神様助けて

会社を良くしていこうと必死で経営している一人のクリスチャン、神を信じる者がどんな風に祝福され、恵まれて行くのか。

在庫管理

2008-07-19 19:59:07 | 零細企業の社長奮戦記
出荷調整

 ワインをお飲みになる方はよくお分かりのことと思いますが、ワインの貯蔵温度というのは一定の温度でおよそ15℃前後が最適な温度でしょうか。

このような温度管理が行き届いた施設であれば、ワインは長期保存が可能な飲み物といえるのでしょうか。

その道の専門家ではないので詳しくはわからないのですが、何年物のどこそこのワインはかなりの高額で販売されているようです。


しかし、このような高級ワインと安く販売されているワインを、芸能人などが利き酒大会のようにラベルを隠して飲ませると、以外や以外安い方のワインのほうが美味しいといったりしていた番組を見たことがあります。


わたしは、このブログでもご紹介したことのあるプレジデントビジョンというメールマガジンを講読しています。

あるときの、この経営者を対象としたインタビュー形式のメールマガジンに登場した経営者の中に、すごく気になる人物が登場したのです。

というのは、このブログでソフトスチームという技術の存在についてお知らせしてから、農業のことを書き始めたのですが、このソフトスチームを開発した方と先のプレジデントビジョンに登場した経営者の方が”まったく同じ様なことを語っていた”からです。



ソフトスチームを開発した社長は、その開発の発端となっているのは、「町づくり」という、特に「地域再生」をテーマとして、大学との共同研究テーマとして自分に何ができるのだろうか、というところから出発して、農業の再生こそそのポイントだという課題を得て「農業と工業」連携が開発テーマとなり、この技術の開発にいたったと言っておられました。


一方プレジデントビジョンにご紹介されていた社長さんは、その昔「醤油」メーカーの海外駐在員として、まだ醤油が売られていないヨーロッパで、販売先の開拓を進めていくなかで、ホテルのシェフや有名レストランに、まず日本の醤油を知ってもらうことから始めたそうですが、その交流の中から「オーガニックワイン」の存在をしり、それまでワインなど飲まなかった方が、今は、そのオーガニックワインを輸入販売する会社を起業した方だったのです。

この社長さんの経営する会社は、マヴィというのですが、インタビューのなかでこの方が地域再生は、このようなビジネスの展開で可能だと考えるという発言をされていました。


つまり、お二人とも農業の再生こそが地域経済の再生のかぎであり、かつ大規模農法ではなく、小規模農業でも経営方式の工夫によって日本の農業再生は可能だと言っていたのです。


父親の汗と涙の農業経営を見てきたわたしには、このお二人をどうしてもお引き合わせしたい、という思いがつのったのです。


わたしは、大変失礼とは思いつつ、まずマヴィの社長さんにメールを送りました。

そして、お引き合わせしたい方がいることを告げたのです。


社長さんからは、喜んでお会いした旨の返事をいただき、わたしはソフトスチームの開発者とともに赤坂のお店に行くことになったのです。


その社長さんから、ワインについてお話を聞くことになったのですが、ワインというのは経営的にみると「究極の在庫管理」だと言われたのです。



わたしは、まさに「目からうろこ」が落ちた思いがしました。

言っていることはたいしたことではないのですが、そういう「ものの見方」がとても新鮮だったのです。


わたしは、日本の農業再生は「大規模農法」しかないと思っていたのです。

しかし、これがすべてではないということを知ることができました。


もし、大規模にぶどうを生産して、旬の時期にみんなで「新鮮なぶどう」として出荷したらどうでしょうか。
たぶんぶどうはかなり安くなり、消費者に一時は喜ばれるでしょうが、やがて淘汰が起こり、業界は再編され、寡占化された生産事業となってしまうでしょう。


中小規模の生産者が、様々な工夫と種類と、様々な商品展開がなされてこそ「豊かさ」が実現していきます。


オーガニックな栽培が各地で行なわれ、それぞれの産地の特色が生かされ、廃棄処分される食材が減っていけば、日本の農業生産と食糧事情は大きく変る可能性があります。


最近ようやくテレビなどでも、「不ぞろいの生鮮品は消費者が買ってくれない」という「もっともらしいうそ」が実際に「うそ」であることが報道されはじめました。

それは流通業者の言い分で、実際に不ぞろいの商品と、規格商品とを並べて売ってみると、少し安くなっている不ぞろい商品のほうが多く売れているのです。


この事実こそが、消費者を見ていない「自社都合を優先している」流通業者の現実です。


◆今日の祈り

全能なる御父天の神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く罪深いわたしですが、どうかお許しくださいますように。

主の恵みによって、しもべの、ものの本質を見ることのできない曇った目は、少しではありますが開かれております。

世界では餓えによって、まともな食事もままならない方々がおられます。

しかし、わたし達の国では食料自給率39%といわれながらも、毎日何十万トンというまだ食べられる食材が廃棄されております。

このような現実を、あなたは決して見過ごされることはないでしょう。
どうかわたし達の国が、このような愚かな行為、罪深い行為を脱却し、食糧事情の改善を果たすことが出来ますように助けてください。

農業再生と食糧事情の改善と、悪しき行為の根絶を果たすことが出来ますように助け導いてください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申し上げます。
アーメン


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