しつこく乗り鉄の旅二日目(8/17)の続きです。
後免方面行の次の列車が1時間後という状況に、仕方なく特急を選択。
これなら30分ほど稼げる。
ということで向かったのが後免。目的は「ながおか温泉」というこれまた日帰り温泉施設です。今までも散々書いてますが、小生の旅行はそのほとんどが列車に乗っているか温泉に入っているかのどっちかなんですね。高知での最初で最後の?メーンイベントです。
後免駅を降りたのは既に時刻は19時近く。あたりはかなり暗くなってます。地図で見る限り駅から道をまっすぐ行けばまあ15分くらいで着けるかな~なんて思ってましたが、これがまた意外と遠い。更にその道路というのが…最初は歩道と車線のある普通の道路だったんですがだんだんと細くなっていきます。左手にはやけに墓石が大きい墓地と右手には廃校かと思うような寂れた雰囲気の学校の横を通り抜けると車線すらない狭い一本道に。もうほとんど車一台が通れるくらいまでに狭くなると、右手には屋根が崩れてガラスが粉々になったような廃屋が連なります…。さび付いたブリキの看板に(金鳥かボンカレーなのか)描かれた顔はネガフィルムのように反転した状態でこちらを見つめてるんです…正直怖い…。最近のホラーゲームの場面設定ってこんな感じじゃないですかね…。街灯もほとんどありません。気をつけないと横の用水路に足を踏み外しそうです。そんな寂しい通りを抜けると田んぼが広がり、またちょっと道が広くなります。その田んぼにちょっと突き出して何やらほこらのようなものがあったりするんですが。とにかくいろんな意味で汗びっちゃりになりながらもひたすら進んでいくと、ようやく右手方向に明るい光が。これだけ寂しいところからそんな灯りを見ると心の底から救われた気分になりますよね。
で、ようやく到着した「ながおか温泉」。なんでこんな寂しいところ(地元の人ゴメンナサイ)にこんな立派な施設があるのか摩訶不思議なんですが、素晴らしい施設です。綺麗だし、温泉も入るとすぐに肌がつるっつるになったりして、今回の旅行では一番温泉らしかったですな。あんだけ汗もかいたんで、気持ちよさもひとしお。ああ来てよかったと思う瞬間です。
もちろん食事もここで。朝からロクなもの喰ってないんで、この施設にある「くろしお亭」で土佐名物カツオのタタキとやらを喰ってビール飲んだろと心に決めておりました。
しかし…カツオ関係の料理は全て売り切れ。おすすめ料理を書いた紙のカツオコーナーに全てバッテンがついてるのを見たときはのけぞりましたよ、マジで。やっぱりツイてない高知での一日に駄目押しされた小生であります。ガックシ。
結局カツオは喰えなかったけど、心の底からほっこりさせてもらったら、もう時間は21時をまわった頃。さてそろそろ戻らなきゃならない。正直あの道をまた、しかも真っ暗な中を帰らなきゃならんと思うとゾッとするんですが、勇気を振り絞って。
後免駅に向かう途中もいろいろありましたね。温泉の近くにある酒屋に救急車が来ていて(写真の隅っこに赤色灯が写ってるんですけどわかんないだろうな)爺さんが暴れてたかなんかで救急隊員になだめられてたり、何故か田んぼのほこらのところにパトカー2台停まっていて、そのほこらの前に置いてある自転車を3~4人がかりで写真撮ったりして調べてましたしね。盗難自転車を調べてるにはやけに大掛かりな気も。何かあったんでしょうかね。で、件の廃屋前を抜けたあたりで正面から来た車が何故かきびすを返すようにUターンしていったり…どうもパトカーの赤色灯にそこで気がついたようなのですが。そんなこんなで用水路に足を踏み外さぬよう気をつけながら20分近く歩いて、駅に着く頃には再び汗びっちゃり。ビールが仇になってしまったか。う~んなんのために温泉行ったんだかな~。勿体無い。それにしても駅から1kmちょっとくらいの距離と思ってましたけど、絶対2kmくらいはあるな。
「ながおか温泉」ホントいいところでオススメなんですが、やっぱりこういう暑い時期の夜に駅から歩いて行くもんじゃないようですね…。(ていうか普段駅から歩って来る人ってほどんどいないんでしょうけど)いい季節の昼間なら恐らくカツオも喰えるし、併設しているトレーニングプールなんかも利用できるでしょうから、そんな時期を狙って、是非に。
