地球族日記

ものかきサーファー浅倉彩の日記

半東京。農ライフvol.16 波乗り遊び

2009年09月28日 | お仕事日記
怒濤の9月が終わります。

台風直撃の暴風雨とともに終わった8月は遠い昔。
9月に入ると、秋の気が天高く冴えわたり、
夏の熱気が引き潮のように遠のいて行きました。

9月は、一年で一番好きな季節です。

「9月=夏休みの後半戦」だった大学生時代の名残でしょうか。
観光客がいなくなり、7月の太陽が温めたあたたかい海が
サーファーとウィンドサーファーの手に帰ってくるからでもあります。

真夏の喧噪もまたよしですが、
やっぱり海は静かな方がいい。
ハマヒルガオが忘れられたように
風に吹かれているぐらいがちょうどいいのです。

そんな晴れた秋の月曜日、
がら空きのいすみ川河口ポイントでサーフしました。

最近、おとなりの庭の手入れをしていた
サーファーからこっそり教えてもらった、
あまり知られていないポイントです。
その証拠に、一宮や太東はそれなりに混んでいた今日も、
MAX3人で、胸肩サイズのポイントブレイクを分け合う事ができました。







週休二日の週末サーファーだったころは、
会社のパソコンから波情報サイトにアクセスしては、
乗れないファンウェーブに思いを馳せるのが
日課でした。

夏に台風が来れば、3時半(もちろんAM)に家を出て、
日の出前に入水、6時に上がって帰ってシャワーを浴びて
着替え、7時半の電車に乗り出勤、なんてこともありました。

実力はさておき、
波乗りに対する心の勢いだけは、自慢の種でした。

GWと夏休みと年末年始は、
学生時代の仲間と予定を合わせて海外サーフトリップへ。
行き先を話し合うために飲み会を開き、
週末に別グループのメンバーと海で会えば、
サーフトリップ先の情報交換をし、
スーツを買うのにはケチるお給料を
旅費には惜しげもなくつぎこみました。

何にかりたてられていたんだろう、となつかしく思い出す日が
来るとは夢にも思わず、ただ、心のおもむくままに
時間をみつけては海に通っていました。

ひとことで言えば、ウィンドサーフィンに明け暮れた青春の熱が、
まだ続いていたのだと思います。

そのうち、
よくある話ですが、
同じテンションで波乗り遊びに取り憑かれていた
仲間は一人またひとりと、
お父さんやお母さんになったり、
イギリスに留学したり、北海道へお嫁に行ったり、
転勤で新潟に旅立ったりと、
「それぞれの大切な事情」が
「みんなでのんびりサーフィン」の時間を
少しずつのみこんでゆきました。

時を同じくして、
私自身も、忙しい会社で激務をこなし、
週末にサーフィンをしているだけでは
自分に満足できなくなっていました。

そして、持って生まれた情熱をぶつける先を、
探し始めたのです。

それから数年経った今日、あの頃ならパソコンの前で眠気と戦っていた
月曜日の昼下がりに、仲間のいない海でサーフィンをしました。

私は、フリーライターで、思いは現実になることや、
縁がある人とはベストのタイミングで出会えることをもう知っていて、
自分が元気でいられる心のバランスの取り方も知っていて、
マクロビオティックのお料理を少し覚え、
食とエネルギーをテーマに社会を変える仕事をしたいと思っている
人になっています。

なにかが少しずつ変わっていき、
いつのまにか、ずいぶん遠くに来たんだな、と思いました。

でも、結局、海のある田舎を人生の舞台に選び、
こうしてサーフィンをしているんだな、と思いました。

思い出はかけがえがなく、
何があろうとなかろうと、人生は一度きりに
通り過ぎる。
私の存在は砂粒よりも小さいけれど、
世界にたったひとつしかないという点では
地球と同じ。

波乗りは、文句なく楽しい遊びですが、
たまにこうして、人生に潜む真実のようなもの、
自分というものの存在をはっきりと見せてくれるような気がします。

水から生まれる幸せのエネルギー

2009年09月24日 | お仕事日記
今日は髪を切りに行って、帰りにラーメンを食べました。
美容師さんと、勝浦にあるノリピーの別荘が全焼したっていう話題になったので、
ついつい奄美大島でノリピーと世間話をしたエピソードを披露しちゃいました。

そして、明日から近所の海で始まるWQSのサーフィン大会に、
ノリピーと出くわした時、一緒にいたプロサーファー森哲太くんが出場します。

奄美の「くすの」っていうポイントで、
哲太の人間離れしたフリーサーフィンを間近で見て
瞬殺でファンになったため、観戦しに行きます。

哲太がんばれ!


