、散歩コースの一つである山道(林道)を散歩をしていると、愛犬ミカ嬢が急に立ち止まり、例によ
って、路上に落ちた何かを、また口にした。(ダイエット中でお腹が空いているのだろうか・・・)
何だろうと、周囲をよく見ると木の実がたくさん落ちている。
さては・・・飲み込んでは大変と、あわてて取り出そうとすると、ウーウーと唸って、取られまいとい
きり立ち手に負えない。
平素はおとなしく従順なミカ嬢だが、おおかたの例に洩れず、食事中や物を口にしている時に、横か
ら手を出すと、ほとんどの動物は、奪われまいとして必死になって抵抗する。
生まれ持った本能が、無意識にそう反応させるのだろう。
結局、ポケットにあったお菓子でつって、ポロリと吐き出させたが、やはり大きなクヌギの実だった。
危ない、危ない・・・
そう言えば、昨夜は遅くなってから少し風が出ていたから、栗やどんぐり、クヌギ、椎の実などの木の
実が、夜のうちに落ちた様だ。
里の秋(唱歌)
静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた
明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す
さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよ御無事(ごぶじ)でと
今夜も 母さんと 祈ります
~どうぞ今日も良い一日を~
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