タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

朝の雨 蓮ある池を 見て過ぎる。   (正岡子規)

2012-06-26 | 植物

一足早いですが、待ち切れずに行って来ました。

出雲市・「荒神谷」の古代ハスの花は、チラホラと咲き始めたところでした。

この分では7月上旬頃には、池いっぱいに大輪の花が咲き揃うのではないでしょうか。

このハスの花は、1951年、千葉県落合遺跡発掘の際、大賀一郎博士(関東学院大講師)

等の努力によって、舟溜まりと見られる場所の、丸木舟ノアの箱舟?)から3粒の種

発見され、再生が試みられた結果、後の一粒発芽、開花したものだそうです。

通称「2000年ハス」等と呼ばれていますが、最近、米国の権威ある機関の調査による

、3000年以上前とも言われています。

甦った古代ハスは、その後、国内外に送られ、大田市に送られたものが、ここ荒神谷遺

跡公園にもお裾分けされたもの様です。

大田市では、1965年奇しくも大賀博士が他界されたその日に開花したそうです。

何かしら仏や神の存在を感じさせる花です。

今日は、ハスの花を観た後、358本の銅剣や銅鐸、銅矛の発掘場所も観て帰りま

した。

★荒神谷遺跡の青銅器群                    (2011・12・21)