仕事の方は、
ブラウンズフィールドの新ウェブサイトのプログラミングが完了し、
いよいよコンテンツの入力作業が始まります。
CMS作業、嫌いだけどやるしかない。
1年しか在籍しなかったけど、マイコミジャーナルでやっといてよかったです。

ほしいリゾートの11月発売号は、取材が全部で9軒。
来週あたりから怒濤の取材祭りが始まります。
しかもリゾートだけに、遠方オンリー。。。。

ガテン系だよ。この仕事。このさい、自転車でいったろか(笑)

とはいえ私が住む房総エリアも立派なリゾートなので、地の利を生かして
2~3軒はご近所でできたらいいな!なんてもくろんでます。
交通費いらずで、編集部も助かるはず。

さらに、greenz.jpつながりでいただいた
R水素ネットワークのウェブサイト
エディトリアル・ディレクタ(なんて英語にするとそれっぽいですけど、
つまりは編集係。編集係もなかなか味があっていいな)
の仕事もビシバシ進めなきゃ、です。

そして、EYEウィットネスのカットオーバーの記事を
greenz.jpにアップしなきゃ、でもあります。
EYEウィットネスとは、天安門事件やソマリア紛争など、
世界の歴史が刻まれた現場にカメラを向けてきた
名だたるフォトジャーナリストたちによる環境プロジェクト。

記事が上がったらまた報告します。

そうだ。そして。

農箱革命プロジェクトもさくさく進行中。
知り合いのステキ男子(?)つねじい(60)が30年以上にわたって
手がける有機野菜宅配サービス「三里塚わんぱっく」のダンボール箱を
かっこ良くしよう♪というゴキゲンな計画です。

予備校生時代の遊び友達で大人になってから奇跡の再会を果たした
niwa no niwaの三村漢くんが制作総指揮を取り。
私はコーディネーター役兼コピーライター。という名の見物人です。

ないセンスをひねって絞り出したコピーは、、、、
まだヒミツ。
野菜入れる箱をデザインしたいっていうデザイナー魂、
遊び心があって最高です。

いいものつくろう。


ブログがTO DOリスト化してきたので、このへんで。

どっかに遊びに行きたいなー。ハワイとか。



半東京。農ライフvol.13 ホットケーキ

2009年09月09日 | お仕事日記
greenz森の家で目覚めた今朝、
起きて一番に思った。

朝ごはん、何食べよう。

自他ともに認める食いしん坊なわけで、
食欲と思考回路は、田舎に来たって大して変わらない。

でも、食欲を満たす方法の、選択肢が変わった。
そのことに、今日、気がついた。
東京マンション時代の私なら、
朝ごはん、何食べよう、の次にくるのは
家から近くて、コーヒーが飲めて、
まあまあヘルシーな店といえばどこだっけ?
着替えるのめんどうくさいな。。。。。。
もう一回寝ちゃって、起きたらきっと昼くらいだから、
出かけるがてらにブランチにしちゃおうかな。

そして、本当にもう一回寝てしまったりする。

だって、冷蔵庫には大したものが入っていないし、
なにより、
東京の無機質なマンションでひとりで食べるごはんほどおいしくないものはない。

ブラウンズフィールドで「趣味・特技=ヴィーガン料理」という子たちに囲まれて暮らし、
そこらへんにあるものでササッと2品3品、毎食つくってみんなで食べる日常に慣れたおかげで、
料理に対する心理的なハードルがぐわって下がった。

