タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かげ  ~紫式部~

2014-10-07 | その他

                  ムラサキシキブ(紫式部)

これはムラサキシキブ(紫式部)ではなくて、コムラサキ(小紫)という。

今の時期庭の片隅などで、きれいな濃い紫色の実を、鈴生りに枝垂れています。

一般に家の庭などに植えて楽しんでいるのがコムラサキ(小紫)、本来のムラサ

キシキブ(紫式部)は、実がまばらに着くのがコムラサキとの違い(特徴)で、樹も

もっと大きくなる。

ムラサキシキブの名の由来は、きっときれいな紫色の実に寄せる語呂合わせな

のだろう。などと見る人それぞれに思いを巡らす。

いやいやそうではなくて、元々は実をびっしり着けることから「紫重実・敷き実」

、すなわちムラサキシキミ(敷き実)と呼ばれていたたものが、いつの頃からか

清楚なの実の美しさから、平安の昔「源氏物語」作者で歌人、美才女であった

紫式部」に喩えたとの説がある。

また別の名を、紫の実の多さから、ミムラサキ(実紫)とも呼ぶそうな。

花言葉も『上品』とか。

 初夏から夏にかけて咲く、ムラサキシキブの花

~今日も良い一日であります様に~