人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

原始的な組織論 イマージン車美容室!

2019年08月29日 | 社内・社員さん・スタッフ向け

今からおよそ30年前 

ベルリンの壁が撤去されて東西冷戦がおわりました。

自由主義と共産主義の確執に終止符が打たれたのです。

誤解を恐れずに言えば

みんな平等だというのが 共産主義の考え方で賃金も給料も同じという思想です。

それに対し 自由主義は働いて成果を出すほど収入が増えるという考え方が基礎になります。

どちらも一長一短はあるでしょうが 

共産主義は情報公開(グラスノスチ)によって

特権階級の存在がクローズアップされ 

平等なんて嘘っぱちだとバレて にっちもさっちもいかなくなりました。

 

働き方改革を行って 営業時間を短縮したり休みを増やしたりしていますが

みんな平等だから休みも同じように取れるかというと

少ない人員で運営するからには 決してそうはなりません。

また賃金はみな同じとはいかず 役職者には役職手当がつきこれも平等ではありません。

 

誤解を恐れずにいえば 

役職者は部下に対し休みを与える権限があるけれど

自らも部下と同じような休み取れない場合もあるよ 良いね! 

それが給料が違っても公平である意味ですよ。 となります。

何もかもが同じで平等なら 

給料も休日も同じである共産主義・社会主義を

特権階級なしにするべきだろう。

現にこの会社は 社長の給料も従業員とほぼ変わらないか 

それより低いので社会主義の様相を示しています。

週に一回の休みで文句も不平も言わず働いてる、なぜか?

社長が高い給料を取れるだけの利益を生み出していないから、に過ぎません。

これは社長の責任であり 背負う十字架なのです。

もし 現状の粗利益で社長が高い給料を取れば 

それだけ費用が増えて会社が廻らなくなります。

零細企業の経営者には こういう立場の人も多いようです。

 

 

構造改革と称して 

新規事業を立ち上げているからには

恒常的に利益が生み出せるようするのが第一であり

同時進行でありながら

休みを増やしたりするのが働き方改革の真意です。

待遇の改善と 

業績の向上利益の確保は 

同軸上の両輪を回すようなバランスであるのは

言うまでもありません。

零細企業の新規事業を成功させるには 

働きすぎてもダメ 休みすぎてもダメ

業績に関係の少ない時(雨の日)に休みを取ってもらう工夫や

人員のやり繰りで 不足や過分を調整することも必要でしょう。

自らやる気で仕事をしている人は ここを考え工夫します。

 

 

 

ところがやる気のない人が 

「やらされている」仕事をしていると

何か勘違いして 上の人が休まないと下の人は休みにくいなどと

一件もっともらしいことを言うことがあるけれど

それは 自分のやる気のなさを弁護するために

自分の権利を さも当然のように主張しまう 

正論の害毒を流している感じです

休みは必要ですが 「やらされ仕事感」を持ってしまうと責任を棚に上げ

権利を主張するばかりになる、そういう人にしてしまった社長が一番悪いのですが

責任を持たせ給料を上げるからには 

会社との約束をどうやって果たすか 議論を重ねていかねばなりません。

また 自らの考えをミーティングなどで述べるなどして

立場が追う責任に対しての行動になるのでですが

無発言というのは 「やらされ仕事」の代名詞です、

意見を述べなくてはコミュニケーションになりません、

しかし 聞く耳を持たないことも多いかも これは創業社長の反省です。

 

今やるべきか そうでないか 

その判断は合理的ではない勘のようなセンスが創業社長の特徴でもあります。

30年前 この場所で「タイヤ屋を始めたい」と言ったら 

それまで応援すると言ってくれた人のほとんどが反対し 

応援を打ち切って去って行かれました。

その判断は合理的ではなく 

野生の勘のようなもの

数年後 その人たちは「私たちの判断は違っていたようです」と言って

頭を下げに来られましたが 創業者の閃きや勘は侮れません、

たいがい 人の反対することが正解なのです。

商売にはこのような面があり 

それは全責任を背負う覚悟から生まれる 

研ぎ澄まされた勘の為せる技かもしれません。

一種の集中力で 「ゾーン」に入るなどとも表現される領域です。

 

 

 

もともとやる気があった人を

やる気のない人にしてしまったのは社長の責任ですが

社長が働けば働くほど 部下は休みにくいなどというのは 間違っている、と思います。

有能でない社長がいる我が社のように 

社長が現場で働かねば会社が廻らないのが

日本の零細企業の現実の一面です。

新規事業=「当社の場合は車美容業」ベンチャービジネスへ挑戦するからには

情熱のダイナモを回して始めて成功する可能性が生まれるのであって

それが成功の確率を高めると信じます。

 

平等は 公平とは違うと思うのです。

店長は部下を休ませることがあっても 

部下を働かせて自分が休みを増やすのはもちろん論外です、

まず部下を優先しつつ自分も休むのが順序であり立場が上の者の責任です、 

その責任に対し役職手当もしくはスタッフより高い給料を支給し 

店舗の業績と言う会社との約束を果たしてもらう 

会社の原始的の組織化の始まりです。

 

長く働ているから給料も上がるという面は もちろんあるけれど

「責任の遂行に力がある」と認めたからこそ 

スタッフより高い給料を支給するのであって

そこは これから業績の向上で応えていただきたいと願います。

 

平成時代の内に 1店舗は何とか事業性合格ラインに到達しました

事業化とは 複数店舗を事業性合格ラインに導くこと 

令和時代にそれが始まったのです。

 

イマージン車美容室に3人の店長が揃いました、

その店長の1人を リーダーとして部長(GM)と呼びます

自らが育てた1号店 次の店長に委ねるに「おたの申します」というような態度で接して

一段下がったリーダーシップを発揮してくれ始めました。

それは静かな力の発露です、

店長としての力量は明るさや笑顔など 

先頭で取り仕切る力を発露させるのが店長の能力なら

1店舗を切り盛りする能力とはまた違った能力を 

複数の店舗を束ねるには必要となります 

これが静かな力「お願いします、頼みます」であり協調力でしょうか。

 

権限と責任=会社との約束を果たすにはみなの協力が不可欠です。

そんな会合が一昨日行われたようです。

理想とするのは 人間本来の「あるべき姿」を引き出すこと・・・・。

感謝、信頼、励まし、喜び合い「ハピネス」こそ人間本来の「あるべき姿」と信じます。

 

ありがたいことです。

http://ima-gin.jp/    イマージンポータルサイト


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