タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

   ~ エナガの幼鳥・・・赤い瞼 ~

2020-05-10 | その他

エナガの幼鳥

野鳥撮影を始めてから約1年半が経ちますが、何と言っても、種の識別には、苦労をしております。  このエナガの幼鳥を撮った時も、この時期、森の木々の葉が生繁っている上に、小さな野鳥ですので、見付けること自体が難しい上に、忙しく動きまらるので、なかなか撮ることが出来ません。  最初は、尾っぽが長いので「エナガ」かな? とも思いましたが、背中や尾は焦げ茶色なので、あれ! 違うかな?。。。帰宅後、早速リサーチして見ますと、やっぱりエナガの幼鳥でした。

目の周りから顔(頬)・背中にかけて焦げ茶色、瞼の真っ赤が特徴の幼鳥でした。  私の既成イメージとしては、成鳥の黒・白ツートンカラーでした。

※『換羽』とは・・・古い羽毛が抜け落ちて、新羽に替ることを言います。  換羽は、繁殖時期や渡りの時期と関連し,成鳥は少くとも年1回、大半の鳥では、 繁殖前 と 繁殖後の年2回、少数の鳥では、年3回換羽する。   幼鳥は巣立ち後冬までの間に、幼羽から成鳥羽になる。  換羽は一般に翼、尾、体羽の順で起り、体の両側で同じ種類の羽毛が少しずつ抜け替っていく。  そのため大半の鳥は生活上、特に支障をきたすことはないが、ガン・カモ科の鳥は風切が一時に抜け替り、一時飛べない時期がある。

この様に一口に「換羽」と言っても、一時飛べない時期がある。のは、野鳥にとっては死活問題です。(餌が捕食出来ない。・天敵に襲われても逃げられない。)

瞼が☟赤いのが特徴

以上、今日の野鳥は、「エナガの幼鳥」でした。