地球族日記

ものかきサーファー浅倉彩の日記

半東京。農ライフ vol.21 リメイク!リメイク!リメイク!

2010年01月25日 | お仕事日記
こいつはいったい何でしょう???

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田畑付き古民家でサスティナブルな共同生活を営むブラウンズフィールドではおなじみの、
使えるヤツ。その名もウエス。です。
ウエスとは、着なくなった服を小さく切ったもののこと。

こいつは、元レギンス。相当はいたので、布がやわらかくこなれてて、
とっても使いやすそう。
ウエスとしてのクオリティはかなり高いはずです。

何に使うかというと、主にお皿についた残り汁系を拭き取ります。
ケーキのクリームとかマヨネーズとか、ねっとりしたものって
スポンジは汚れるし、落ちにくくて洗剤もたくさんひつようじゃないですか。

でも、ウエスを使って、食後に茶飲み話でもしながら
ふきふきすれば、「洗う必要なくね?」っていうぐらい
ピカピカになります。当然、洗剤なんて使いません。
アクリルたわしで十分です。

それ以外にも、鼻をかんだり、ちょっとこぼしたときにふいたりもできます。
これがあるから、ブラウンズフィールドにはティッシュがありません。
エコ(エコロジー)でエコ(エコノミー)です。

しかも、いろんなシーンを想定して大きさを調節できるというオマケ付き!

マヨネーズ大さじいっぱいが入ってしまった水を
魚が住めるまで浄化するのにお風呂4杯分のきれいな水が必要、
だとかいいます。

海がマヨネーズとか生クリーム味になってしまわないように、
ウエスくんに活躍してもらいたいですね!

雨の日は、おうちでチョキチョキ ウエス切り


ディープハワイ3週間! Vol.1  旅をデザインする。 旅はもう、始まっている。

2010年01月24日 | お仕事日記
今回の旅のテーマは、
海と先住民と宗教、農業とエネルギー。

旅のスタイルは、こう。
あらかじめ、絶対に見に行きたい場所をリストアップしておいて、あとは向こうでの縁にまかせる。決まっている事と決まっていない事のバランスは、半々ぐらい。これがちょうどいい。なんなら全く決めなくてもいいんだけど、例えば行きたい場所の固有名詞があれば、向こうで知り合った人に自分がどんなことに興味があるかを一発で伝えることができて、情報も集まりやすい。会話のネタにもなってすごく便利!友達もできやすくて、旅が雪だるま式に豊かになる!ということで、今回私は8冊ほどハワイ本を買い込んで、大好きな旅雑誌coyoteのハワイ特集のバックナンバー(これが見事にそろってる。過去の自分に感謝!やっぱり本や雑誌は気になったら買うべきなのだ。たとえすぐには読まなくても。)も引っ張りだして、気になる部分だけコピーして、「my Hawaii Guide Book」をつくった。


出発2週間前の今日。着いてすぐのアコモデーションを予約した。
手始めのワイキキ滞在の目的は5つ。
まずは勝手を知ったハワイのシティでアロハモードになること。
メロウなクイーンズポイントで、
怖い思いをせずに心ゆくまでサーフィンすること。
ビショップ博物館で、先住民のネタ集めをすること。
ハワイで着たい服をハワイで調達すること。
ハワイ大学を見学して、留学のイメージをふくらませること。

日中はあちこち動き回るわけだから、ホテルなんてもったいない!
こういうときは、とにかく安いところ。安いというと、だいたい1部屋を他の旅人と共有するドミトリーになる。安いくせに、さびしくなくて、自炊もできて、友達もできるかもしれなくて、インターネットもできるというオプション付き!お金を使わないほうが豊かになることってたくさんあるもんなのだ。

アロハならしが終わったら、ハワイ島に飛んで、お友達のお友達がいるコミュニティ「カラーニ」に3~4日いる予定。ここで、greenz.jpに記事を書くためのカラーニ体験取材!食事はすべてオーガニックで毎日ヨガやフラのワークショップが行われている。ここから、農園やファーマーズマーケットにつなげていけるといいなあ。ヨガもフラももちろんしたい。

ハワイ島で行きたい場所は、ヒロ、プナ、ホノカア、、、小さな小さな町をめぐって、そこらじゅうにあるというカフェでパンケーキをほおばって、コーヒーをちびちびやりながら、ぼんやりしたい。ヒロにはお寺があるそう。はるか昔に移民としてハワイにわたった日本人が、どんな宗教観を持っていたのか、100歳くらいのおばあちゃんと知り合って話をきいてみたい。

それから、火山。今も新しい大地が生まれ続けている場所。つまりそれは、地球という星が生きる時の舳先だ。
古代宗教の聖地で今は国立公園になっているプウホヌア•オ・ホーナウナウはマスト!
プナはタヒチからハワイへやってきたハワイアンの祖先が最初にたどり着いた場所。そのときに王様とともにやってきたパアオというカフナ(古代宗教の僧)は、かの英雄エディ・アイカウの祖先だという。

ちょっと話はそれるけど、カフナは命あるものの中にある3種類の魂を見ることができたんだって。
Unihipili 潜在意識
Uhane 霊的な魂
Aumakua 陰と陽、男と女など相反するものがなす調和
そういう人が、王の治世をサポートしていた社会があった。きっと、お金とかモノとかじゃなくて、「人間」を深く見つめる社会だったんだろうなあ。

それから、地熱発電所と水素発生装置のラボとNELHAと、エネルギー関係の
ハワイ島は電力の60%を枯渇しなくてゴミも出さない自然の恵みでまかなっている、すごくレベルが高くて進んでいる地域。その心臓部を、ぜひともこの目で見てみたい。