地球族日記

ものかきサーファー浅倉彩の日記

結婚しなくていい。でも、してもいい。

2018年05月16日 | お仕事日記
結婚なんて、しなくていいんだよ。
結婚したら勝ち組で、しなかったら「できない」とされて負け組だなんて、
そんなふうに言う人がいるのだとしたら、
頭おかしいに決まってるじゃない。

結婚しなくても、全然かわいそうじゃない。

結婚なんて、してもいいんだよ。
ひとりでも生きていけるのにわざわざ他人と暮らして、面倒くさい思いをして、
それでも自分以外の誰かたったひとりと向き合うことがしたいんだったら。

結婚しても、全然かわいそうじゃない。

離婚なんて、しなくていいんだよ。
いつのまにか、家政婦だとか子どもを産む道具になっていたり、
ATMだとか精子をつくって出す道具になっていたりしたとしても、
世間体やなんかを優先させるなら。

離婚しなくても、全然かわいそうじゃない。

離婚なんて、してもいいんだよ。
一度はみんながしている結婚というものがしてみたかったけれど、
やってみたら思ってたのと違って、もうやめたいと思ったら。

離婚しても、全然かわいそうじゃない。

みんなみんな、好きにすればいい。

好きにするって難しいから。
本当の自分の声を、突き止めなくちゃいけないから。
その声を聞くために、醜い自分やダサい自分、弱い自分とも
目を合わせなくちゃいけない。

それをして、目をそらさずに、決めたことなら、
結婚でも離婚でも、
どちらも、おめでとう。

決めたことに、おめでとう。

肩書き保留。

2018年05月12日 | お仕事日記

肩書きが、やっかいでしかたがない。

たった一言で、わたしを表現できるわけがない。

機能で見られたくない。

誰かが代表をしている、なんらかの団体に所属して見られたくない。

わたしはわたし。

わたしはあなた。

今、目の前にいるわたしに集中してほしい。

どこにいるかわからない。

何をしてるかわからない。

あとから全部わかるから、今はまだわからない。

この強烈な願望は、学歴ラベリングへの強烈なアンチテーゼであり、
学歴ラベリング思考が刷り込まれている反動としての、
アンチアイデンティティ思考の現れである。

肩書きも言語であり、言語は「生」の「今」つまり「LIVE」の思考やあり方の排泄物なので、
言語化されたとたんに陳腐化していくのはしかたがない。

言葉って、そういうものだ。

肩書きには柔軟性がない。固定であり、枠組みであり、ラベルであり。
わたしが嫌いなものばかり。