もちろん、私は母の手料理で育っているので、
わがやにだってその光景はあったはずなのだけど、
おそらく間取りの問題で、
私にとっては台所に立つことが生活の一部にならなかった。

うなぎの寝床のような細長いキッチンは一人用。
そして母にとって唯一の自分の場所。
だから、母はあまり私たち姉妹を台所にいれたがらなかったし、
勝手に使うと怒られた。

これから家を建てるお母さんには、
ぜひとも広いオープンキッチンと、
一人でこもれるスペースをつくることをおすすめしたい。

そして、
心理的なハードルが下がった上に、
めちゃくちゃ舌が肥えてしまった。

土地でとれた、無農薬無化学肥料の玄米や野菜、
ズルをしない方法でつくった味噌・醤油・塩
生の火で炊いたご飯
自然な方法で絞った油や国産でずっと伝統品種の粉
でつくった料理は、手間をかけなくても、
砂糖みりん酒を入れなくても、本当においしい。

それを一日三食食べさせてもらっているおかげで、
コンビニやファーストフードや加工食品に
手が伸びなくなった。
「これは、本当に食べたいものじゃない」って感じるようになった。
それは、添加物やアミノ酸調味料の薬品を舌が感知してしまうからでもあるし、
何よりも、ニセモノで、生命力がなくて、死んでいる。

オーストラリアで知り合ったヴィーガンの友達は、
スーパーで1斤200円で売っている食パンを
「あれは食べ物じゃない。エネルギーを持っていない」
って言ってた。その時は、いまいちピンとこなかったけど、
その感覚が、今ならすごくよくわかる。


さてと、何を食べようか。
ホットケーキが食べたい。
冷凍庫には柄木田製粉の「シラネ」
メープルシロップも、平出油屋のコールドプレスの菜種油も
アルミフリーのベーキングパウダーもある。
豆乳も少し残っていたから、全部ボウルに放り込んで、
まぜまぜしたこんがり焼いたら、それだけでごちそう。

ものの10分で、洗濯機をまわし始めて間もなく、
朝ごはんが完成した。

ホットケーキは、ホットケーキミックスがないとできないと
思っていたのは、間違いだったんだね。もしかしたら、NIPPNの洗脳!?

粉、油、甘み、水分が混ざり合って加熱されたものが
ホットケーキで、全部混ざって粉の品種や産地なんて
知る由もないミックスを使うより、
どこでだれがつくったかわかっていて、
それを使って揚げ物をするとすごくおいしいのもわかっている
材料を使うほうが、おいしいに決まってる。

それに、ミックスはホットケーキにしか使えないけど、
すっぴんの地粉の使い道は無限。
さらに、自分でまぜていると、ブルーベリーを入れてみようかな、
サツマイモをふかして裏ごししてまぜたらおいしそう、
って想像がふくらんでいく。

小麦畑に思いを馳せながら
えもいわれぬしっとりふわふわの粉の感触に目をつむり、
材料を混ぜる。
フライパンの上でじっくり焦げ目をつけて、
焼きたてをいただきました。

ありがとう。



谷川俊太郎さんに会う

2009年09月08日 | 読み聞き日記
先週の金曜日、谷川俊太郎さんに会った。



会ったと言っても、トークイベントに参加して、サインをもらっただけだけど(笑)


作品が教科書に載っていて、文学好きに限らず誰もが知っている、
おそらく日本で有名な詩人は、
あきれるほど、おちゃめで軽やかな人だった。
そして、80歳を前にして、
なぜかマッチョで、色黒でイケメン(笑)でした。

そして、思いや感じたことを、
おおげさでもなく言葉足らずでもない、
ぴったりの言葉で表現できる、
そこはやっぱり、達人でした。

ちなみに、私の谷川俊太郎歴は、ものごころついたときには
すでに当たり前の景色としてあった
父の本棚が始まりだ。
父はだいぶ谷川さん好きだったとみえて、
本棚には10冊を下らない詩集が背表紙を並べていた。
ということは、かれこれ20年以上のおつきあいになる。

