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(101) イケメン転校生
四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
石川翔(17)170㎝。痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
お春(20) 170㎝。 名物茶店の美人店員。
時代劇の茶店女と全く同じ格好で地毛で髷を結い黄八丈の着物にたすきがけ。
女A(20) お春と同様の格好。
女B(20) お春と同様の格好。
N=ナレーション
朝。学校の全景或いは校舎の絵。
注、修一のクラス2年2組。窓を開け放った廊下側の席にエミ、その後ろに愛が座っている。
同、始業前の教室内
各々立ち話をし、修一は机に突っ伏して眠り、エミは頬を染めて快感に身悶えしている。
愛、可愛い小悪魔の顔でエミの膣に入れたバイブのリモコンのスイッチを強にする。
スカートを透視して描いたエミの股間のアップ(バイブが振動している)。
頬を染めて身悶えし、
エミ(んんん、愛さん・・・)
エミ(あ、朝一からやめて、疲れるから・・・)
廊下の絵に「きりーつ」と声。
教室の天井の絵に声、
「礼」「着席」
優子のスカートの中を下から煽って描いた絵に彼女の声、
「今日から一緒に勉強することになった転校生の石川翔くんです」
優子の横に石川翔(まだ顔は見えない)が立っており、
優子「うちのクラスでこんなこと言う必要はないけど、みんな仲良くしてあげてね」
石川「(頭を下げてるので顔は分からない)石川翔です」
超イケメンの石川(少し頬を染めてはにかんだような表情)が顔を上げた絵に「おおおーー」と生徒達のどよめき声。
ある女子が一目ぼれして呟く、
女子(あ、好き!・・・)
石川を見て驚くエミのN
N 『春のそよ風みたいな子・・・』
女子達は発情して見惚れ、男子達も目を瞠る絵にエミのN
N 『教室の空気が一瞬でヒートアップしたのが分かった』
石川のはにかんだような笑顔の絵にエミの呟き、
(眉を剃ったり前髪でブサ顔を隠したイケメンもどきと違って・・・)
尚も石川の同様の絵にエミの呟き、
(正統派のイケメンはすべての部品が完璧なんだ・・・)
優子「(石川に)転校は御両親のお仕事の都合で?」
石川、なぜかポット頬を染める。
女子達「きゃー、きゃわゅーい」「顔がちっちゃくてお人形みたいー」とはしゃぐ女達を見て感心し、
エミ(やはりイケメンには身体ごともっていかれそうな迫力があるものだ・・・)
全女子が石川をスマホで撮りながら、
女子達「目線をこっちにくださーい」「こっち見てー」とはしゃぐ女達を見て、
エミ(一斉に暴走をはじめた女子達に早くもロックオンされた模様・・・)
恥ずかしそうに、
石川「あの、転校した理由は・・・」
前の学校の教室。授業中に窓を開け放った廊下に大勢群れた女子達にスマホで撮影されて申し訳なさそうに縮こまってる石川と、むっとして女子達を睨んでる教師の絵に石川の声、
「常に女子に追い回されて勉強できなかったから転向するしかなかったんです・・・」
生徒達「(感嘆し)おおおおーー」
呆れ、
エミ(これでも嫌味に聞こえないのは正統派のイケメンゆえか・・・)
パンパンと手を叩き、
優子「はいはい、みんな初日から食いつきすぎよ」
優子「彼を落としたいのならもっとソフトにアタックしなくちゃ」という優子の横顔を石川が頬を染めて惚れ惚れ見る。
一番後ろで眠ってる修一の方を見て、
優子「つぎの席替えまでとりあえず岩城君の隣に座ってもらおうかな」
石川「はい」
女達が、横を通った彼の残り香を切なげな表情で嗅ぎ、
女A(ジャンパトゥのジョイだ。うっとりするほど品のある香り・・・)
女B(こんな高価な香水をつけて、きっと家が大金持ちなんだ・・・)
椅子に掛けた石川、隣で眠ってる修一を見て少女のように「ポッ」と頬を染める。
無人の廊下の絵。
階段の下で可愛い女子が、向こうの男子トイレの様子を伺っている。
石川がハンカチで手を拭きながらトイレから出てきたのを見て、
