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クチナシとオオスカシバ(幼虫)とオヤジ タイヤ専門店イマージン

2021年05月23日 | 観葉植物

自然界は奪い合って成り立っている。 あるいは

自然界は与えあって成り立っている。

同じ現象を観察しても まったく正反対の見方が出来るものです。

 

江添用水が暗渠化される前 

土手には桜やクチナシを植えて(私たちが)

自然の彩りを楽しんで せっせと草刈りをして世話をしてきました。

しかし 暗渠化と同時に桜も含めて 多くは伐採されてしまいましたが

クチナシは一部を鉢植えにして残してあります。

 

最近 若葉を茂らせる時期になったのですが

妙に葉の付きが悪いと思い ひょっとしたら・・・・・・。

 

擬態をして 葉の風景に溶け込んでいます。

ツノを持っているのが特徴です。

 オオスカシバという蛾の一種 👇ネットから

オオスカシバはチョウ目スズメガ科の昆虫です。北海道以外の日本全国で生息しており、発生時期は5月~10月ごろまでです。ハチドリのように透明な羽を小刻みに動かし、ホバリングの状態で長く発達した口吻で花の蜜を吸います。体長60mmほどで胴体は緑色から黄色の体毛が生えています。顔の愛くるしさから、成虫が好きな人もたくさんいます(わたしもその一人です)。ですが、このオオスカシバ、幼虫はとっても食いしん坊で、クチナシの葉を好んでよく食べます。気が付くとクチナシの葉が丸坊主、なんてことも。オオスカシバは夜行性ではなく、昼に活動する昼行性です。目にする機会が多いかもしれないです。見慣れないと大きい個体が飛んでいるので、スズメバチなどの大きい鉢に見えたりして驚いてしまうかもしれませんね。人には無害ですので、怖がることはありません。

 

 

地植えの時も幼虫はいましたが 葉の密度と大きな株に育っていたので

幼虫が食い荒らしても全然平気でしたが

今の鉢植えでは 幼虫が3匹もいれば4~5日で丸裸にされてしまいます。

 

クチナシにとってオオスカシバは天敵

オオスカシバにとってタイヤ屋のオヤジは宿敵という構図なのです。

 

 

クチナシは自然界では 自らを食われることによって オオスカシバを養っています。

それなら与えるだけで見返りは求めない、求める必要もないほど葉が茂る。

しかし鉢植えの中では 食われるとクチナシは葉を失って成長できない。

白い良い香りを出す花が咲かせない。

タイヤ屋のオヤジが天敵化して ごめんよと言いつつ駆除します。

 

元はと言えば 鉢植えの中にクチナシを閉じ込めたことが始まりです。

伐採されるのが可哀想という思いが オオスカシバには迷惑な話なのです。

あちら立てばこちらが立たない、こちらを立てればあちらが迷惑する。

自然の偉大さが これだけでも感じられます。

 

用水を暗渠化した人間が 

奪ったクチナシとオオスカシバの生き延びる土地

その土地で商売をさせていただいている私たちは

やっぱり自然の営みに感謝するのが

大きないのちの一部として自覚することもできます。

 

奪っているのも人間 与えているのも人間 お互い様です!か?

 

 

コメント
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