人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

10年後三つの可能性 事業承継どうする!

2022年07月18日 | 経営

零細企業の経営者である私には 

経営者として最後の仕事が与えられています。

「この会社の継承はどうするのか?」

 

これは私だけの問題ではありません 

日本中の中小零細全ての経営者に関係する問題であり

国も大きな関心を示して 

事業承継の仕組みや制度を整備して

ある意味国策として取り組みを強化しています。

 

そうした状況に勝機を見出したのか

M&A仲介業者から 多数の案内が届きます。

メールも手紙も・・・・・。

 

 

 

 

 

打診も 的打ちも 唾つけも 相手様にはいろいろな思惑があるのでしょうが

現在のところ これらに対して私的にはノーアクションです。

天下に名だたる大証券会社や 大手M&A仲介会社からも届きますが

こちらは只のタイヤ屋・キーパー専門店ですので 

とても釣り合いが取れるわけはありません。

 

こうした案内は 昨年から一気に増えてきました。

コロナ過で 経営に後継者難などの諸問題を抱え

見通しが暗くなった企業が 

経営を誰かに委ねる選択肢としてM&Aが一般的になってきた 世情の変化があるようです。

 

今のところ 商工会議所とタイアップした

岐阜県事業承継取り組みセンター様に登録していて 

アドバイスを受けながら 金融機関を含め承継を進める予定です。

 

1 家族承継する。

2 従業員承継する。

3 M&Aで社外へ経営継承する。

4 清算する・破産する。

5 上場する。

 

5つの可能性はありますが

諸事情で1は無く 

5の可能性は限りなく0で 

2もしくは3になる可能性が高く 4もあり得ますがこれは絶対してはいけません!

 

2は これまで個人保証という高いハードルがあって

   負債の大きさで断念するケースが多々あったそうです。 

   最近のニュースでは 創業後5年間は個人保証を外す方向性を

   新しく設けるとか スムーズな継承する方向性を国も打ち出したようです。

 

3は 当社を評価してくれる他社があればこそですが 

   タイヤ販売に特許を持ってるわけでもなく 個店でアナログ商売ではなんの

   魅力も無いでしょう。 ただタイヤ屋の立地は魅力があるかもしれません。

   個人経営のタイヤ屋をやりたい人が居れば譲れる可能性はありますが?

   こちらは廃業する選択が正解でしょうか?

   となると 私も考えられないようなスケール大きな企業さんが 

   大きな計画の中に組み込む可能性はあるかもしれません。

   

創業者として 

先頭ランナーの役目を引き受け預かった会社を 

やる気のある若者に引き継いでもらえることは 

一番楽しみであり、ありがたく幸せなことです。 

私が希望するのは2ですが 

相手があることですので 押し付けで出来るものではありません。

第三者に入っていただき 準備を始める段階に移行して行く予定です。 

 

決算書が出来上がってから 

岐阜県引継ぎセンターの担当者様が分析に取り掛かられる段取りです。

 

私 今62歳 10年後はどうなっているのか?

経営者の役目は降りて ただのタイヤ屋のオヤジをやっている可能性を感じます。

やりたくて始めたのがタイヤ屋のオヤジ稼業ですので 

創業50年まではやりたい感じです。

 

この話は 以後一切ブログに乗せません、

守秘義務契約が発生する案件になり 気軽に勝手な憶測は書けません。

 

10年後 表面上は何も変わっていなくても 

中身はガラッと変わっている可能性を感じます。

 

「お役に立てる商売」の引継ぎは 「お役に立てる人」の引継ぎです。

資本の引継ぎだけで考えるわけではありません。

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