女子(よしっ)
石川がこっちに歩いてくる。
階段の上段からパンツを丸見えにして、いま気付いたかのように振り向き、
女子「(頬を染め)あ、石川くん」
石川(無表情)、ハンカチで拭いてた手を止めて女子を見上げる。
女子「(頬を染め)ちょっと目を閉じてくれる?お願い」
石川「(とまどい)う、うん・・・」
目を閉じた石川の顔の絵に女子の声、
「はい、目を開けて」
後ろ向きでスカートをまくってTバックを履いた尻を見せ、
女子「ぜったい後悔させないから愛人にしてください」
女子の股間のアップ。
石川、あ然としてハンカチを「ポトッ」と落とす。
校舎の外観或いは部分的な絵にエミのN『彼の噂は音速で広まり、昼休みには全校中の女子が殺到した』
窓を開け放った廊下に大勢群れた女子達にスマホを向けられ、赤面して俯いてる石川を無表情で眺めるエミのN『こりゃ彼が転校したくなるのも無理ないわ。なんだか気の毒・・・』
空の絵に「キーンコーンカーンコーン」とチャイムの音。
放課後。帰宅する生徒がパラパラと校門に向かっており、その中に修一と里香もいる。
石川が校門の影から恥ずかしそうに「ピョン」と言って跳び上がって二人の前に現れたので修一達が驚く。
石川「岩城君、よかったら僕ん家に遊びに来てよ」
修一「え・・・」
里香「(嬉しそうに)いくいくー。お招きにあずかりまーす」
里香を真ん中に並んで歩き、
里香「初日からこんな大騒ぎになったんじゃ転校した意味がなかったね」
少しはにかんだように、
石川「う~ん、予想はしてたから・・・」と言ってる後方から「えっほー、えっほー」と掛け声が聞こえてくる。
時代劇そのものの格好をした駕籠かきが担いだカゴが三台横に止まったので驚愕し、
里香「な、なんなのー、これ?・・・」
石川「家までちょっと遠いからどうぞ乗って」
里香「乗ってって、この人達、石川君が雇ったの?」
「えっほー、えっほー」と掛け声が聞こえるカゴの中(両側のゴザは降ろされ外が見えない)で落ちつかぬ顔で、
里香(い、一体どうなってんのこれ・・・)
怯え、
里香(じつは石川君は北朝鮮のスパイで、今まさに拉致されてる最中とか・・・?)
気を取り直し、
里香(ま、修ちゃんがいるから何があっても大丈夫だけど・・・)
駕籠は停まって地面に接地。「お疲れ様でした」の声と同時に里香が乗ったカゴのゴザが上げられる。
広大な土地に、丘や畑があり、広重の五十三次、丸子、名物茶店と同じ風景、同じ茶店が建っている。
あ然と茶店の前に立ち、
里香「なにこの光景は?江戸時代にタイムスリップ?・・・」
里香「広重の五十三次にある名物茶店とそっくり・・・」
石川「(得意げに)御明察」
石川「あれをそっくり再現したの。分かってもらえて嬉しいな」
呆れ顔で、
里香(なに言ってんだか、たまたまここに茅葺屋根の茶店があっただけでしょ・・・?)
店から時代劇と全く同じ格好で髷を結った女A(20)が出てきて、
女A「いらっしゃいませ、奥のお座敷にどうぞ」
女の髷をあ然と見て、
里香「・・・ち、ちょっと触ってみてもいいですか?」
女A「へえ、どうぞ」
髷に触れ、
里香「ええーっ、かつらじゃなく地毛―?」
石川「そうだよ。地毛で髷を結えるのが採用条件なんだ」
里香「(驚き) 採用条件って・・・どういう意味?・・・」
座敷の天井の絵に里香の声、
「あっ、そんな事してもらわなくても結構ですから・・・」
座敷の縁に掛けた3人。各々の前に屈んだ女達、お春、A、Bに足桶の水で足を洗われて赤面する里香に、
女A「そうもいきません。これが私達の仕事ですから」
足を洗うお春の胸元から見える乳房を凝視し、
修一「時代設定は江戸時代ってことで?」
頬を染めて恥じらい、
お春「あい」と頷く。
修一「(すまして)そちの名は何と申す?」
お春「お春と申します」
お春の胸に手を入れて乳を揉み、
修一「お春か、かわゆい名じゃのう」
修一「して、江戸時代の人は避妊は如何いたしておるのじゃ?」
お春「(俯いて赤面し)・・・」
修一「これ、こたえぬか」
恥らって顔をあげ、
お春「外出し・・・」
修一「(無表情)外出し」
イヤらしい顔で、
