さびしさかたどった言葉
つぶやいて
南の空に投げた
涙ひとつぶキラリ
星になって消えた
あんなに近くにいたのに
もう二度と会わないと
決めた
古ぼけた思い出
大好きだったあなたのおと。
転がるように生きる私は
いつのまにか
通り過ぎてしまったの
隣で最後まで
聞いていられなかった
あなたの鼓動を 生きる音を 寝言を 寝息を
かすれた声でささやく
「おはよう」を
月が明るすぎる夜の
かわいた足音を
缶ジュースを開ける
音が知らせた
この世界の静けさを
Tシャツの背中で
指がすべって止まる
二人だけの一瞬を
見ないふりをした
振り返る風見鶏
つぶやいて
南の空に投げた
涙ひとつぶキラリ
星になって消えた
あんなに近くにいたのに
もう二度と会わないと
決めた
古ぼけた思い出
大好きだったあなたのおと。
転がるように生きる私は
いつのまにか
通り過ぎてしまったの
隣で最後まで
聞いていられなかった
あなたの鼓動を 生きる音を 寝言を 寝息を
かすれた声でささやく
「おはよう」を
月が明るすぎる夜の
かわいた足音を
缶ジュースを開ける
音が知らせた
この世界の静けさを
Tシャツの背中で
指がすべって止まる
二人だけの一瞬を
見ないふりをした
振り返る風見鶏