本日、二回目のワクチン接種に行って来ます
この間、知人のブログを読んでいたら、合わせ目の話が出ていたので、ちょっと個人的な感想を記載しておきます
まず最初に、ガンプラ等の制作時に「リアルを求めるなら合わせ目は消さなくては」と言う方がいますが、空想科学上のメカにリアル(現実)はありません
それを踏まえて、模型造りは個人の趣味ですので、他人様にとやかく言われる覚えは無いと考えています
現用兵器のキットで各メーカーさんから発売されている、戦闘機・戦車・戦艦等はサイズにもよりますが、バリやパーツの反りで、どうしてもパーツ間の段差が発生するので、必然的にライン調整と合わせ目消しは必要になりますから、今回はキャラクターキットに限っての話になります
何点かの完成品で、個人的な考え方を記載します
重戦機エルガイム:1/144:ヌーベルディザード
旧キットの関節を、全てポリキャップ可動に変更して、可動範囲の拡張と可動方向の追加を行った以外は、バインダーの形状を部分的に改造した程度です。
キットとしてはシリーズ後期の物なので、良く出来てはいましたが、パーツ自体の接着が不可欠な事と、パーツ間に多少のズレはどうしても出てしまうので、全パーツ合わせ目は徹底的に消しています。
重戦機エルガイム:HG:エルガイム:ヘビーコーディングバージョン
バンダイさんお得意のコーディング系のキットになりますが、この分類のものに関しては、合わせ目消し=全塗装になりますので、何の為に高額のコーディングキットを購入したのか分からなくなりますから、敢えてそのままで仕上げています。
旧キットと比べると、スナップフィットになっていて接着剤は不要、尚且つABS関節がメインで可動範囲も広いのですが、合わせ目処理が必要といえば必要そうな部分は何か所かあります。
聖戦士ダンバイン:1/72:ダンバイン
流石にキット自体が古い事と、この当時の造形は現代には合いませんので、弄っていない部分が無い位に改造していますから、当然の如く合わせ目消して全塗装しています。
パテを使って盛る作業をしたり、パーツ間の隙間を埋める工程が発生するキットは、一か所でもやる事になると、そのキット自体全ての部分の合わせ目を消さないと、全体的に見た目が悪くなるのでやっています。
聖戦士ダンバイン:HGAB:ダンバイン
この辺りのキットと昨今のガンプラのHGキットになってくると、合わせ目が部分的に気になる程度になって来ているので、折角スナップフィットでサクサク組めるのだから、部分塗装で仕上げて飾ろうという思考に変わってきました。
流石に模型造りも50年目になって来ているので、昔の造り方から改善された点は、そのまま生かす方向で使いたいと思いますし、個人の為の完成体なのと、これで商売をしようとは考えていないので、現状のやり方で続けたいと思っています。
合わせ目についてのお話、大変興味深く読ませて頂きました。
リアル物?の航空機・戦車etc等でも「きれいに消しました」「いやあれは元々実機にもある」など
スケールにもよりますが、色々あります(^^;
「模型を作る」という趣味の世界なのですから、そこら辺はアレですよね。
塗装に関しても、コンプレッサーを使ってエアブラシでと言うのが当たり前のように言われても、そこら辺は個人の自由で良いと考えています。
自分の為の完成体を目指せれば、趣味の領域は満たしていると思っています。