修一「むふ、ういヤツめ」と冷やかす修一を見て石川が頬を染めて苦笑。
つづく
(101) イケメン転校生
四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
石川翔(17)170㎝。痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
お春(20) 170㎝。 名物茶店の美人店員。
時代劇の茶店女と全く同じ格好で地毛で髷を結い黄八丈の着物にたすきがけ。
女A(20) お春と同様の格好。
女B(20) お春と同様の格好。
N=ナレーション
朝。学校の全景或いは校舎の絵。
注、修一のクラス2年2組。窓を開け放った廊下側の席にエミ、その後ろに愛が座っている。
同、始業前の教室内
各々立ち話をし、修一は机に突っ伏して眠り、エミは頬を染めて快感に身悶えしている。
愛、可愛い小悪魔の顔でエミの膣に入れたバイブのリモコンのスイッチを強にする。
スカートを透視して描いたエミの股間のアップ(バイブが振動している)。
頬を染めて身悶えし、
エミ(んんん、愛さん・・・)
エミ(あ、朝一からやめて、疲れるから・・・)
廊下の絵に「きりーつ」と声。
教室の天井の絵に声、
「礼」「着席」
優子のスカートの中を下から煽って描いた絵に彼女の声、
「今日から一緒に勉強することになった転校生の石川翔くんです」
優子の横に石川翔(まだ顔は見えない)が立っており、
優子「うちのクラスでこんなこと言う必要はないけど、みんな仲良くしてあげてね」
石川「(頭を下げてるので顔は分からない)石川翔です」
超イケメンの石川(少し頬を染めてはにかんだような表情)が顔を上げた絵に「おおおーー」と生徒達のどよめき声。
ある女子が一目ぼれして呟く、
女子(あ、好き!・・・)
石川を見て驚くエミのN
N 『春のそよ風みたいな子・・・』
女子達は発情して見惚れ、男子達も目を瞠る絵にエミのN
N 『教室の空気が一瞬でヒートアップしたのが分かった』
石川のはにかんだような笑顔の絵にエミの呟き、
(眉を剃ったり前髪でブサ顔を隠したイケメンもどきと違って・・・)
尚も石川の同様の絵にエミの呟き、
(正統派のイケメンはすべての部品が完璧なんだ・・・)
優子「(石川に)転校は御両親のお仕事の都合で?」
石川、なぜかポット頬を染める。
女子達「きゃー、きゃわゅーい」「顔がちっちゃくてお人形みたいー」とはしゃぐ女達を見て感心し、
エミ(やはりイケメンには身体ごともっていかれそうな迫力があるものだ・・・)
全女子が石川をスマホで撮りながら、
女子達「目線をこっちにくださーい」「こっち見てー」とはしゃぐ女達を見て、
エミ(一斉に暴走をはじめた女子達に早くもロックオンされた模様・・・)
恥ずかしそうに、
石川「あの、転校した理由は・・・」
前の学校の教室。授業中に窓を開け放った廊下に大勢群れた女子達にスマホで撮影されて申し訳なさそうに縮こまってる石川と、むっとして女子達を睨んでる教師の絵に石川の声、
「常に女子に追い回されて勉強できなかったから転向するしかなかったんです・・・」
生徒達「(感嘆し)おおおおーー」
呆れ、
エミ(これでも嫌味に聞こえないのは正統派のイケメンゆえか・・・)
パンパンと手を叩き、
優子「はいはい、みんな初日から食いつきすぎよ」
優子「彼を落としたいのならもっとソフトにアタックしなくちゃ」という優子の横顔を石川が頬を染めて惚れ惚れ見る。
一番後ろで眠ってる修一の方を見て、
優子「つぎの席替えまでとりあえず岩城君の隣に座ってもらおうかな」
石川「はい」
女達が、横を通った彼の残り香を切なげな表情で嗅ぎ、
女A(ジャンパトゥのジョイだ。うっとりするほど品のある香り・・・)
女B(こんな高価な香水をつけて、きっと家が大金持ちなんだ・・・)
椅子に掛けた石川、隣で眠ってる修一を見て少女のように「ポッ」と頬を染める。
無人の廊下の絵。
階段の下で可愛い女子が、向こうの男子トイレの様子を伺っている。
石川がハンカチで手を拭きながらトイレから出てきたのを見て、
女子(よしっ)
石川がこっちに歩いてくる。