にもかかわらず、私はずっと

たにかわしゅんたろう だと思っていた。

それなのに、トークイベントでは、
みんながたにがわさん、と呼ばれていて、
とっても不思議だった。


トークイベントは、
「かぜがおうちをみつけるまで」という
たにがわさんが翻訳した、アラスカのイヌイットに伝わる
ものがたりの絵本の出版を記念して行われたもの。
著者は、ボブ・サムという、星野道夫と縁の深い
ストーリーテラーだそう。

西麻布にある
スイッチ・パブリッシングの本社地下のカフェ
「レイニーデイ・ブックカフェ」で行われた。

会場には、前からどんな人なのか気になっていた
社長で編集長の
新井敏記氏の姿もあった。
思ったよりずっと、素朴な感じの人だった。
お話できなかったけど、いつか、
憧れの旅ライフスタイル誌「coyote」でお仕事させてもらえるといいな。


、、、という思いが、レイニーデイ・ブックカフェに行って、
よりいっそう強くなった。

だって、並んでいる本が、どれもみんな、
私が知りたい、大切にしたい、自分のものにしたい、と思っている

人間の数少ない美点、うまいものや美しいものを、「うまい」「美しい」と感じる心を
大切にしながら、サバイブしてきたいのちをつないできたルーツ

について書かれた本ばかりだったから。

中でも、
「日本の食風土紀」なんて、今、私が知りたいと思っていることに
ドンピシャすぎて、見つけた後3秒くらい、
穴があくほど見つめてしまった。

もちろん購入して、来年の旅の参考にしようと思っている。


話がだいぶそれたけど、

トークイベントは、お話上手のたにがわさんが
料理研究家の枝元なほみさん、写真家の川内倫子さん、そして
絵本の絵を描いた名前どわすれさん、新井編集長と
アラスカを旅したときのエピソードをまじえながら、
道中で書いた詩を朗読してくれた。

忘れるには惜しくて手帳のすみに走り書きした
ふたひらの言葉をここに。

人と自然と結ぶ、魔法の言葉は無口

理性の光が届かないものがたりの明るさ

うーーーーーーむ。。
語り尽くせない森羅万象を、20文字に満たない
言葉で紡ぎだすこの力!
凡人は、うなるしかないのか!

よかったです。


余談ですが、このトークイベントに谷川さんが出演する事は、
直前に急遽決まった事で、当然ながら
リリースされていませんでした。
だから、会場に行って初めて知ったの。

しかもこの日、校了でトラブった上に撮影も入っていて、
東高円寺からいすみのグリーンズ森の家まで
掃除機を運ぶというミッションもあって、
行くかどうか、とっても迷っていたのです。

校了と撮影をなんとか無事終えたのが18時。
どうしてもよりたかった八重洲ブックセンターに寄って、
用事を済ませたのが18時45分。トークイベントは19時スタート。
慣れない都心の車移動で、八重洲から西麻布までどのくらい
かかるのか見当もつかないし、道も首都高の看板まかせ。

そんなギリギリの私の脳裏を、
朝聞いたラジオの言葉がよぎった。

「魚座のあなた たまには流れに逆らってみるのもいいでしょう」

これに背中を押されて、
東高円寺に向かう新宿方面と
レイニーデイブックカフェに向かう渋谷方面の分岐で、
左にハンドルを切ったのでした。

人生、行ったもん勝ちです。

へんな生き物

2009年09月04日 | 読み聞き日記
今日7時ごろフジテレビでやってた「ヘンな生き物100連発」、
すっごい面白かった。

母ガエルの背中から皮を突き破って出てくるピパの子ガエルの手
http://www.google.com/imgres?imgurl=http://www.tbs.co.jp/doubutsu/jpg/ehon_163_1.jpg&imgrefurl=http://www.tbs.co.jp/doubutsu/ehon_163.html&h=145&w=185&sz=7&tbnid=1w3rKbNYiPIGjM:&tbnh=80&tbnw=102&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2583%2594%25E3%2583%2591&usg=__3EXcheO_555rQU6ntfB8F6TSL1o=&ei=ON2fSvvmDs__kAXv9sjuDw&sa=X&oi=image_result&resnum=8&ct=image

