平成元年７月１日 タイヤ専門店はラ・タイヤーズイマージンとして産声を上げました。
それから３３回目の誕生日を迎えることが出来ました。
本当に「お陰様」のお陰です、タイヤの小売りという分野で
敷地５５坪という
個人で切り盛りするにはちょうど良いが
一般的には「小さくて狭い」店舗で ３３年も生かされて来たわけですから
大勢の自分以外の人が 応援してくださったお陰です。
創業時から変わらない名刺 肩書も代表です。
働くことは好きですので苦になりません、
始めたころは朝１０時から夜１０時までの営業を貫きました、
「２４時間働けますか？」と言うようなテレビ宣伝も流れていた時代です。
色々なことがありましたが
いつも目の前にはタイヤを必要とするお客様が
相談に来てくださりタイヤを買ってくださいましたし
それ以外にも
カー用品パーツのマフラーやショックアブソーバーなども沢山売れて
順調な経営がしばらく続きましたが 時代はあっと言う間に変わって行きました。
携帯電話が普及するにつれて
若者の自動車に対する興味が薄れて
タイヤ以外のモノが売れなくなり
夏から秋に閑散期は
従業員も私もヒマ疲れと言う状況になって 「こりゃいかん！」
如何する？何する？ そこでキーパーと知り合ったのですが
困った時 必要なことが 現れてきて とっても幸運だったのですが
当時は ヒマ疲れが解消できて そのうえ洗車利益も出て 一石二鳥ぐらいの意識でした。
タイヤ屋にキーパーを併設すると儲かる 補完し合える関係だと思いました。
しかし よく考えると
全てこちらサイドの勝手な理屈付けです。
お客様サイドからは どう映っているのか？ 客観の視点の重要性を教わりました。
やっぱり専門店化した方が より大勢のお客様のお役に立てる。はず。
この考え方が
タイヤ・キーパー併設店を捨てて
タイヤも専門店 キーパーも専門店化に踏み出したのが２０１１年７月１日
キーパープロショップ岐阜店開業日を
第２創業日として タイヤ屋祖業創業日と 同じ日に合わせました。
こちらは本日１１周年記念日です。
つくづく思います、
必要な時 必要な人やモノに 出会えた幸せ、
自分の努力ではなく 自分以外の人が何かと応援してくださっている。
例えば数日前
ブリジストンが再値上げを発表した時
私に第一報をもたらしてくれたのはお客様のYさんでした。
タイヤも買ってくださる
キーパーも利用してくださる
世間話で有益な情報を与えてくださるなど Yさんのような方がめちゃくちゃ多いのです。
こうした人たちと
店を通じて知り合えたことが
ここまで継続できた理由のひとつです、感謝します。
従業員として働いて下さる人も
長く働いてくれる人ばかりです、
「継続は力なり」 タイヤ小売り販売のプロ中のプロです、
縁の下の重要な役割は「タイヤの使命」です、
目立たなく地道な役割ですから 働く人達の価値観がとっても大事なんです。
「お役に立てるタイヤを選ぶ、キチンと会話し説明し納得を得る、迅速で安心できる作業を提供する。」
文章にすればこれだけのことですが 一朝一夕では専門家は育ちません。
アナログだからこそ 一緒に考えながら タイヤ小売り専門店を作り上げて来れたのです。
小さなタイヤ専門店をアナログ思考で深めながら
タイヤ屋を親として
産み育てたキーパー専門店も育ってきて・・・・・親子逆転がハッキリしてきました。
アナログなタイヤ屋の事業継承は？？？？？？？？？？
仕組化・マニュアル化・デジタル化されたキーパー専門店は継承可能！！！！！！！！！
タイヤ屋は
親の役割から爺様の役割に変わって行きます。
立ち位置を変えて 孫の世話を引き受ける関係性が広がります。
タイヤ専門店イマージンの
営業終了予定日は２０３９年６月３０日
開業後５０年満了日を予定しています、私７９歳まで頑張ります。
