タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

   ※ 『ふまれてたんぽぽ、ひらいてたんぽぽ』   種田山頭火 ※

2020-05-03 | その他

久し振りの雨の朝です。  気分だけでも晴れやかに。  以前撮った枕木山頂(華蔵寺)からパノラマ写真。  晴天のもと、眼下に広がる「大山(鳥取県:大山町)・中海・牡丹の島(大根島:松江市)等をUPします。

              ☟大山        ☟牡丹の島

ニホンカワトンボ(ほぼ日本全土に分布)

 


タンポポ:鼓草(つづみぐさ)

ふまれてたんぽぽ、ひらいてたんぽぽ
種田山頭火(山頭火句集より)


孤独と漂泊(放浪)の俳人・山頭火の句です。
 たんぽぽは、必ず踏まれる宿命にある。 また、踏まれても

必ず太陽の様に花開くのもたんぽぽである。  

だから、辛いことや苦しいことがあっても、

自分もいつかは
必ず、たんぽぽの様に花を咲かせることができる。

山頭火も、すべてを捨てて放浪の旅をしながらも、「生きる」ことは

放棄しませんでした。  大自然の中に身を委ねて、仏と会話することで、

おのれの人生を生き切ったのです。

※たとえ踏まれる宿命にあっても、いつか必ず青空に光り輝く、太陽のように花開くものである。※