一足早いですが、待ち切れずに行って来ました。
出雲市・「荒神谷」の古代ハスの花は、チラホラと咲き始めたところでした。
この分では7月上旬頃には、池いっぱいに大輪の花が咲き揃うのではないでしょうか。
このハスの花は、1951年、千葉県落合遺跡発掘の際、大賀一郎博士(関東学院大講師)
等の努力によって、舟溜まりと見られる場所の、丸木舟(ノアの箱舟?)から、3粒の種が
発見され、再生が試みられた結果、最後の一粒が発芽、開花したものだそうです。
通称「2000年ハス」等と呼ばれていますが、最近、米国の権威ある機関の調査による
と、3000年以上前とも言われています。
甦った古代ハスは、その後、国内外に送られ、大田市に送られたものが、ここ荒神谷遺
跡公園にもお裾分けされたもの様です。
大田市では、1965年奇しくも大賀博士が他界されたその日に開花したそうです。
何かしら仏や神の存在を感じさせる花です。
今日は、ハスの花を観た後、358本の銅剣や銅鐸、銅矛の発掘場所も観て帰りま
した。
★荒神谷遺跡の青銅器群 (2011・12・21)