タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

  ♪お背戸に木の実の 落ちる夜は~♪

2014-10-09 | その他

、散歩コースの一つである山道(林道)を散歩をしていると、愛犬ミカ嬢が急に立ち止まり、例によ

って、路上に落ちた何かを、また口にした。(ダイエット中でお腹が空いているのだろうか・・・

何だろうと、周囲をよく見ると木の実がたくさん落ちている

さては・・・飲み込んでは大変と、あわてて取り出そうとすると、ウーウーと唸って、取られまいとい

きり立ち手えない。

平素はおとなしく従順なミカ嬢だが、おおかたの例に洩れず、食事中や物を口にしている時に、横か

手を出すと、ほとんどの動物は、奪われまいとして必死になって抵抗する。

生まれ持った本能が、無意識にそう反応させるのだろう。

結局、ポケットにあったお菓子でつって、ポロリと吐き出させたが、やはり大きなクヌギの実だった。

危ない、危ない・・・

そう言えば、昨夜は遅くなってから少し風が出ていたから、栗やどんぐり、クヌギ、椎の実などの木の

実が、夜のうちに落ちた様だ。

里の秋(唱歌)

静かな静かな 里の秋
 お背戸に木の実の 落ちる夜は
 ああ 母さんとただ二人
 栗の実 煮てます いろりばた

明るい明るい 星の空
 鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
 ああ 父さんのあの笑顔
 栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子(やし)の島
 お舟にゆられて 帰られる
 ああ 父さんよ御無事(ごぶじ)でと
 今夜も 母さんと 祈ります
~どうぞ今日も良い一日を~                      
 

この胸のときめきををダスティ・スプリングフィールドでどうぞ


めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かげ  ~紫式部~

2014-10-07 | その他

                  ムラサキシキブ(紫式部)

これはムラサキシキブ(紫式部)ではなくて、コムラサキ(小紫)という。

今の時期庭の片隅などで、きれいな濃い紫色の実を、鈴生りに枝垂れています。

一般に家の庭などに植えて楽しんでいるのがコムラサキ(小紫)、本来のムラサ

キシキブ(紫式部)は、実がまばらに着くのがコムラサキとの違い(特徴)で、樹も

もっと大きくなる。

ムラサキシキブの名の由来は、きっときれいな紫色の実に寄せる語呂合わせな

のだろう。などと見る人それぞれに思いを巡らす。

いやいやそうではなくて、元々は実をびっしり着けることから「紫重実・敷き実」

、すなわちムラサキシキミ(敷き実)と呼ばれていたたものが、いつの頃からか

清楚なの実の美しさから、平安の昔「源氏物語」作者で歌人、美才女であった

紫式部」に喩えたとの説がある。

また別の名を、紫の実の多さから、ミムラサキ(実紫)とも呼ぶそうな。

花言葉も『上品』とか。

 初夏から夏にかけて咲く、ムラサキシキブの花

~今日も良い一日であります様に~


  ♪ほんものの愛とは何だろう♪ (映画:寒椿・南野陽子)

