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偽ユダヤによって捏造されたプーチン像と歴史をくずす

「闇の正体は偽ユダヤ」海外記事の移行。 

プーチンとエルドアン / 国連とシリア / リビアからシリアへ

2016-08-25 19:05:16 | シリア ・中東


プーチンとエルドアン



○ 米副大統領が到着する直前 トルコ軍がシリアに軍事侵攻 ダーイシュやクルド人を攻撃した


アメリカのジョー・バイデン副大統領が8月24日にトルコを訪問したが、到着する何時間か前にトルコ軍の特殊部隊がシリア領内へ侵入した。


クルド人勢力とダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を全滅させることが目的だとトルコ政府は主張しているが、シリア政府は主権の侵害だと抗議、たとえダーイッシュを追い出したとしてもトルコとの関係が続いている武装勢力が入り込んでくるだけだともしている。

 

トルコではレジェップ・タイイップ・エルドアン政権の打倒を目指すクーデターがあったが、その背後ではアメリカやサウジアラビアが蠢いていたと言われている。

7月13日にトルコの首相はシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆していた。クーデターが企てられたのはその2日後だ。

 
ロシアと関係を強化しないように釘を刺すことがバイデンがトルコへ乗り込んだのだろう。

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608250000/






○ ロシアは、ワシントンの挑戦に耐えることができないと思えば、エルドアンは、ロシアと手を組みたがるまい。


エルドアンは、プーチンが、いつまでもワシントンに協力を要求していると見ており、ワシントンが、これを、ロシアの弱さの印だと見ているのをエルドアンは理解している。


ワシントンは、プーチンを侮辱しているのに、プーチンの対応は、ISISに対する協力要求だ。 

どちら側も勝てない戦争を、彼は避けたいのだ。プーチンは、平和の人なので、生命を救うためなら侮辱されるのも辞さない。これは実に立派なことだ。


だが、それがエルドアンの見方とは限らない。エルドアンは、アメリカ政府と同じ見方をする可能性がある。弱さだ。



ワシントンが、NATO解体を決して望んでおらず、何としてでも、トルコをNATO内に引き止めようとするのは確実だ。

ワシントンは、ギュレンをエルドアンに引き渡すことが可能で、10億ドルをエルドアンの銀行口座に振り込むことができる。


 モスクワがギュレンを引き渡すことは不可能で、エリツィンが、IMF経由で伝えられたアメリカの助言を受け入れたために、ロシア・ルーブルはアメリカ・ドルの代わりにはなれない。


ロシアにとっての本当の危険は、欧米に受け入れられたいというロシアの願望にある。ロシア人がこの願望を持ち続ける限り、国民として命運は尽きている。



あらゆる意味で、ロシア政府内部のこの親欧米派連中は、事実上、国家反逆党の党員なのだ。ところが連中は、ロシアの果断さに対する制約として機能している。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-13b3.html





◎ 8.25  シリア、トルコ軍の侵入を厳しく非難


外務省の声明には、シリア領内におけるいかなる反テロ作戦もシリア政府との合意に基づいて行われねばならないと書かれ、トルコ軍の侵入によって北部にいる「ダーイシュ(IS,イスラム国)」は他のテロ組織と入れ替わると指摘されている。



シリアにおけるクルド人の自治機関はトルコ空軍がジャラブルス市を空爆したことによって一般市民29人が殺害されたとする非難声明を表している。


さらに3千人を超える市民がジャラブルス市からの避難を余儀なくされた。
先に報じられたところでは、トルコ軍の戦車部隊が国境を越え、シリアへ侵入した。





8.25 国連シリア常駐代表:シリアにおける化学兵器使用の背後勢力は国連安保理諸国の支持を受けている


スプートニクの独占インタビューで国連のバシャール・アル・ジャアファリシリア常駐代表は、国連安全保障理事会はシリアにおける化学兵器使用の調査を妨害している、と述べた。


アレッポで最初の化学ガス攻撃が行われた後、同氏はシリア政府による調査への協力を国連事務総長に要請した。


事務総長は明確に、化学兵器使用の背後にいる勢力の特定を助けることはできない、との立場を示した。


「我々は一定の政治的状況により国連安全保障理事会のメンバーらが攻撃の背後にある勢力が特定されないままであることを望んでいるのだということをはっきり理解した」


「今や国連の一番下っ端の外交官でも既にシリアとイラクで何が起こっているか理解している。

テロとの闘いはシリア当局と連携して公正な国際的連合を創設する以外に不可能である。人々は国際法の何たるかを忘れてしまった」


同時に、同氏は、シリアの騒乱はトルコによるものであるとして、トルコによるテロリスト支援を非難した。トルコは独自の計画を実現するためダーイシュ(IS)に資金を提供しているという。





