(215)違和感の原因
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。
登場人物
桧垣早苗(25)
170㎝。清楚な美人でスタイル抜群の体育教師。長い髪をひっつめて束ねている。テコンドー二段。209話から登場
N=ナレーション
注、大きなコンテナを三つ、コの字型に繋いだ右の棟にドアがあり室内は余計な物を一切
置いてない。リビングにはIHキッチン、二人用のテーブル、ベッド、テレビがあり、真
ん中の棟にはバス、トイレ、クローゼット。左の棟は旋盤を置いた工作室。
修一が室内の匂いを嗅いで欲情した絵にN『室内に入った瞬間に女臭い匂いにむせた修一は即座に早苗を押し倒しそうになった・・・』
室内或いは天井の絵にN『が、我慢した・・・』
室内を興味深げに眺め、
修一「ほおー、窓を大きく取っとるけん、むちゃくちゃ明るいね」
早苗「ぜんぶ防弾ガラスよ」
それを聞いて少し驚く修一の顔にN『なんじゃろ?さっきから感じてるこの言葉にならん違和感は・・・』
室内の壁の絵に早苗の声、
「内側に分厚い断熱材を張り巡らせてあるから真夏でも暑くないし、クーラーがよく効くの」
屋根のソーラーシステムの絵に声、
「屋根のソーラーシステムで電気をすべて賄えて電気代はほぼタダなのよ」
修一「へえー、よう考えられちょるわ」
早苗「図面を引いたり配置をあれこれ考えてる時が一番楽しかったな」
修一「(頷き)そんなもんなんじゃろうね」
早苗に振り向き、
修一「おっそうじゃ、今まで作った銃を見せてくれる?」
早苗「いいわよ、こっちにきて」
真ん中の棟を通りながらバス、トイレを見て感心し、
修一「実に考え抜かれた配置じゃね」
早苗「ありがとう。自分でも満足してるの」
注、一番端にある工作室内、旋盤があり、壁一面にびっしり工具類が整然と並べてある。
工作室全体を大ゴマで描いた絵に会話、
「こりゃまたすごい設備じゃのう。圧倒されるわ・・・」
「ふふふ、でしょ」
工作室を見て感心し、
修一「工作室を一目みただけで早苗の几帳面さが分かるわ」
早苗が手に持ったスマホで暗証番号をタップすると工具を陳列した壁が横にスーとスライドし始める。
すると壁一面にデリンジャーなど護身用小型銃をはじめマグナム等多数の銃やナイフが綺麗に並んでおり、
修一「(感心し)おおー、これぜんぶ早苗が作ったのか?」
早苗「(得意げに)そうよ、なかなかのものでしょ」
早苗「設計図はネットでいくらでも手に入るから旋盤さえあれば、ほぼどんな銃でも作れるわ」
銃を手に持っていじりながら、
修一「いやはや、早苗の器用さには恐れいったわ」
壁に向かって銃の狙いをつけ、
修一「こりゃ早苗がぶっ放したくなるのも理解できるわ・・・」
早苗「(したり顔で)でしょ?」
同、リビングに戻る。
リビングの流しの絵に会話、
「ところで飯はどうしちょるん、自炊?」
「自炊とコンビニ弁当が半々ってとこかな」
修一が掛けたテーブルに早苗がアイスコーヒーを置く絵のアップに声、
「はい、喉が渇いたでしょ、シロップが足らなかったら言ってね」
「ありがとう」
修一の前に掛け、
早苗「どう、家を見て私という人間が少しは分かった?」
修一、早苗を見つめて微笑ましげに頷く。
早苗、無言で修一を凝視する。
真剣な目で、
早苗「ねえ、私のどこに惚れたの?」
修一「おやおや、いきなりか?・・・」
アイスコーヒーを飲みながら、
修一「もっと逢瀬を重ねてから聞かれると思うちょったがね」
早苗(締まりの良さには自信あるけど)
早苗の股間のアップに呟き、
(締まりがいいからなんて言われたら失望するかも・・・)
祈るような眼差しで修一を見て、
早苗(外見や下半身ではなく人の内面を重視する人でありますように・・・)
修一「俺は早苗が弱きを助けずにはおれん正義の心をもっちょるとこに惚れたんじゃ」
早苗、驚きの目で修一を見る。
修一「口では正義感を振りかざすヤツは大勢おるが、中途半端な正義感では昨日のあいつらを撃てんじゃろ」
部屋の天井部の絵に修一の声、
「早苗の正義感は筋金入りちゅうことじゃ」
修一「正義の心をもたぬヤツはカスじゃ。俺の視界にも入らんわい」
感動で目じりを濡らし、
早苗(心が震えて鳥肌が立った・・・やっぱり私が思った通りのひとだった・・・)
早苗、小指の先で目じりを拭う。
きりっとした顔で、
早苗「修ちゃんに私の人生を託す決心がつきました。身も心も修ちゃんに捧げます」
修一「(厳しい眼光で)たまわった」
早苗、驚く。
早苗(よほどの覚悟と展望がないとこんな潔く即答できないはず・・・)