ウニをバリバリ噛み砕いて食べちゃう魚

木の幹が水玉模様にしちゃうキツツキ。どんぐりが寸分違わず穴にぴったりはまる職人芸はあっぱれ

幼虫みたいなぴろぴろで魚をおびきよせてバクッと丸呑みするカエルアンコウ
http://www.sideriver.com/common/video/viewer/coralfish.html?2

頭の部分がシースルーで中に目がある深海魚デメニギス
http://www.getgoal.jp/today/goods/210.html

背中におっさんの顔が書いてあるジンメンカメムシ 
http://blog.livedoor.jp/gg_blog/archives/50973759.html

なんがーーーい深海魚 リュウグウノツカイ
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-519.html

ハンマーヘッドシャークみたいな思いっきり目が離れた「シュモクバエ」
http://www.bbec.sabah.gov.my/japanese/nature/Deptra.htm

大嫌いなコミミズクを見ると体が細くなっちゃうフクロウ「アフリカオオコノハズク」
http://petdouga.seesaa.net/article/51153311.html



地球、おもしろすぎっ!

こういうナショナルジオグラフィック的な番組がもっと増えればいいのに。

画像検索してる時に見つけたこのシリーズは、次から絶対見たいな。

「地球千年紀行~先住民族の叡智に学ぶ~」
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0802400

どうすれば上手に自然に溶け込み、調和して生きられるのか、
環境問題に直面した現代人は今、その答えを見出せず、右往左往している。
答えを知っているのは、先住民族だと思う。

半東京。農ライフ vol12 理由

2009年09月02日 | お仕事日記
私は今なぜ、ここにいるんだろう。
どこから来て、どこへゆくのだろう。

少し前の私なら、きっと、こう答えた。

「やりたかったのに、できなかったことだから」
「過去に果たせなかった思いを遂げるため」

一番になることも、
編集者になることも、
留学することも、
納得のいく就職をすることも、
できなかった私がいた。

ウィンドで一番になれなかったから自信がなくて、
自信がないからちゃんと就職活動ができなくて、
留学する道も選べなくて、
ちゃんと就職活動ができなかったから
編集者になれなかった。

と思っていた。

だから、
営業で一番になって自信を得て、
その自信を武器にリクルートに入って編集者になって、
3年間の修行を終わってから留学して、
納得のいく就職活動をして、
名前のある会社の正社員になった。

挫折と、私を挫折させた社会に対して、
仇を打つような気持ちだった。

挫折した過去の自分への慰めが終わって、
やっと、「好きなこと」に意識を向けられるようになった。

幼い頃に放り込まれた競争社会の、
「ヒエラルキーで人より上に行かなければならない」という呪縛から、
ようやく解放された。ある程度は。

人が、社会がそれを認めるか、ではなくて、
自分が好きかどうか。
好きなことを、楽しんで、
ひたむきに追いかけ続けている人が、
魅力的だと思う。

目の前にいる人に認められる方法よりも、
目の前にいる人を笑顔にする方法を
知っている方が、素敵だと思う。

今、私がブラウンズフィールドにいる理由。
それは、

社会を変えるため。
自分自身が変化になるため。
チャレンジし続けるため。
自然とのかかわり方を学ぶため。
季節を感じて生きるため。
海に恩返しをするため。
生きることの本質に近づくため。
楽しく暮らすため。
会社組織と都会生活に感じる違和感や矛盾にNOを突きつけるため。

全部、好きなことのため。

それはつまり、導かれてここにいるということだ。

「好き」という気持ちは、宇宙人ぐらい謎だ。
理由がない。コントロールできない。

好きになる運命だった、としかいいようがない。
だから、自分で選んだのではなくて、導かれたのだ。

そして、
やってみてわかったことは、
好きなことに向き合って一生懸命生きていると、
つまり、運命を肯定的にとらえて、受け入れ、ゆだねて生きていると、
サポートが入るようにできているということ。

これはもう、絶対に本当。
信じられないような偶然が、平然と起きる。
大いなる意思の存在を感じずにはいられない。