破壊と殺戮が続くリビアを米軍が空爆した背景にシリアでのロシア軍によるダーイッシュ攻撃成功


8月1日にアメリカ軍はリビアのシルテに対する空爆を開始した発表された。ここはダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が拠点にしている都市。

 
2011年2月からリビアはアメリカ/NATO、サウジアラビアやカタールなどペルシャ湾岸産油国、イスラエルなどに先制攻撃され、10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は崩壊した。



その時にカダフィが惨殺されているが、その事実をCBSのインタビュー中に知らされたヒラリー・クリントンは「来た、見た、死んだ」と口にし、喜んでいる。その姿は映像として残された。

 

この侵略で地上軍として戦っていた部隊の中心はアル・カイダ系武装集団のLIFG。

カダフィ体制が倒された後、その幹部はダーイッシュに加わったと主張するジャーナリストもいる。

また、2012年7月に行われた選挙で成立した政府はイスラム色が濃く、ダーイッシュとつながっているとも言われていたが、最近はシルテに対する攻撃を続けているようで、状況が変化している。


 これはシリアにおけるロシア軍の空爆でアレッポをシリア政府軍が奪還しそうになっていることも関係していると見る人もいる。


昨年9月30日にロシア軍が空爆を始めて以降、ダーイッシュなど侵略軍は大きなダメージを受けている。

 
カダフィ体制が崩壊した後、リビア軍の倉庫から武器/兵器が持ち出されてトルコへ運ばれたが、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュによると、輸送の拠点になったのはベンガジにあるCIAの施設。



輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われたとも伝えられている。化学兵器も含まれ、これをシリアで使い、政府軍に責任をなすりつけてNATO軍が直接、シリアへ軍事介入する口実にしようとしたと言われている。

 

そうした事実をアメリカ国務省は黙認した。


しかも、クリントンの部下にあたるクリストファー・スティーブンス大使は2012年9月10日、CIAの武器輸送担当者と会談、その翌日には武器を輸送する海運会社の人間と会っている。勿論、武器はトルコ経由でシリアの侵略軍へ渡される手はずになっていた。

 

その9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃されてスティーブンス大使が殺された。議会が首相を指名する前日だ。

 
こうした工作がアル・カイダ系武装集団の増強につながることはバラク・オバマ大統領も情報機関から警告されていた。


例えば、2012年8月にDIA(国防情報局)は反シリア政府軍について、主力はサラフ主義者(ワッハーブ派)、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIだとホワイトハウスへ報告している。

シリアのアル・カイダ系武装集団としてアル・ヌスラが有名だが、DIAによると、アル・ヌスラはAQIの別名で、こうした集団は西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとしていた。


後にクリントンの電子メールがハッキングされるが、その中にはスティーブンス大使らが殺された事件に関する情報が含まれ、ベンガジを含む襲撃に資金を出したのはサウジアラビアのスンニ派(ワッハーブ派)だということを示す証拠をフランスとリビアの情報機関が持っているとされている。

 


2014年に行われた選挙では世俗派が勝利したが、イスラム系は政権交代を認めない。

新政権はリビア東部のトブルクに新たな議会を設立、アメリカ、イギリス、フランス、エジプト、アラブ首長国連邦などから支持されている。

 
ダーイッシュを含むアル・カイダ系武装集団は傭兵集団。 その仕組みを作り上げたのは、ジミー・カーター政権で大統領補佐官を務めたズビグネフ・ブレジンスキーだ。



 こうした傭兵集団をアメリカ、イスラエル、サウジアラビアが雇っていることは広く知られているとはいうものの、具体的な証拠が出てくると、こうした国々は困るだろう。シリアでダーイッシュなどが壊滅した場合、アメリカが行ってきた「テロとの戦い」に対する批判も高まる。

 

アメリカは新たなタグを作ってダーイッシュなどを処分する動きも見せているが、そうしたタグの付け替えをロシアは無視している。

戦闘員の「雇い止め」は別の問題を発生させるだろう。アメリカの好戦派は自分たちが作り上げたモンスターの処分に困り始めている。

 

そうしたこともあり、中東/北アフリカ侵略を主導してきたネオコンなど好戦派はシリアに対するアメリカ/NATOによる本格的攻撃を目論んでいるが、それはアメリカとロシアとの直接的な軍事衝突に発展する可能性がある。



負けるわけにはいかないネオコンは核戦争を始めるしかない。そうした好戦派に担がれている大統領候補がヒラリー・クリントン。そうした構図の中でアメリカの好戦派は東シナ海や南シナ海で軍事的な緊張を高めてきた。それに従っているのが日本の菅直人、野田佳彦、安倍晋三の3政権である。

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608100000/





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