21:43発の列車で高知に戻ります。
後免方面行の次の列車が1時間後という状況に、仕方なく特急を選択。
これなら30分ほど稼げる。
ということで向かったのが後免。目的は「ながおか温泉」というこれまた日帰り温泉施設です。今までも散々書いてますが、小生の旅行はそのほとんどが列車に乗っているか温泉に入っているかのどっちかなんですね。高知での最初で最後の?メーンイベントです。
後免駅を降りたのは既に時刻は19時近く。あたりはかなり暗くなってます。地図で見る限り駅から道をまっすぐ行けばまあ15分くらいで着けるかな~なんて思ってましたが、これがまた意外と遠い。更にその道路というのが…最初は歩道と車線のある普通の道路だったんですがだんだんと細くなっていきます。左手にはやけに墓石が大きい墓地と右手には廃校かと思うような寂れた雰囲気の学校の横を通り抜けると車線すらない狭い一本道に。もうほとんど車一台が通れるくらいまでに狭くなると、右手には屋根が崩れてガラスが粉々になったような廃屋が連なります…。さび付いたブリキの看板に(金鳥かボンカレーなのか)描かれた顔はネガフィルムのように反転した状態でこちらを見つめてるんです…正直怖い…。最近のホラーゲームの場面設定ってこんな感じじゃないですかね…。街灯もほとんどありません。気をつけないと横の用水路に足を踏み外しそうです。そんな寂しい通りを抜けると田んぼが広がり、またちょっと道が広くなります。その田んぼにちょっと突き出して何やらほこらのようなものがあったりするんですが。とにかくいろんな意味で汗びっちゃりになりながらもひたすら進んでいくと、ようやく右手方向に明るい光が。これだけ寂しいところからそんな灯りを見ると心の底から救われた気分になりますよね。
で、ようやく到着した「ながおか温泉」。なんでこんな寂しいところ(地元の人ゴメンナサイ)にこんな立派な施設があるのか摩訶不思議なんですが、素晴らしい施設です。綺麗だし、温泉も入るとすぐに肌がつるっつるになったりして、今回の旅行では一番温泉らしかったですな。あんだけ汗もかいたんで、気持ちよさもひとしお。ああ来てよかったと思う瞬間です。
もちろん食事もここで。朝からロクなもの喰ってないんで、この施設にある「くろしお亭」で土佐名物カツオのタタキとやらを喰ってビール飲んだろと心に決めておりました。
しかし…カツオ関係の料理は全て売り切れ。おすすめ料理を書いた紙のカツオコーナーに全てバッテンがついてるのを見たときはのけぞりましたよ、マジで。やっぱりツイてない高知での一日に駄目押しされた小生であります。ガックシ。
結局カツオは喰えなかったけど、心の底からほっこりさせてもらったら、もう時間は21時をまわった頃。さてそろそろ戻らなきゃならない。正直あの道をまた、しかも真っ暗な中を帰らなきゃならんと思うとゾッとするんですが、勇気を振り絞って。
後免駅に向かう途中もいろいろありましたね。温泉の近くにある酒屋に救急車が来ていて(写真の隅っこに赤色灯が写ってるんですけどわかんないだろうな)爺さんが暴れてたかなんかで救急隊員になだめられてたり、何故か田んぼのほこらのところにパトカー2台停まっていて、そのほこらの前に置いてある自転車を3~4人がかりで写真撮ったりして調べてましたしね。盗難自転車を調べてるにはやけに大掛かりな気も。何かあったんでしょうかね。で、件の廃屋前を抜けたあたりで正面から来た車が何故かきびすを返すようにUターンしていったり…どうもパトカーの赤色灯にそこで気がついたようなのですが。そんなこんなで用水路に足を踏み外さぬよう気をつけながら20分近く歩いて、駅に着く頃には再び汗びっちゃり。ビールが仇になってしまったか。う~んなんのために温泉行ったんだかな~。勿体無い。それにしても駅から1kmちょっとくらいの距離と思ってましたけど、絶対2kmくらいはあるな。
「ながおか温泉」ホントいいところでオススメなんですが、やっぱりこういう暑い時期の夜に駅から歩いて行くもんじゃないようですね…。(ていうか普段駅から歩って来る人ってほどんどいないんでしょうけど)いい季節の昼間なら恐らくカツオも喰えるし、併設しているトレーニングプールなんかも利用できるでしょうから、そんな時期を狙って、是非に。
21:43発の列車で高知に戻ります。