圧倒されたように見惚れ、
早苗(この人は私なんかよりずっと大人なんだ・・・なんてすごい人なの・・・)
ふうとため息をつき、
早苗(感動で胸が熱くなって、どっと汗が吹き出してきちゃった)
首筋の汗を手の甲で拭い、
早苗「暑いからもうツナギを脱いでもいい?」
すまなそうに、
修一「おおー、気がきかんかったね。脱いで脱いで」
早苗、立って袖から両腕を抜いて乳房を露わにする。
が、太腿から下に下すのに苦心し、
早苗「ううう・・・汗でべったべたにくっついて脱げない・・・」
早苗の股間の前に屈んでツナギを持ち、
修一「はいはい、お手伝いいたしましょう」
鼻を陰毛に埋めてうっとり匂いを嗅いでる修一を恥ずかしそうに見て、
早苗「もしかしたら・・・匂いを嗅いでる?」
修一「うん、もう嗅ぐのをやめられん。このままミイラになるまで嗅ぎ続けたいわ」
ポット赤面し、
早苗「素直にうれしい・・・」
足首からツナギを脱がせてもらい、
早苗「汗だくで気持ち悪いからシャワーを浴びてもいい?待たせないから」
修一「急がんでええよ。時間をつぶすオカズがあるけん」
浴室の外観。
同、浴室内
シャワーを浴びる早苗の下半身のアップに呟き、
(オカズって・・・)
シャワーを浴びながら、
早苗(なんの事だろ?冷蔵庫にはたいしたもの入ってないけど・・・)
浴室から早苗が胸にバスタオルを巻いて出てくる。
リビングに入ったら修一が陶酔したようにツナギの股部を嗅いでるのを目撃し、
早苗(あっ!・・・)
早苗(オカズってこれのこと?・・・)
赤面して恥じらい、
早苗「あの、こんな場合、なんて声をかけたらいいの・・・?」
股部を嗅ぎながら早苗を見て平然と、
修一「また嗅いでるの?でええんじゃない?」
恥らいながら、
早苗「そ、そうよね、もうエッチしたから、ちっとも気まずくなんかないわよね」
修一が股部を嗅いでるのを見て辛そうに、
早苗「またツナギを着なきゃだめ?」「せっかくシャワーですっきりしたのにまた汗かくのやだな」
修一「へそが見えるタンクトップと尻の肉がはみ出る短パンもっちょる?」
ぱっと顔を輝かせ、
早苗「もっちょります!!」
早苗「(頬を染め)着替えてくるからツナギを嗅いで待っててね」
すまして股部を嗅ぎながら、
修一「はい。嗅ぎながらまっちょります」
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。
登場人物
桧垣早苗(25)
170㎝。清楚な美人でスタイル抜群の体育教師。長い髪をひっつめて束ねている。テコンドー二段。209話から登場
N=ナレーション
注、大きなコンテナを三つ、コの字型に繋いだ右の棟にドアがあり室内は余計な物を一切
置いてない。リビングにはIHキッチン、二人用のテーブル、ベッド、テレビがあり、真
ん中の棟にはバス、トイレ、クローゼット。左の棟は旋盤を置いた工作室。
修一が室内の匂いを嗅いで欲情した絵にN『室内に入った瞬間に女臭い匂いにむせた修一は即座に早苗を押し倒しそうになった・・・』
室内或いは天井の絵にN『が、我慢した・・・』
室内を興味深げに眺め、
修一「ほおー、窓を大きく取っとるけん、むちゃくちゃ明るいね」
早苗「ぜんぶ防弾ガラスよ」
それを聞いて少し驚く修一の顔にN『なんじゃろ?さっきから感じてるこの言葉にならん違和感は・・・』
室内の壁の絵に早苗の声、
「内側に分厚い断熱材を張り巡らせてあるから真夏でも暑くないし、クーラーがよく効くの」
屋根のソーラーシステムの絵に声、
「屋根のソーラーシステムで電気をすべて賄えて電気代はほぼタダなのよ」
修一「へえー、よう考えられちょるわ」
早苗「図面を引いたり配置をあれこれ考えてる時が一番楽しかったな」
修一「(頷き)そんなもんなんじゃろうね」
早苗に振り向き、
修一「おっそうじゃ、今まで作った銃を見せてくれる?」
早苗「いいわよ、こっちにきて」
真ん中の棟を通りながらバス、トイレを見て感心し、
修一「実に考え抜かれた配置じゃね」
早苗「ありがとう。自分でも満足してるの」
注、一番端にある工作室内、旋盤があり、壁一面にびっしり工具類が整然と並べてある。
工作室全体を大ゴマで描いた絵に会話、
「こりゃまたすごい設備じゃのう。圧倒されるわ・・・」
「ふふふ、でしょ」
工作室を見て感心し、
修一「工作室を一目みただけで早苗の几帳面さが分かるわ」
早苗が手に持ったスマホで暗証番号をタップすると工具を陳列した壁が横にスーとスライドし始める。
すると壁一面にデリンジャーなど護身用小型銃をはじめマグナム等多数の銃やナイフが綺麗に並んでおり、
