TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

思わず見てしまいました

2008-08-02 01:24:37 | J-FUSION
日本テレビの「阿久悠物語」っていうドラマ。
家に帰ってきたら、どういうわけか家族みんなでこれ見てました。
ドラマのストーリーはともかくとして、カミさんいわく、「スター誕生」の番組を再現してるのにシンセがヘンでオモロイとな。

確かに画面に映るのは当時を忠実に再現したレトロな演出バッチリの「スター誕生」のセット。
しかし、ステージに置かれている楽器が…KORGのTRITONにDX7とな。他の楽器はともかくとして、シンセはまさにその年代の鑑みたいなところがありますし、TRITONは塗装も白色でしたから、更に目立ち方を倍増してたような気も。
結構、小道具やらに当時を再現するためのこだわりが随所に見られたこの番組ですが、1971年のステージに白色に輝くシンセはかなりの違和感。RHODESですらまだ出たばっかりで際どい時代ですからね、もちろんDX7もアウト。じゃ、当時は何を使ってたんでしょうかね。オルガンとかアコピとか…でもシンセってのはあり得ないし。よく見りゃドラムセットもかなり今っぽいし。絶対当時はもっとシンプルでしたよね。頭隠して尻隠さず、できればその辺もこだわって欲しかったものです。さすがにこんなツッコミを入れる輩がいるとは思わず、道具係さんもそこまで気が回らなかったんでしょうか。

も一つ注目してしまったのが、ステージで演奏を務めるバンドの面々。
あくまでも演奏者ということで、ほとんど大映しになることはなかったんですが、カメラアングル的にどうしても目立ってしまっていたのが、トロンボーンの佐野聡さん。あの風貌ですから、見た瞬間この人とわかります。「スター誕生」の出場者を映すとどうしてもそのアングルに入ってしまうもので、何度も、しかもかなり大きく映ってましたからかなり目立ってましたね。
で、その反対からのアングルで映すと、今度はギターとベースの人が目に入ってきます。ギターの人は見覚えなかったんですけど、ベースの人は…やぢまゆうぢさんでした。髪型がサラリーマンぽい雰囲気だったんですぐにはわかりませんでしたけど、感情込めながらベースを弾いている姿が画面の背景に映ったその時、無意識のうちに脳内で野呂さんのライブ映像と瞬間的に重なって、おぅ箭島さんや~と気付いた次第です。

その他にも画面ではほとんどわかんなかったけど、ドラムが岩瀬立飛さんだったり、ホーンセクションに鈴木正則、近藤和彦、つづらのあつしなど、結構有名どころの方々がそのステージ上にはいたようです。ちゃんとエンディングにメンバーがテロップで流れてましたので、これは間違いない。ていうか、ちゃんとメンバー全員の名前をエンディングタイトルで流してくれるところにテレビ局側のこだわりを感じて嬉しく思うところです。
とはいえドラマの内容はともかく、そんなところばっかり気にしながらドラマを見ている小生のような視聴者は、あまりありがたくない存在なんでしょうな。

追記...こんなのがありました。
http://utage.applet.jp/200806/69
コメント
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