4.13 プーチン大統領が「ロシアの感染状況は悪化」
ロシアのプーチン大統領は国内の新型コロナウイルスの感染状況についての会合で、毎日変化しており、しかも良くない方向に向かっており、重症のケースがますます増えていることを明らかにした。
「感染者数は増え続けている。しかもまさに重症者のケースがますます多くなっている。」
ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月31日で、感染した2人は両方とも中国籍だった。
その後初期のコロナウイルス対策がとられた。
湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。
その後、ロシア・中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・鉄道輸送も制限された。
集団行事は中止され、文化・スポーツ施設は閉鎖、学校や大学では長期休暇が延長され、その後オンライン授業へと移行した。
3月30日にはロシア全国で自主隔離体制となった。特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。
例外は治安機関、医療、食品・医薬品供給、社会インフラの関係者。
自主隔離の違反者は処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令されていない。