ」「弱音なんかはかれへんという気になるなぁ」という人と一緒に仕事をしたい。

 お客さんにとってそう思われる存在でありたい。メンバーにもそういう存在であってほしい