画像は、99年生きてきた手。週に二回点滴の針をさす手。大好きな饅頭をつまんで食べる手。月に一度か二度、認知症のスイッチが、入ってしまうと、ご機嫌伺いに、顔をのぞくと、素早く、拳骨を飛ばす手。こんな時は、興奮をさせないよう、ひとりぼっちにしておく。ばあちゃんのストレス、解消の日だ。まだまだ、元気。前回の続き。ごっくんと、飲み込めばいいのだが、その飲み込む舌の動きを、思い出させるのに、二人がかりだった。ひと匙入れるその時、のどぼとけをなでたり、下あごのくぼみを押したり、こめかみを押したりした。やわらかいものだが、自分の口で、噛んで食べる。脳の働きにはいいのだと思う。甘いものは、脳にもいいのかも。ご飯のおかずは、舌でくだける食材が、形のままでお膳にでるので、食べたいものを指さす。食べれることが、長生きできるもの。点滴は、念のために、水分の補給をしている。あのときから、一年になるなぁって、思い出している。
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