階段の上段からパンツを丸見えにして、いま気付いたかのように振り向き、
女子「(頬を染め)あ、石川くん」
石川(無表情)、ハンカチで拭いてた手を止めて女子を見上げる。
女子「(頬を染め)ちょっと目を閉じてくれる?お願い」
石川「(とまどい)う、うん・・・」
目を閉じた石川の顔の絵に女子の声、
「はい、目を開けて」
後ろ向きでスカートをまくってTバックを履いた尻を見せ、
女子「ぜったい後悔させないから愛人にしてください」
女子の股間のアップ。
石川、あ然としてハンカチを「ポトッ」と落とす。
校舎の外観或いは部分的な絵にエミのN『彼の噂は音速で広まり、昼休みには全校中の女子が殺到した』
窓を開け放った廊下に大勢群れた女子達にスマホを向けられ、赤面して俯いてる石川を無表情で眺めるエミのN『こりゃ彼が転校したくなるのも無理ないわ。なんだか気の毒・・・』
空の絵に「キーンコーンカーンコーン」とチャイムの音。
放課後。帰宅する生徒がパラパラと校門に向かっており、その中に修一と里香もいる。
石川が校門の影から恥ずかしそうに「ピョン」と言って跳び上がって二人の前に現れたので修一達が驚く。
石川「岩城君、よかったら僕ん家に遊びに来てよ」
修一「え・・・」
里香「(嬉しそうに)いくいくー。お招きにあずかりまーす」
里香を真ん中に並んで歩き、
里香「初日からこんな大騒ぎになったんじゃ転校した意味がなかったね」
少しはにかんだように、
石川「う~ん、予想はしてたから・・・」と言ってる後方から「えっほー、えっほー」と掛け声が聞こえてくる。
時代劇そのものの格好をした駕籠かきが担いだカゴが三台横に止まったので驚愕し、
里香「な、なんなのー、これ?・・・」
石川「家までちょっと遠いからどうぞ乗って」
里香「乗ってって、この人達、石川君が雇ったの?」
「えっほー、えっほー」と掛け声が聞こえるカゴの中(両側のゴザは降ろされ外が見えない)で落ちつかぬ顔で、
里香(い、一体どうなってんのこれ・・・)
怯え、
里香(じつは石川君は北朝鮮のスパイで、今まさに拉致されてる最中とか・・・?)
気を取り直し、
里香(ま、修ちゃんがいるから何があっても大丈夫だけど・・・)
駕籠は停まって地面に接地。「お疲れ様でした」の声と同時に里香が乗ったカゴのゴザが上げられる。
広大な土地に、丘や畑があり、広重の五十三次、丸子、名物茶店と同じ風景、同じ茶店が建っている。
あ然と茶店の前に立ち、
里香「なにこの光景は?江戸時代にタイムスリップ?・・・」
里香「広重の五十三次にある名物茶店とそっくり・・・」
石川「(得意げに)御明察」
石川「あれをそっくり再現したの。分かってもらえて嬉しいな」
呆れ顔で、
里香(なに言ってんだか、たまたまここに茅葺屋根の茶店があっただけでしょ・・・?)
店から時代劇と全く同じ格好で髷を結った女A(20)が出てきて、
女A「いらっしゃいませ、奥のお座敷にどうぞ」
女の髷をあ然と見て、
里香「・・・ち、ちょっと触ってみてもいいですか?」
女A「へえ、どうぞ」
髷に触れ、
里香「ええーっ、かつらじゃなく地毛―?」
石川「そうだよ。地毛で髷を結えるのが採用条件なんだ」
里香「(驚き) 採用条件って・・・どういう意味?・・・」
座敷の天井の絵に里香の声、
「あっ、そんな事してもらわなくても結構ですから・・・」
座敷の縁に掛けた3人。各々の前に屈んだ女達、お春、A、Bに足桶の水で足を洗われて赤面する里香に、
女A「そうもいきません。これが私達の仕事ですから」
足を洗うお春の胸元から見える乳房を凝視し、
修一「時代設定は江戸時代ってことで?」
頬を染めて恥じらい、
お春「あい」と頷く。
修一「(すまして)そちの名は何と申す?」
お春「お春と申します」
お春の胸に手を入れて乳を揉み、
修一「お春か、かわゆい名じゃのう」
修一「して、江戸時代の人は避妊は如何いたしておるのじゃ?」
お春「(俯いて赤面し)・・・」
修一「これ、こたえぬか」
恥らって顔をあげ、
お春「外出し・・・」
修一「(無表情)外出し」
イヤらしい顔で、
修一「むふ、ういヤツめ」と冷やかす修一を見て石川が頬を染めて苦笑。
つづく