修一「(感心し)おおー、これぜんぶ早苗が作ったのか?」
早苗「(得意げに)そうよ、なかなかのものでしょ」
早苗「設計図はネットでいくらでも手に入るから旋盤さえあれば、ほぼどんな銃でも作れるわ」
銃を手に持っていじりながら、
修一「いやはや、早苗の器用さには恐れいったわ」
壁に向かって銃の狙いをつけ、
修一「こりゃ早苗がぶっ放したくなるのも理解できるわ・・・」
早苗「(したり顔で)でしょ?」
同、リビングに戻る。
リビングの流しの絵に会話、
「ところで飯はどうしちょるん、自炊?」
「自炊とコンビニ弁当が半々ってとこかな」
修一が掛けたテーブルに早苗がアイスコーヒーを置く絵のアップに声、
「はい、喉が渇いたでしょ、シロップが足らなかったら言ってね」
「ありがとう」
修一の前に掛け、
早苗「どう、家を見て私という人間が少しは分かった?」
修一、早苗を見つめて微笑ましげに頷く。
早苗、無言で修一を凝視する。
真剣な目で、
早苗「ねえ、私のどこに惚れたの?」
修一「おやおや、いきなりか?・・・」
アイスコーヒーを飲みながら、
修一「もっと逢瀬を重ねてから聞かれると思うちょったがね」
早苗(締まりの良さには自信あるけど)
早苗の股間のアップに呟き、
(締まりがいいからなんて言われたら失望するかも・・・)
祈るような眼差しで修一を見て、
早苗(外見や下半身ではなく人の内面を重視する人でありますように・・・)
修一「俺は早苗が弱きを助けずにはおれん正義の心をもっちょるとこに惚れたんじゃ」
早苗、驚きの目で修一を見る。
修一「口では正義感を振りかざすヤツは大勢おるが、中途半端な正義感では昨日のあいつらを撃てんじゃろ」
部屋の天井部の絵に修一の声、
「早苗の正義感は筋金入りちゅうことじゃ」
修一「正義の心をもたぬヤツはカスじゃ。俺の視界にも入らんわい」
感動で目じりを濡らし、
早苗(心が震えて鳥肌が立った・・・やっぱり私が思った通りのひとだった・・・)
早苗、小指の先で目じりを拭う。
きりっとした顔で、
早苗「修ちゃんに私の人生を託す決心がつきました。身も心も修ちゃんに捧げます」
修一「(厳しい眼光で)たまわった」
早苗、驚く。
早苗(よほどの覚悟と展望がないとこんな潔く即答できないはず・・・)
圧倒されたように見惚れ、
早苗(この人は私なんかよりずっと大人なんだ・・・なんてすごい人なの・・・)
ふうとため息をつき、
早苗(感動で胸が熱くなって、どっと汗が吹き出してきちゃった)
首筋の汗を手の甲で拭い、
早苗「暑いからもうツナギを脱いでもいい?」
すまなそうに、
修一「おおー、気がきかんかったね。脱いで脱いで」
早苗、立って袖から両腕を抜いて乳房を露わにする。
が、太腿から下に下すのに苦心し、
早苗「ううう・・・汗でべったべたにくっついて脱げない・・・」
早苗の股間の前に屈んでツナギを持ち、
修一「はいはい、お手伝いいたしましょう」
鼻を陰毛に埋めてうっとり匂いを嗅いでる修一を恥ずかしそうに見て、
早苗「もしかしたら・・・匂いを嗅いでる?」
修一「うん、もう嗅ぐのをやめられん。このままミイラになるまで嗅ぎ続けたいわ」
ポット赤面し、
早苗「素直にうれしい・・・」
足首からツナギを脱がせてもらい、
早苗「汗だくで気持ち悪いからシャワーを浴びてもいい?待たせないから」
修一「急がんでええよ。時間をつぶすオカズがあるけん」
浴室の外観。
同、浴室内
シャワーを浴びる早苗の下半身のアップに呟き、
(オカズって・・・)
シャワーを浴びながら、
早苗(なんの事だろ?冷蔵庫にはたいしたもの入ってないけど・・・)
浴室から早苗が胸にバスタオルを巻いて出てくる。
リビングに入ったら修一が陶酔したようにツナギの股部を嗅いでるのを目撃し、
早苗(あっ!・・・)
早苗(オカズってこれのこと?・・・)
赤面して恥じらい、
早苗「あの、こんな場合、なんて声をかけたらいいの・・・?」
股部を嗅ぎながら早苗を見て平然と、
修一「また嗅いでるの?でええんじゃない?」
恥らいながら、
早苗「そ、そうよね、もうエッチしたから、ちっとも気まずくなんかないわよね」
修一が股部を嗅いでるのを見て辛そうに、
早苗「またツナギを着なきゃだめ?」「せっかくシャワーですっきりしたのにまた汗かくのやだな」
修一「へそが見えるタンクトップと尻の肉がはみ出る短パンもっちょる?」
ぱっと顔を輝かせ、
早苗「もっちょります!!」
早苗「(頬を染め)着替えてくるからツナギを嗅いで待っててね」
すまして股部を嗅ぎながら、
修一「はい。嗅ぎながらまっちょります」
つづく