2014-10-06 | その他

            ~映画『寒椿』の南野陽子を顔にいっぱい光を当てて描いた見ました~

パソコンの「Dビデオ」なるものを娘に教えてもらい、その中から映画『寒椿』が面白そうであったため、時間

潰しに観てみました。(1992年公開

いわゆるパソコン映画ですが、スクリーンが小さい分、映像は飛び切りきれいで、この映画の監督、降旗映

像ワールドを見られただけでも、一見の価値はありました。

「昭和初期の高知、花街で、人の心が分かる女衒(ぜげん)として知られた富田岩伍(西田敏行)がいた。

 元は任侠の世界に生きた男、堅気の女と結婚するためきっぱりとやくざな世界から足を洗い、女衒(ぜげん

となったが、女をり買いする岩伍の家業に馴染めず、妻の喜和は家を去ってしまう。

岩伍のもとには、ひとり息子の健太郎が残される。

多感な少年健太郎は、女衒の父親への反発と、父としての一種の共感の中で父親を見つめ育っていく。

 そんなある日、父親の博打の借金のカタに、高知で初のバスガイドといわれる貞子(南野陽子)が、愚

にもつかない父親に連れられ、売られてきた。

普通であれば即、女郎という苦界に身を落とすことになりかねない貞子だったが、高知一の料亭・陽暉

楼の主人が、白楽天の牡丹を詠んだ詩 「花開き、花落つ二十日、一城の人皆狂せるがごとし」 を引用

し、この子が笑えば人が皆心奪われると、芸妓(女郎より格段ましな)として仕込まれることになる。・・・陽

暉楼の主人より「牡丹」の源氏名を与えられ、貞子は一躍売れっ子になって行く・・・色街で様々な男達

が、色と欲の世界に牡丹を引き込んで行くのだが・・・

牡丹の心は、無情な親に売られた自分に優しく接してくれた人「岩伍」を一貫して思い慕っているのだっ

た。

そんな折、高知で平民選挙が行われることとなり、牡丹は政治対立の場に否応なく巻き込まれて行く・・

・そして牡丹のその後の運命を大きく狂わせてしまうのだが・・・・」

高知・花街を舞台に繰り広げられる、男と女が織りなす”愛と侠気の世界”を描いた、宮尾登美子原作

の世界を映画化したものであるが、「鬼龍院花子の生涯」「陽暉楼」「序の舞」など一連の宮尾ワールド

の連作の中の作品である。

作品の芸術性はともかく、映画は、観る側の人々がそれぞれにどこにどう感動したかであると思う当方

には、これは、これで・・・

愛には様々な形があるが、本物の『愛』とは何んなのだろうか? と考えさせてくれる映画ではなかった

だろうかと思う。

劇中、倍賞千恵子の「寒椿」が流れているが、この歌がこの映画をよく物語っている・・・・・・

真っ赤な花が 点々と 雪路 染めていく         泣きたいことがある 夜は 小指の骨をかむ

 咲いて見れば 力ずくで 散らされるの 寒の椿      痛い、つらい、ひどい、寒い でもあの日に比べたなら

ほとばしる紅い血で 浄めたいのそっと          うっすら透ける 静脈に 女の意地がある

 あなただけを憶えてて 手のひらで 震えてた私を     抱かれながら 嘘と本音 嗅ぎわけている 春の嵐

 ・・・・・・・・・

~今日も良い一日であります様に~

ちょっとちょっと、私にもおやつ頂戴ヨ

~ジルベール・ベコーのそして今は


 菊の香や 奈良には古き 仏達 (松尾芭蕉)

2014-10-04 | その他

一週間ばかり、知り合いの相談に乗るため、県外に旅しておりましたが、その

一件にも、何とか明るい兆しが見えて来たので、昨夜自宅に戻ってきました。

いや~・・・人の人生には、様々な事(山あり谷あり)が待ち受けているもので

すね~・・・ちょっと疲れました。

一夜明けて今朝、陽のあたる南側の縁側に出て、コーヒーを飲みながら、フッ

庭先に目をやると、庭の一隅に白い玉簾と、その向こうに赤紫・白の秋名菊の

花が、紅白のコントラストも鮮やかに咲いていました。

秋明菊は、秋牡丹、・紫衣菊・加賀菊・越前菊・貴船菊など、日本人好みのまた

の名をたくさん持っている、中国渡来の歴史の深い花です。

我が家では、居間の南面の小庭に、玉簾(タマスダレ)と前後して植えてある

ために、ずらっと並んで咲く”南京玉簾”越しに、秋名菊の花がぐっと引き立って

、とてもきれいな佇まいを見せております。 

玉簾(タマスダレ)は、夏から秋に掛けて咲き、如何にも涼し気に「夏水仙」とも

呼ばれている清楚な花です

~今日も良い一日を~

久し振りの時間なのに、お父さんPCばかりじゃなくて、私と遊んでヨ